ライフプラザで「親子で楽しむお弁当作り」を行いました。
3歳の子どもと保護者が一緒になってお弁当を作ることで、食事のバランスを学んだり、野菜の味を楽しむ教室です。
「お弁当」を通して子どもたちの食育をサポートするために、食生活改善推進員(通称ヘルスメイト)の食のボランティアのかたと子育て支援センターの保育士、そして箕面産と食の推進室の栄養士が集まっています。
最初に、歌を歌ったり、食べ物の絵本をみたり、自己紹介をしてみんなと交流をしました。
その後、調理室でヘルスメイトさんからシンプルに焼くだけでおいしい野菜のおかずや、肉と一緒に野菜もとれる焼きとりの作り方など、料理のコツを聞きながらおかずができる様子を見学しました。
お弁当を詰める前に、栄養士がお弁当の量や、栄養のバランスをよくするために主食・主菜(肉、魚などのおかず)・副菜(野菜中心のおかず)を3:1:2で詰める方法について説明しました。
はじめに、ふっくらと炊きあがった箕面の新米で、白ごはんのおにぎりとゆかりのおにぎりをつくりました。
お料理を楽しめるきっかけとなるように、子どもたちも一緒におにぎりをにぎる体験をします。
子どもたちの中には、握るのが初めての子もたくさんいましたが、お母さんやヘルスメイトさんに助けてもらいながら慣れない手つきで一生懸命おにぎりをつくりました。
おにぎりを詰めたら、残りの半分におかずを詰めます。
ヘルスメイトが用意したおかずは、「鮭のホイル焼き」「ミニ焼きとり」「じゃこピーマン」「焼き野菜の焼きかぼちゃ・焼きれんこん」「さつまいものレモン煮」「白菜とじゃこのおかか煮」の全部で7種類。
おかずにはできるだけ箕面の野菜を取り入れています。
鶴首南瓜(かぼちゃ)は新稲の寺田さん、さつまいもは桜の中井さん、ミニ焼きとりに入っているさやいんげんは新稲の稲垣さん、鮭のホイル焼きの玉ねぎと、白菜とじゃこのおかか煮に入っているにんじんは箕面市農業公社が作ったものを使いました。
親子で、主菜と副菜が2:1になるように詰めていきます。
見た目も栄養バランスもばっちりなお弁当が完成しました。
自分でお弁当を詰める体験が、ごはんをよりいっそうおいしく感じさせているようでした。
栄養士からお弁当を栄養バランスよく詰めるコツを、そしてヘルスメイトからはおかず作りのコツを学ぶことができ、親子で作る体験を通して食への関心を高めることができます。
箕面産と食の推進室では、市民のかたに向けてたくさんの食の教室を開催しています。
食について不安のある方や、食に興味のある方はぜひご参加ください。
<彩り満点!栄養満点!のお弁当だね。小さい子も作れるなんてすごいな。モミジーヌも挑戦したい。