撮れたて箕面ブログ

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ことばで伝える技術を競う!

2016年11月30日 | こんなことがありました!

11月12日(土曜日)、箕面市立箕面文化・交流センターにて、第35回箕面市青少年弁論大会が開催されました。

 


この大会は、市内在住・在学の中学生による弁論大会で、大舞台における弁論の機会を通じ、中学生が論理的な思考力と自己表現力を身につけることを目的に開催しており、今年は16名の中学生が出場しました。
(主催:箕面市・箕面市教育委員会・箕面ライオンズクラブ)

 

開会するまでは中学生は緊張でいっぱいの表情でしたが、いざ始まってみると、演台の上で堂々と熱弁をふるってくれました!
マイクを使わない形式で、自分の声そのものを会場に一生懸命に届けようと頑張っていました。

 

今大会もたくさんのかたにご来場いただきました!


16名の出場者とテーマを紹介します。

第一中学校 2年
大川 更紗(おおかわ さらさ)さん
テーマ「I Love みのお」

第一中学校 2年
江間 心(えま こころ)さん
テーマ「私の人生」

止々呂美中学校 1年
河野 百々寧(こうの ももね)さん
テーマ「ささえあう」

止々呂美中学校 2年
船石 瑞稀(ふないし みずき)さん
テーマ「勉強をすることの意味」

第二中学校 2年
 田中 ゆうな(たなか ゆうな)さん
テーマ「陸上部での活動・学んだ事」

第二中学校 3年
今西 美月(いまにし みつき)さん
テーマ「将来の自分像」

第三中学校 3年
荒巻 響(あらまき まゆら)さん
テーマ「チーム 役割は違っても、喜びは同じ」

第四中学校 2年
 土屋 美咲(つちや みさき)さん
テーマ「私が今一番伝えたいこと」

第六中学校 2年
上田 真生(うえだ まいく)さん
テーマ「ビブリオバトル」

第六中学校 3年
 前田 美歩(まえだ みほ)さん
テーマ「自分らしく努力と挑戦」

彩都の丘中学校 2年
内田 愛(うちだ めぐみ)さん
テーマ「垢抜けた性格について」

彩都の丘中学校 3年
戸祭 華子(とまつり はなこ)さん
テーマ「日本のすばらしさ」

彩都の丘中学校 3年
三宅 百合(みやけ ゆり)さん
テーマ「Global」

聖母被昇天学院中学校 1年
石津 紗也(いしづ さや)さん
テーマ「『いただきます』に感謝」

聖母被昇天学院中学校 2年
鑓 千洋(やり ゆきみ)さん
テーマ「歌と人」

聖母被昇天学院中学校 3年
川端 佳月(かわばた かづき)さん
テーマ「今、私が出来ること」


16名の出場者は思い思いのテーマで弁論を披露し、クラブ活動のことや、何でもない日常の大切さ、自分がこれまで頑張ってきたこと、将来の夢など、自分の言葉で一生懸命に表現していて、審査員の皆さんの採点にも力が入ります。

 

発表終了後は出場者全員に、これまでの努力を評して、努力賞が授与されました。


そしていよいよ結果発表と表彰です。
弁論のレベルが高く、優劣がつけにくい、と審査員の皆さんもずいぶん悩まれていました。

入賞者が発表され、賞状とトロフィー、副賞が授与されました。



出場された中学生のみなさん、お疲れ様でした。

「自分の思いを言葉で表現し、人に伝える」ということに全力で取り組んだ出場者のみなさん。
入賞されたかた、惜しくも入賞とならなかったかたに関わらず、この大きな舞台で自分の思いを精一杯表現したという経験は一生忘れられないものになるでしょう。
この経験を糧に、出場者のみなさんが大きく成長されることを期待しています!

なお、この弁論大会の記録写真の撮影は、毎年、大阪府立箕面東高等学校写真部のみなさんにご協力をいただいています。

審査員の皆様、この大会を支えてくださった関係者の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

 

 

<中学生のみんなの熱弁に感動したモミ~!
お客さんにとっても、中学生の思いを聞けるいい機会だったね!
箕面東高校写真部のみなさんも素敵な写真をありがとう!


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とどろみの森学園3年生が、”ゆず畑”を体験!

2016年11月30日 | こんなことがありました!

11月29日(火曜日)箕面市北部の止々呂美地区、箕面市立とどろみの森学園(止々呂美小・中学校)3年生67人が、ゆず畑で課外授業を行いました。
箕面森町の学校を午後1時に出発、30分ほど歩いて、下止々呂美地区 生産農家さんと農業サポーターさんが収穫作業をしている“ゆず畑”に到着です。

ものづくりの歴史と魅力を語ってくださるのは、ゆず農家の尾上善治さん。
「今でこそ、交通機関が発達していますが、昔は、箕面市北部の止々呂美から池田や大阪市内に出かけるには時間がかかった。だから、この地で現金収入を得て生活しようと山をきり開いて、栗、びわ、山椒、ゆず、炭などを生産する生活を始めました。」
「止々呂美のゆずは、全国的に見れば大生産地の徳島や高知には収穫量では到底及びません。でも、全国の大量生産される地域のほとんどは、大木に若木をつなぐ「接ぎ木」栽培です。
箕面のゆずの特徴は、自然に種から育てる実生栽培です。
村史に記載があるのは1330年ごろ、栽培が始まったとあります。ゴツゴツ荒々しく、実が大きいのが特徴です。」

(“地域の歩み”を熱く語ってくださる尾上善治さん)

 続いて、ゆずの実際の収穫方法など、生産農家 中上忠彦さんから説明がありました。
「剪定ばさみでこのように挟みます!収穫にあわせて枝木の剪定もします。
みんなも月に1度ぐらい散髪しますよね。ゆず樹木も散髪して風通しよくしてあげます。」

(剪定ばさみを使って実演、説明される中上忠彦さん)

中上さん:「皆さん。何か質問はありますか?」
子どもたち:「なぜ、するどい棘(とげ)があるのですか?」
中上さん:「難しい質問するなあ・・・もっと、簡単な質問ありませんか?」
熱のこもった小学生の質問に尾上さん、中上さんもタジタジです。

「うわー。あんなに高いところに上って収穫するんだ。すごい!」
現地で土を踏みしめ、観察して、さわって、感じて、“五感で愉しむ畑での授業”です。

高齢農家さんの農園の収穫についてどうしているのかについて、
「人手が足りない農園の収穫は、市民のボランティア「ゆず収穫・剪定サポーター」に応援に来ていただいています。今日は10人の皆さんが来てくださっています。」と説明があり、3年生は、収穫サポーターの活動も見学しました。

小学生や学校の先生ら、多くの方でにぎわったゆず畑。
農業サポーターさんに囲まれながら、尾上善治さんは、「子どもたちが、歴史や文化を学んで、この地を大切に想ってくれることは本当にうれしいことです。そして、子どもやサポーターさんが農園に来てくださることが、農作業の一番の励みにもなります。」と話されていました。

ひんやりと静まりかえったゆず農園。 心のどこかで、なんとなく懐かしさも感じる原風景、誰もが思わず深呼吸したくなります。
生産農家さんから直接お話しをうかがい、地域の生活を学べる体験学習でした。
尾上さん、中上さん、貴重な機会をありがとうございました。

 

 

<箕面のゆずには、古くからの歴史があるんだねー


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