みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『清経』『草子洗小町』の2曲

2007年02月12日 | お稽古
 今日は、3月に『草子洗小町』だけでなく、『清経』もある会で打たせていただくことになり、2曲をお稽古。今日は、泣きながらお稽古しました。といっても、怒られて泣いたわけでなく、花粉がひどくて、稽古中鼻かめなかったので、涙が出てきたのです・・・(T-T)情けないですね。会は来月なので、こんなことにならないように、薬を飲まないとな・・・。2曲のお稽古は、花粉症でなくても泣きたくなりましたよ・・・(笑)安易に引き受けなければよかったと後悔もしましたが、この壁を乗り越えてステップアップしろという師匠の思いもあるのかと・・・考えますし、自分も乗り越えたいです。何より、こんなチャンスめったにないですから。

 『清経』は、一度お稽古していますが、その時はさらっと一度通しただけで終ってしまったので、あまり記憶がないのです。手は覚えていましたが、ただ打てばいいというわけではいけません。途中清経が死のうかな、どうしようかなという迷っている時と、自害を決めた時の気持ち・・・。この情緒を表さないといけません・・・意識しすぎていやらしくなっても、いけませんが、元気に打てばよいというものではないし、静かに打てばよいというわけでもないし難しいです・・・。自分も、清経は、好きなのお能の曲なので、心をこめて打ちたいです。もう一度、詞章や意味を見直してみようと思います。

 草子洗は、中之舞はとりあえずOKを頂きました。覚えるの大変で、できるか不安でしたが、なんとかなりました・・・。といっても不安要素はまだあるのですが・・・。そして、本番では、笛や大鼓をきちんと聞き分けなくては・・・。一人で間や、調和を無視して走らないように・・・(^^;。

 「壁」も次々と小さいものから、大きなものまでぶつかります・・・。でもその壁もあるからこそ、乗り越えた時の喜びや楽しさ、新たなる発見があるんですよね。がんばります。