21日(月曜日)に阪急宝塚線沿線観光あるき無料ガイドツアー「才ヶ原林道コース」が開催されました。
阪急宝塚線観光あるきとは、阪急電鉄や能勢電鉄の各駅から出発するまちあるき・ハイキングのことで、阪急電鉄(株)と能勢電鉄(株)、さらに阪急宝塚線・能勢電鉄沿線の自治体や観光協会などが協力して実施しています。
この観光あるきガイドツアーでは、箕面観光ボランティアガイド(MVG)による案内を聞けるのが魅力の一つです。
今回の「才ヶ原林道コース」は、ガイドの案内を聞きながら、箕面の紅葉の見どころをめぐるというとても贅沢なコース。
お天気は曇りでしたが気温が高く、お申込みいただいた34名の参加者が元気に阪急箕面駅前に集合しました。
午前10時、ボランティアガイドからコースと注意事項の説明を受けた後、4班に分かれていざ出発。
まずは、道中にある広場でストレッチ。今回のコースは山道も歩くのでよく体を伸ばしました。
ストレッチをした後、みのお山荘風の杜をめざして歩きました。
風の杜の駐車場出入り口付近にあるモミジは見頃で、参加者からは歓声が上がったり、写真を撮る姿が見られました。
赤と黄色のグラデーションで、綺麗なモミジの絨毯もできていました。
才ヶ原林道を通って、こもれび展望所へ。向こう側の山肌に見える紅葉を堪能しました。
その後、ビジターセンターに到着し昼食。センター内の紅葉も見頃で、紅葉を楽しみながらおしゃべりも弾み、ゆっくり疲れを癒しました。
お昼を終えて、また才ヶ原林道へ戻り、次は雲隣展望台をめざします。
少しキツい坂道のところもありましたが、綺麗に咲いていたカサブランカにエールをもらいながら箕面大滝に向かって歩きました。
途中、「カサブランカと椿は似ていますが、違いはどこかご存じですか?」などとガイドから草花についての話があり、普段見落としがちな草花に目を留めながら会話が弾み和気あいあいと歩きました。
箕面大滝に到着。大滝周辺の紅葉は例年周辺の紅葉より遅い傾向があり、見頃まではもう少し。それでも参加者の皆さんは思い思いに写真を撮っていました。
最後は、滝道を下り、紅葉のトンネルに迎えられ瀧安寺に到着。
ガイドからお寺についての話を聞き、解散となりました。
約9キロの見どころ満載のコースを歩き終えて、「綺麗な紅葉が見られて良かった」「ガイドさんからのお話が面白かった」など、参加者の皆さんは満足そうに帰路につかれました。
今年度の阪急宝塚線沿線観光あるきのガイドツアーは今回で終了となりますが、来年度も実施予定です。
ホームページやもみじだより等で募集しますので、ぜひチェックしてください。
<箕面の紅葉をたくさんのかたに楽しんでもらえて嬉しいモミ~