杉本苑子全集から『華の碑文』がある2巻を借りて読みました。
学生時代に、世阿弥についての授業を取っていたのですが、その時テキストとして使った『風姿花伝』(岩波文庫)をペラペラめくっていたら、
杉本その子、『〜〜の華』なんてメモ書きがあって、「あ、その時、先生が薦めて下さった本だ!」と思い、やっと読みました(爆)
(3年越しに読みました・・・先生・・・・お許しを。)
世阿弥の生涯を弟の視線から描いた作品です。美少年の藤若(世阿弥)と弟の稚児勤めのところは、やはり結構ショッキングかな。でも、その相手であるパトロン義満の庇護があったからこそ、世阿弥が今日まで演じ続けられている能楽を大成できたのも事実。何事も、どんな側面において「光」と「闇」があるのだ、と思いました。
世阿弥と能だけではなく、南北朝の対立も絡めていたのが面白かった。ただ、読んでいてこの人はどういう関係だったか?と忘れてしまうところもありました^^;
能が今のように「伝統」芸能ではなく、新しい芸能として羽ばたいていく時は、どんな様子だったのか?垣間見たくなってしまいました。そして、彼の作った曲が今も演じ続けられている、人々に愛されている、ということを知ったら、どう思うのでしょうか?とも思いました。
と・・・思いながら、寝る前に『鞍馬天狗』のMDかけながら、次の稽古が近いので、覚えています〜。
ちなみに私の中の牛若・・・神木君(by大河)です(笑)
学生時代に、世阿弥についての授業を取っていたのですが、その時テキストとして使った『風姿花伝』(岩波文庫)をペラペラめくっていたら、
杉本その子、『〜〜の華』なんてメモ書きがあって、「あ、その時、先生が薦めて下さった本だ!」と思い、やっと読みました(爆)
(3年越しに読みました・・・先生・・・・お許しを。)
世阿弥の生涯を弟の視線から描いた作品です。美少年の藤若(世阿弥)と弟の稚児勤めのところは、やはり結構ショッキングかな。でも、その相手であるパトロン義満の庇護があったからこそ、世阿弥が今日まで演じ続けられている能楽を大成できたのも事実。何事も、どんな側面において「光」と「闇」があるのだ、と思いました。
世阿弥と能だけではなく、南北朝の対立も絡めていたのが面白かった。ただ、読んでいてこの人はどういう関係だったか?と忘れてしまうところもありました^^;
能が今のように「伝統」芸能ではなく、新しい芸能として羽ばたいていく時は、どんな様子だったのか?垣間見たくなってしまいました。そして、彼の作った曲が今も演じ続けられている、人々に愛されている、ということを知ったら、どう思うのでしょうか?とも思いました。
と・・・思いながら、寝る前に『鞍馬天狗』のMDかけながら、次の稽古が近いので、覚えています〜。
ちなみに私の中の牛若・・・神木君(by大河)です(笑)