4月22日水曜日に府立箕面東高校2年生の森 京介君(16歳)が、インターンシップ生として一般社団法人箕面市農業公社で職業体験をはじめました。
農業公社では、キャベツや玉ねぎなど学校給食へ出荷しながら農業経営し、市内農地を保全しています。森君は、9月までの毎週水曜日、朝から夕方まで農業のことを学び経験します。
「小さい頃、経験した農業体験が楽しかったので、”食べ物を生産する現場”でインターンシップしてみたい」というきっかけの森君。
今日の農作業は、新稲地区の公社農園で”ジャガイモの芽かき”です。
3月に植え付けた種イモの芽が30日ほどすると草丈が10センチメートル程度に成長しています。元気の良い芽を1本残して他の芽を全てかき取ります。間引く茎以外の根元を手で押さえるようにして、丁寧に引き抜いていきます。
茎の数を残し過ぎると実は沢山なりますが、一つ一つの実が小さくなってしまいますので芽かきをして大きなジャガイモを収穫できるようにします。
雑草防止するための真っ黒のマルチシートが張られた畝(うね)。マルチシートの穴から青々とした芽が太陽に向かって真っ直ぐに伸びています。
農業公社の職員から指導を受けながらの作業です。
「丁寧に芽をつむぎよ!」「はい!」
芽かきが終わった農園です。6月の収穫を待ちます!
次は、収穫の終わったキャベツ畑の掃除です。
畑を掃除して次の植付に備えて、”土を作ること”も大切な仕事です。
森君の感想は「作業はきつかったけど、まだまだ体力あります。野菜がどこで作られてるのか?もっと勉強したいです。来週もヨロシクお願いします」でした。
とても爽やかな笑顔です!
箕面市農業公社では、学校給食に野菜を出荷しながら、何世代にもたわり受け継がれてきた箕面の田畑を守っています。
公社職員の長谷川さん(写真右から2人目)は「都市にある農業公社だから、都会育ちの若い人に、こういう体験の機会を提供するのも役割です」と話してくれました。
<森君、お疲れ様モミ~!9月まで頑張ってね。6月のジャガイモの収穫が楽しみモミ~♪