撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

この道具ってどうやって使うの?郷土資料館企画展「くらしのどうぐ展」を開催しています。

2019年12月20日 | こんなことがありました!

明治から昭和期にかけて使用されていた生活道具を展示する「くらしのどうぐ展」が、令和元年12月20日(金曜日)から令和2年3月25日(水曜日)まで、箕面市立郷土資料館(箕面6-3-1)で開催されています。この企画展は平成8年に初めて開催され、今回で23回目となります。

今回の「くらしのどうぐ展」では、伸子針(しんしばり)、氷冷蔵庫、櫓炬燵、謄写版など100点以上の道具を「衣・食・住・学・遊」の5つのコーナーに分けて展示しています。使用する日常の場面ごとに道具を分けて展示しているので、昔の道具には暮らしを便利にするための工夫がたくさん詰まっていたことを、より身近に感じることができます。


(仕組みは現代のこたつとほとんど変わらない櫓炬燵)

例えば、「住」コーナーに展示されている自在炬燵(じざいこたつ)は、木枠の中に炭を入れて暖を取る道具で、湯たんぽと同じように使用されていました。この自在炬燵は、就寝時に布団の中で蹴って転がしてしまっても、中の炭入れから炭が外に落ちないよう、炭入れが360度回転する仕組みになっています。また、現在でも利用されているハクキンカイロや湯たんぽなども「住」コーナーに展示されています。


(冬のくらしに役立つものたち。今でも使ってるものもありますね。)


(真ん中の麦茶冷やしは、その見た目からメガホンと思いました…。)

このほか「学」と「遊」のコーナーでは、昔使用されていた教科書、謄写版、プリントゴッコや羽子板など当時の勉強道具やおもちゃなどが展示されており、大人が見ると懐かしく、子どもが見ると今の道具との違いをより身近に感じることができます。


(ガリガリと音が鳴る印刷道具の謄写版)


(プリントゴッコを見て懐かしくなりました。発売されたのは昭和50年代…)


(おもちゃも実際に遊んだことがあるものが多かったです…)

昨年好評だった昔の道具を実際に触れて比べることができる「さわれるコーナー」が今年も設けられています。今回の触れる道具は「自在炬燵」「電気アイロン」「火のし」「五つ玉そろばん」など4セットあり、道具の構造や仕組みを実際に目で見て手で触って体験することができます。


(さわれるコーナー。アイロンの重さに驚愕しました。)


(中の炭入れが自在に動く名前のとおりの自在炬燵)

この企画展には毎年、小学3年生が社会科で「昔のくらし」を学ぶため、箕面市のみならず、池田市、豊中市や大阪市の小学校からも見学に訪れます。毎年、約30校が見学に訪れており、今回も既に8校から見学の申込みが入っています。

 

郷土資料館を訪れた芝坂 武彦さんは「この企画展には、運動がてら毎年来ています。小さい頃に使っていた物は、何度見ても当時の思い出がよみがえりますね。謄写版は学校の部活動で使っていて、よく鉄筆でガリガリしていました。もう今では見ることができない物ばかりなので、とても懐かしい気持ちになりました。」と話しました。


(謄写版を見て当時を思い出す芝坂さん)

同資料館学芸員の小川 紗弥子さんは「現在は家電製品やスマートフォンなどを用いて便利に生活ができますが、電気がない時代の知恵と工夫を感じていただけるよう展示しました。また、さわれるコーナーの自在炬燵や電気アイロンをぜひ触ってみてください。『中が回転してる!』『え!こんなに重たいの!?』などびっくりしてもらえるとうれしいです。大人も子どもも楽しめますので、ご家族での来館をお待ちしております。」とコメントしました。

 

 

企画展「くらしのどうぐ展」
開催期間 令和元年12月20日(金曜日)から令和2年3月25日(水曜日)まで
      (休館日:毎週木曜日、12月29日~1月3日)
開館時間  午前10時から午後5時まで
開催場所  郷土資料館(箕面6-3-1、阪急箕面駅から東へ徒歩約2分)
        電話:072-723-2235、ファクス:072-724-9694
入 場 料  無料

 

<当時の人の知恵と工夫ってすごいね!


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絵本作家の岡田よしたかさんが箕面市立かやの幼稚園で絵本の読み聞かせを行いました。

2019年12月20日 | こんなことがありました!

