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歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

平穏な日々が、退屈だと思う時期はとっくに過ぎてしまい

2016-07-10 | 日記
入院から2週間。
瞬く間に過ぎて、何もない日々がが始まろうとしている。
ホントはこんな日々を望んでいたような気がしている。

刺激に満ち溢れて、我を忘れて、遊び呆ける。
そんな毎日にいったいどんな意味があるというんだ?すべてのメディアは尻軽娘の生き方が流行りである事をおくめもなく推奨し持ち上げ、基本を教えもせず、与えるだけ与えて置き、最後は自己責任です。と、突き放す。
そんな時代だったんだ。

僕も居心地の悪さに気づいてはいた。
しかし、流されていた。

何も考えないという事ほど楽なことはいんだ。
先頭を走るもの見つけ出し、すがって、おもねて、ゴマ擦って、やる事はそれだけ。

でも限界がやって来る。


自分を見失ってしまうことになる。
意志がなくなってしまうと言うこと…


好き嫌いの意思で充分だと思う。
平坦な日々の暮らしから丁寧に探しだす。
そしてなりふり構わず熱狂するのだ。



人生の幕引きは…

2016-07-04 | 日記
誰の小説の中だったかは忘れた。
人生の終わりは半ズボンを穿いたピンクの象がとっ然現れ、その幕を引いたりするものなんだ…

意味不明だった。

しかし、分かったような気がした。

先々週の土曜日。場所は渋谷の音楽スタジオ。
サザンのメロディを歌っていた。
とっ然の耳鳴り、そして強烈な頭痛。

非日常的な出来事は突然にして起こる。
ピンクの象が現れるようにね…

救急車を呼んでる暇はない。
自力しかない。
意識を失くしたら、死ぬ。

タクシーを捕まえ、日赤医療センターへたどり着いた。
頭痛はその重さを増す。しかし、目は見えている。まだ、意識は遠のいていない。

受付女性のとっさの判断で即診察即オペ。
クモ膜下出血。
そこまでは覚えている。

目が覚めたら日曜日の朝だった。
そして今もまだこの病院から抜け出せていない。