撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

企画展示「止々呂美の石碑展」開催中

2011年09月02日 | こんなことがありました!

箕面市北部の止々呂美地区にある燈籠や地蔵などを拓本で展示している企画展示「止々呂美の石碑展」が、市立郷土資料館(福田薫館長、箕面6-3-1)で、9月2日(金曜日)から開催されています。

止々呂美地区は、箕面市北部の山間に位置する山々に囲まれた集落ですが、古来より能勢街道(吉野嶺道)や亀岡街道(関明神越道)が通る交通の要所で、中世から近世にかけての貴重な多種多様な石造物が点在しています。
今回の展示では、これらの石碑に刻まれた文字や地蔵などを、箕面市文化財愛好会やアンコール・ワット拓本保存会のかたの協力により、拓本で展示しています。

企画展入口付近には、「日月大高不動尊」と呼ばれる石碑が展示されています。動かないから「不動」であるのに、動くための「翼」が描かれるという相反したこの姿は、他に例がなく大変珍しい石仏です(建立時期は不明)。

また、「逆修衆石仏」と呼ばれる阿弥陀三尊と合掌した人物18体の計21体を4段に区切って浮かし彫りにした石仏は、全国でも箕面に2体、茨木市、豊能町に何体か存在するだけの希少なものです(天正13年・1586年)。

ほかにも、ひとつの石に6体の地蔵を彫った一石六地蔵、街道沿いの常夜燈籠、道しるべなど計26石碑を72枚の拓本で展示しています。

郷土資料館館長は「古来より交通の要所であった止々呂美にはさまざまな石碑があります。そういった文字や石仏に注目してこの企画展をご見学いただくとともに、『歴史と自然が残された、魅力ある美しい街並み』の止々呂美へ足を運ばれてはいかがでしょうか」と話しています。


企画展示【止々呂美の石碑展】
開  催…9月2日(金曜日)から10月31日(月曜日)まで
開館時間…午前10時から午後5時まで(木曜日休館)
入館料……無料
開催場所…箕面市立郷土資料館 (みのおサンプラザ1号館地下1階)
電話:723-2235 FAX:724-9694

<拓本って、肉眼でほとんど見えない文字が浮かび上がってきたりするんだって。おもしろそー!ぜったい見に行くぞ!


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長寿のお祝い!箕面市内最高齢者を市長が訪問

2011年09月01日 | こんなことがありました!

9月1日(木曜日)、倉田哲郎箕面市長が、市内で最高齢の男性・女性をそれぞれ訪問し、長寿をお祝いしました。




倉田市長は、女性の市内最高齢者である明治37年(1904年)生まれの小林たづ代さん(107歳)が入所する豊中市箕面市養護老人ホーム組合「永寿園」を訪れ、お祝いしました。
市長は、「今もゲートボールを続けておられるそうで。本当にお元気ですね」と言葉をかけ、記念品(シルク混綿毛布)を渡しました。

記念品を受け取った小林さんが「小学校のころから負けず嫌いで、これと決めたらとことん人の上にいきたくなるんです。ゲートボールの審判の資格を90歳の時にとりました。日本一でしょう!?」と話すと、市長も「それで年齢も一番になられたんですね。書道もお得意だそうで、また何か書いていただいて、市役所に飾らないといけませんね」と返し、小林さんは「書かせてもらいます。またそれを楽しみに元気に頑張ります」と話しました。

次に倉田市長は、伊丹市にある介護付き老人ホーム「ライフェール」を訪問し、男性の市内最高齢者である明治37年(1904年)生まれの筑紫満門さん(107歳)に、「今年もまたお会いできましたね。箕面市内、5年連続最高齢ですよ。おめでとうございます」と言葉をかけました。
筑紫さんは、生活の楽しみとして、鉢に花を生けたり、テレビを見たりしているそうです。

なお、9月1日現在、箕面市内の100歳以上のかたは、小林さん、筑紫さんを含め56人(男性7人、女性49人)です。

<箕面市のおじいちゃん、おばあちゃんはみんな元気だ!


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