12月19日(木曜日)、食べものをテーマとして絵本を書くことで有名な絵本作家、岡田よしたかさんが箕面市立かやの幼稚園を訪れ、子どもたちに絵本の読み聞かせなどを行いました。

岡田さんは、1956年大阪府生まれで、2001年に「おーいペンギンさん」で絵本作家としてデビューしました。その後は、代表作「ちくわのわーさん」や「うどんのうーやん」を発表し、食べものを擬人化させ、関西弁を用いた文章で展開されるユーモア溢れる作風を確立。


(絵本を読む前にハーモニカを披露される岡田さん)

また、絵本作家になる前は、大阪市内の保育施設に約11年間勤務したこともあるという経歴の持ち主で、その時、子どもたちへ絵本の読み聞かせを行ったことが、岡田さんと絵本との出会いであるとのことでした。

かやの幼稚園は、2018年度当時の年長の園児が岡田さんの来園を希望し、大阪府の「オーサービジット事業(作家が学校や幼稚園を訪れ、講演などを行う取り組み)」に応募をしましたが、選ばれる枠が非常に少ないこともあり、残念ながら落選しました。

しかし、岡田さんは、本事業で選ばれなかった全ての学校園に対して、個人で訪問することを決心され、今回、かやの幼稚園に来園されることとなりました。

この日を待ち望んでいた小学1年生になった卒園児の子どもたちの表情は笑顔で溢れていました。


(満面の笑みを浮かべて、とってもうれしそうな子どもたち)

当日は、「ちくわのわーさん」に始まり、合計6作品の絵本の読み聞かせが行われました。岡田さんが大きな声で「ハーックション!」と台詞を言うと、子どもたちからも「あははははっ!」と大きな笑い声が飛び出しました。

岡田さんは「子どもたちの反応が素晴らしく、とても楽しみながら絵本を読むことができました。静かに聞いてもらうよりも、わーわー言いながら聞いてくれるほうが好きですし、何より子どもたちの満面の笑顔を見ることができて、本当にうれしかったです。」とコメントしました。


(『とてもおおきなサンマのひらき』を披露する岡田さん)

参加したかやの幼稚園の卒園児で、現在、萱野小学校1年生の児童は「うどんのうーやんが大好きで、岡田さんに会えてめっちゃうれしかった。」と喜んでいました。


(1年越しの待ちに待った瞬間を迎え、素晴らしい笑顔のお二人)

 

■絵本作家 岡田よしたかさんオーサービジット
【日時】12月19日(木曜日) 午後3時45分
【場所】箕面市立かやの幼稚園(萱野2-7-16)
【ゲスト】岡田よしたか さん
【内容】絵本読み聞かせ、インタビュー

■お問い合わせ先
箕面市立かやの幼稚園
電話:072-722-7790

 

<とてもおもしろい絵本がいっぱいで、子どもたちも終始笑顔でした!


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JAPAN DANCE DELIGHT Vol.26 FINALに出場された千條大介さん、千條耕介さんに箕面市長表彰!

2019年12月20日 | こんなことがありました!

今年8月に開催された「JAPAN DANCE DELIGHT Vol.26 FINAL」(主催:株式会社アドヒップ)において、「BOOGALOO IN OSAKA」の一員として出場し準優勝した千條大介さん、「Drip nuts JAM」の一員として出場した千條耕介さんに、12月13日(金曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。





お二人は11歳差のご兄弟(大介さんが兄、耕介さんが弟)で、それぞれ別のダンススタジオに所属しており、普段はインストラクターの仕事をしながら、オファーを受けてダンスイベントに出場したり、ジャッジの仕事を受けたりするそうです。



今回出場された大会は、日本各地で行われた予選を勝ち抜いた37チームに昨年の優勝チーム、海外予選を勝ち抜いた4チームの合計42チームで争われました。お二人ともこの大会は初出場です。
この大会について大介さんは、「優勝歴のあるチームの一員に入ってゲストパフォーマーとして参加したことがあり、その時から出たいと思っていました」、耕介さんは「いつか出たいという思いはずっとありました」と話されました。



この大会は予選を勝ち上がることが大変なのですが、耕介さんはつい先日東京で行われた大会において4位に入り、早々と来年の出場権を獲得しました。
一方の大介さんですが、準優勝チームには次の大会のシード権が与えられるため、出場の意思さえあれば予選を経ることなく出場することができます。
大介さんは「年齢的なこともあって、出るかどうかまだ決めていませんが、出るとなれば優勝以外は嫌ですね」と話されました。
もし出場しない場合、チームの誰かがジャッジをお願いされる可能性があるそうで、もし大介さんが依頼された時は、耕介さんのダンスをジャッジすることになります。


               (左から)千條耕介さん、千條大介さん、倉田市長
 

倉田市長は、「出るとなれば前年準優勝というのがプレッシャーになるし、兄弟で同じ場所を争うことになりますね。来年もお待ちしています」と激励しました。



<千條大介さん、千條耕介さん、おめでとうございます!二人とも来年も出場して、兄弟でダンスバトルだモミ!


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