撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

昔のくらしが見えてくる!実際に使われていたくらしの道具を展示する企画展「くらしの道具展」が郷土資料館で開催されています

2025年01月07日 | こんなことがありました!

 郷土資料館では、令和7年1月7日(火曜日)から4月6日(日曜日)まで企画展「くらしの道具展」が開催されています。この「くらしの道具」展は毎年冬の企画展として箕面市立郷土資料館で開催されており、市民から寄贈された資料を中心とした約1万点もの収蔵資料の一部を活用して、衣・食・住の様々な角度から昔のくらしを紹介しています。


 
 展示室には、昔の生活が感じられる部屋や食卓を再現したもの、季節ごとの行事や子どもたちの遊び・学びに使われた道具類が並び、昔の生活の様子を知ることができます。また、今回は、伊丹や灘に送られて酒造りに使われていた米(酒米)作りが江戸時代の箕面で盛んだったことに着目し、稲作の多様な道具も展示します。
ほかにも、昔の生活道具やおもちゃを実際に触って遊んで体験できるコーナーが設けられており、足踏みミシンを実際に踏んで動かしてみたり、今では見かけなくなった黒電話は2台つなげて鳴らして話してみたりなど、昔の生活を実際に体験することもできます。


 
 現代は、パソコンやタブレットなどインターネットを通していろいろな情報を気軽に手に入れることができたり、電気を使った様々な家電製品などがあふれていて、昔の道具を使って生活するのは不便と感じることもあるでしょう。しかし、昔の人の知恵と工夫がつまった道具を使った生活は、現代に生きる私たちに、新鮮な驚きを与えてくれるとともに、忘れてしまった心豊かな生活を思い出させてくれるかもしれません。


 
 なお、この企画展には毎年、社会科や総合的な学習等で「昔のくらし」を学ぶため、箕面市や近隣市の小学3年生が見学に訪れており、今年は12月末時点で既に4校から見学の申込みが入っています。
 
 同資料館学芸員の馬場さんは「電気やガスがない時代でも、先人たちは生活をより便利で豊かにするために知恵と工夫にあふれた道具をたくさん生み出しました。現代に生きる我々にとっても、生活のヒントが見つかると思います。」とコメントしました。



●企画展「くらしの道具展」 
【期間】令和7年1月7日(火)~4月6日(日)
※毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館、1月11日(土)~13日(月・祝)は臨時休館(1月14日(火)は開館)
【時間】午前10時~午後5時
【場所】郷土資料館(船場西3-8-22 市役所第二別館2階)
【費用】無料
【問い合わせ】郷土資料館 電話:072-736-9370 FAX:072-736-9410

●くらしの道具展 関連イベント「むかしの玩具で遊ぼう」
【開催日】令和7年1月18日(土)・19日(日)
【時 間】午前10時~午後5時
【内 容】明治時代の双六や昔のかるた、ボードゲームなど、むかしの遊び道具を使って自由に遊べるコーナーを設置。
各日午後1時から学芸員が史料を解説。

 

<昔のくらしの工夫が見られてとても勉強になるモミ~!

箕面市では、12月1日から1月31日まで、統一キャンペーン「阪神・淡路大震災から30年 ~今、できることを始めよう!~」を行っています

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 農林水産大臣表彰 | トップ | 箕面の山を舞台に鎌倉時代の... »
最新の画像もっと見る

こんなことがありました!」カテゴリの最新記事