11月15日(木曜日)、大阪国際空港(伊丹空港)内で消防・警察・自衛隊・医療機関等が参加し、「大阪国際空港航空機事故対策総合訓練」が実施され、箕面市消防本部からは化学消防ポンプ自動車1台、隊員4名が参加しました。
この訓練は、航空機事故が発生した場合に備え関係機関と緊密な連携と協力により、迅速かつ適切な消火救助・災害医療活動を実施することを目的として、実際の航空機を使用して行っています。
「着陸後にエンジンから出火炎上、多数の負傷者が発生」との想定で訓練が開始され、まず、空港消防隊が消火活動を実施します。
そして、大阪国際空港を管轄する豊中市・池田市・伊丹市の各消防隊が第1次隊として活動します。
箕面市消防隊は、第2次隊として出動し、放水銃(長距離に放水することが可能)を使用し、消火活動を実施しまた。
火災の鎮火後、乗客の救急・救助活動が開始されました。
救出した乗客のケガの程度を判断するためトリアージを実施します。
重傷の乗客をヘリコプターで病院に搬送しました。
このような大規模で特殊な災害では、複数の機関との緊密な連携が必要であることを改めて確認し、活動技術の向上を図ることができました。
<このような訓練を重ねて、大災害時に対応に対応できるように備えているんだね