今日は午前に用事を済ませ、午後はぷらっと熱海まで出かけてきました。MOA美術館で開催されている開場二十五周年記念 国立能楽堂コレクション展 「能の雅(エレガンス) 狂言の妙(エスプリ)を見てきました。先月末から13日までの前期展示も見たかったのですが、残念ながら行く時間が取れずに・・・やっと今日展示を見ることができました。

先日の薪能を見た会場から見た景色です。先日とは違って天気も良く、眺めが最高でした!!
さて、展示ですが、すばらしかったですね。能面、装束など貴重なものを一同に拝見することができました。能面展とかそれまでも行ったことがありますが、やはりすごいものって見ているだけでも感動しますね。中でも「般若」「万媚」などはガラスケース越しでも、他のものと別に展示してあったのでぐっと間近で見ることができました。
最初の展示室を移動して次の展示室に入ったら目に飛び込んできたのは『道成寺』の「鐘」!!すごく間近で見ることができました。実際にあの鐘の下に入ってみたいと思ったりしました(笑)もちろんできませんよ、そんなこと(苦笑)さて、この部屋の奥では国立能楽堂の監修の(確かどこかのサイトでも見られるはず?)の入門ビデオが流れていました。展示スペースに入って囃子の音が・・・源次郎先生の鼓?と思ったら当たりでした
能は『井筒』を、狂言は『宗論』『棒縛り』などが紹介されていました。
展覧会の名前に「狂言の妙」とあるように、狂言のコーナーもありました。狂言面、狂言装束など・・・。狂言面は、能面とはまた違った良さがあります。コミカルで・・・。装束も能装束とはまた別の美しさというかしゃれっ気があると思います。特に肩衣なんて、現代の着物とか帯の柄にしたらおしゃれだな~と思います。
そして、絵画や文献(昔の謡本)の数々もありました。能面や装束なども、もちろん素敵ですが、私がこれを見に来てよかったな~と思ったのは、能を題材にした絵画だったり・・・。残念ながら細かいところまでは見えにくかったりしました・・・。(後でしっかり購入した図録でじっくり見てみましたが・・・。)能のシーンを題材とした絵画はもちろん、庶民の演能図も貴重です。同じ部屋には『天鼓』の作り物やその他の小道具などがありました。
美しい能面や装束を見られて、とても幸せなひと時を過ごすことができました。楽器の展示(といっても大鼓、小鼓、太鼓は胴のみ。)もありました。能面とか楽器とかいろんな角度で見たくて怪しい動きをしていたと思われます(苦笑)
そして、常々思いますが、こういったお道具の類は「展示」されて綺麗だなと思うのも良いですが、舞台の上で使われてこそ命が宿るものだと思っています・・・。特に楽器なんてそうです。蒔絵の美しさはもちろんそれだけでも鑑賞に値するものですが、「この鼓はどんな音が?」と一応、鼓打ちの超端くれとしては思うわけです・・・。でも昔のものはそうも簡単にいかないでしょうが(^^;
お能が好きな方はとても楽しめると思います。今後も奈良、新潟、名古屋、山形を巡回するそうですので、お近くの方はチェックしてみてください!

先日の薪能を見た会場から見た景色です。先日とは違って天気も良く、眺めが最高でした!!
さて、展示ですが、すばらしかったですね。能面、装束など貴重なものを一同に拝見することができました。能面展とかそれまでも行ったことがありますが、やはりすごいものって見ているだけでも感動しますね。中でも「般若」「万媚」などはガラスケース越しでも、他のものと別に展示してあったのでぐっと間近で見ることができました。
最初の展示室を移動して次の展示室に入ったら目に飛び込んできたのは『道成寺』の「鐘」!!すごく間近で見ることができました。実際にあの鐘の下に入ってみたいと思ったりしました(笑)もちろんできませんよ、そんなこと(苦笑)さて、この部屋の奥では国立能楽堂の監修の(確かどこかのサイトでも見られるはず?)の入門ビデオが流れていました。展示スペースに入って囃子の音が・・・源次郎先生の鼓?と思ったら当たりでした

展覧会の名前に「狂言の妙」とあるように、狂言のコーナーもありました。狂言面、狂言装束など・・・。狂言面は、能面とはまた違った良さがあります。コミカルで・・・。装束も能装束とはまた別の美しさというかしゃれっ気があると思います。特に肩衣なんて、現代の着物とか帯の柄にしたらおしゃれだな~と思います。
そして、絵画や文献(昔の謡本)の数々もありました。能面や装束なども、もちろん素敵ですが、私がこれを見に来てよかったな~と思ったのは、能を題材にした絵画だったり・・・。残念ながら細かいところまでは見えにくかったりしました・・・。(後でしっかり購入した図録でじっくり見てみましたが・・・。)能のシーンを題材とした絵画はもちろん、庶民の演能図も貴重です。同じ部屋には『天鼓』の作り物やその他の小道具などがありました。
美しい能面や装束を見られて、とても幸せなひと時を過ごすことができました。楽器の展示(といっても大鼓、小鼓、太鼓は胴のみ。)もありました。能面とか楽器とかいろんな角度で見たくて怪しい動きをしていたと思われます(苦笑)
そして、常々思いますが、こういったお道具の類は「展示」されて綺麗だなと思うのも良いですが、舞台の上で使われてこそ命が宿るものだと思っています・・・。特に楽器なんてそうです。蒔絵の美しさはもちろんそれだけでも鑑賞に値するものですが、「この鼓はどんな音が?」と一応、鼓打ちの超端くれとしては思うわけです・・・。でも昔のものはそうも簡単にいかないでしょうが(^^;
お能が好きな方はとても楽しめると思います。今後も奈良、新潟、名古屋、山形を巡回するそうですので、お近くの方はチェックしてみてください!