最高速度が時速80キロメートルにも達するモーターボートを体の一部のごとく操り、猛スピードで水面を疾走するボートレーサー。一瞬の油断も許されず、高い集中力、判断力、駆け引きなども求められることから、ボートレースは「水上の格闘技」とも呼ばれています。
本年11月から、このボートレース界にプロレーサーとして飛び込んでいく箕面市出身の東本千佳さんが、倉田市長を表敬訪問し、その決意と目標を語ってくださいました。
東本さんは、大学生の時にカヌー部に所属し、日々練習に励む中で、水上での身のこなしやボートの操作・整備の知識を身につけてきました。そして、この経験を生かすことができないかと考えていた時に出会ったのが、ボートレースでした。
「自分を律するのが得意」というご自身の長所を生かし、わずか7パーセント未満の合格率というボートレーサー養成所の入学試験に見事合格。そして、先日、1年間の厳しい訓練を無事修了されました。
日々の訓練はとても厳しかったようですが、カヌー部での経験を生かし、最後まで諦めることなく、ボートレースの技術や知識を自分のものにされたそうです。
これからの目標について尋ねられると、迷わず「人に元気を与えられるレーサーになることです」と応えられました。 「私の成長や活躍を通じて、応援してくれる皆さんを少しでも元気にできるよう、頑張っていきます」と強い決意を秘めた表情で語ってくださいました。
倉田市長は「厳しい訓練を修了され、本当にお疲れ様でした。プロレーサーは勝負の世界だと思いますが、ぜひ一日でも早く優勝して、表彰させてください!」と激励しました。
東本さんの初戦は、11月25日(月曜日)にボートレース住之江で開催される「第23回ブルースターカップ」です。箕面市出身のプロレーサー東本さんの勇姿をぜひご覧ください。
<努力で掴んだ夢の舞台!これからの活躍を、モミジーヌも応援してるよ♪