撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

迫力ある事故の怖さを体感!スケアード・ストレート自転車交通安全教室を実施

2014年10月20日 | こんなことがありました!

10月20日(月)午前10時50分から、箕面市立第六中学校で、スケアード・ストレートを用いた自転車交通安全教室が全校生徒を対象に実施されました。

 

小雨が降る中、第六中学校の運動場で開催された安全教室では、プロのスタントマンが、雨の日によく見かける傘差し運転をした自転車と二人乗りをした自転車同士の正面衝突事故を再現しました。ガッシャーンという衝撃音とともに、自転車に乗ったスタントマンが転倒し、生徒たちはあまりの迫力に思わず目をつぶったり、「きゃー」「危ない!」と悲鳴を上げていました。

 


安全教室では、このほかにも時速40㎞の自動車と自転車の衝突事故、トラック左折時の巻き込み事故など全部で7つの事故が再現され、生徒らは真剣なまなざしで見学しました。再現事故を見た後は、正しい自転車の乗り方や事故に合わないための行動などの説明があり、生徒らは熱心に聞き入っていました。

 

スケアード・ストレートとは、恐怖を直視させるという意味で、怖い思いやひやっとする実感を通じ、危険な行動を自ら行わないようにする教育技法です。今回の自転車安全教室は、プロのスタントマンが交通事故をリアルに再現することで、中学生に事故の「怖さ」を体感し、交通ルールを守る大切さや無謀運転の危険性を学んでもらおうと実施されました。

 

箕面市では、2010年に発生した中学生の死亡事故を教訓に、平成24年からこのスケアード・ストレート自転車安全教室を始め、3年間で市立中学校全8校において順次実施しています。また、来年1月1日には「箕面市自転車安全利用条例」を施行し、警察と連携して学校や家庭における自転車安全教育の徹底を促します。

 

自転車安全教室を体験した1年生の前田美歩さんは、「私も以前に自転車に乗っていたとき車道に横転し、ひやっとしたことがあります。あのときはけがもありませんでしたが、これからも事故に遭わないよう自転車の乗り方に気をつけようと思いました」と話していました。2年生の濱坂輝雪さんは、「よく自転車に乗りますが、再現事故を見て、自転車は少し乗り方を間違えるだけで思った以上に怖い事故につながるということに気づかされました」と話しました。

 

 <すごい迫力!みんなも事故に遭わないように自転車に乗るときは、交通ルールを守ってね!

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野菜が元気に育っています

2014年10月20日 | こんなことがありました!

  

つぶらな瞳のバッタとカエル。私たちにとってはかわいく見えるこの小動物たちですが、実はこのバッタ、農家にとっては大の天敵。

バッタがとまっているのはハクサイの葉っぱ。そしてこのハクサイは箕面の子どもたちのおなかにおさまる予定なのです。

  

昨年から始まった中学校給食。それを機会に箕面市では地元農家さんが作った野菜を給食に使うというシステムを作りました。

市街地でありながら箕面には思いの外多くの田畑があり、それぞれの畑では農家さんがこだわりを持って作物を育てておられます。

 

ある農家さんは、「たまねぎの糸みたいな葉っぱは草と見分けがつかない。本当は面倒だから作りたくないんだが、給食にはたまねぎをよく使うと聞くんで、女房に手伝ってもろてせっせと草ひいてるんや」。

 

またある農家さんは、「子どもたちの口に入るから農薬は一切使わん。ほかの畑から虫がぎょうさん来て大変やけど。」と、おとなの中指より大きいいも虫をひとひねり。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一粒のタネから育てたカブも、ようやく土から顔を出し始めました。

 

  

 

一方、農地の存続を目指して立ち上げた農業公社の畑では、若い農業者が試行錯誤を繰り返しながら給食のためにと完全無農薬で難しい野菜作りに挑んでいます。

 

  

 

学校の栄養士もこの気持ちにこたえようと、野菜のおいしさと栄養を最大限に生かした献立を考えています。1食に使う野菜は1日の必要量の3分の1に当たる約120g。野菜嫌いでもおいしく食べられるように和・洋・中、いろいろな調理法と味付けで登場させます。

 

 

 

各中学校区にある畑へそれぞれの栄養士が出向き、農家さんからお話を伺いました。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、畑では、小さなたまねぎの苗、結球し始めたキャベツ、エコ農産物のオレンジハクサイまで、みずみずしい野菜たちがすくすく育ち、出番を待っています。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は度重なる台風や豪雨の影響もあって、例年よりも2週間から20日、作業が遅れているとのこと。その中にあっても、「一度にできてしまわないよう、時期をずらして植え付けしている」と、ふさふさのにんじんと芽生えたばかりのと、2種類のにんじんを見せていただき、どこまでも子どもたちのために心を配っていただいていることを感じました。

 

 

最後に、これから届けていただく立派なにんじんと記念撮影。子どもたちの身体と心に、おいしい野菜が届くのを待っています。

 

 

 

 

おまけ。        

 

                              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは何の花でしょう? 実(み)はこれです。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは「ゆうがお」。細くむいて乾かすと、巻きずしなどに使う「かんぴょう」になります。バッタがのんびりとひなたぼっこをしていました。

 

 

  【今日の給食】  (箕面市内の学校給食メニューを見ることができます)

 

 

 <こんなに安心でおいしい野菜を食べれるなんて幸せだね。みんな元気に育ってほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

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