箕面市立中央図書館へのさわる絵本の寄贈を受けて、令和6年(2024年)10月1日(火曜日)に感謝状の授与式を行いました。
さわる絵本とは、一般的な絵本の絵の部分が、描かれているものにふさわしい色・形・手ざわりの材質を用いて手作業で制作されたもので、視覚に障害のあるかたも手でふれることで絵本の内容が理解できるように工夫されているものです。
さわる絵本を寄贈くださいました木村恭子さんは、30年以上に渡り、箕面さわる絵本「もみじ」の一員として、箕面市を拠点にさわる絵本の制作を続けられ、利用によって傷んださわる絵本の修復や普及にも努めてこられました。
このたび、長年のご尽力とさわる絵本52冊のご寄贈により、障害者の読書活動推進に寄与された功績を称え、感謝状を授与しました。
木村さんは、制作時の苦労として絵本に描かれた絵にふさわしい色・形・手ざわりの材質に合うものを探すことの難しさ、そのアイデアがぴったりとあてはまった時の嬉しさを話されました。
原田市長と藤迫教育長からは、心を込めて制作された絵本が図書館で多くのかたに利用されること、これを機にさわる絵本の認知度が高まっていくことについて期待が語られました。
< モミジーヌも、さわる絵本に ふれてみたいモミ~