旧増毛駅の駐車場。
道道との境にはガードレールが取り付けられていたのですが、それは何年か前に撤去されました。
なので歩道からも自由に駅へ行き来出来ます。
列車には乗れませんけど。
枕木を多用した駐車場の整備。
柵もそうですが、路面の駐車枠を表示するのも枕木の大事な役割。地面と同じ色合いなので気付かない方もいるかも知れませんがね。
そこは皆さまに感じ取っていただきたい部分。
足元もじっくりと眺めてくださいませ。
そして駐車場はさらに奥へと伸びて行きます。
線路の側には桜の木。
役目を終えた線路を見守るように並びます。
ああ、それなら現役の頃に列車を迎え入れて欲しかったなぁ。
でもJRなら出来なかったでしょうね。
旅の演出も遊び心も見失ってしまったような…。
そりゃそうでしょう。
過疎地を切り捨て続け、中央と繋がることに活路を見い出す。それが生き残ることだと思ってるから。
そこには田舎の風景も無し。
もちろんワタクシども田舎の暮らしは関係無いのでございます。
自分たちのために頑張る。
出来ることを出来る範囲で。
運良く古いものを壊さずに済んだマチ。
予算が無くで壊さなかったものもありました。建て直すことが出来なかったと言うのが正直なところかな。
どこかで限界を感じるかも知れませんが、行けるとこまで突き進みましょ。
終着駅は始発駅。
そんな言葉を胸に、都会の皆さまと繋がろうと考えていました。
田舎人でも新しい情報を積極的に取り入れながら…。
もう十分な年寄りですがね。
攻める気持ちは消さずに暮らします。