みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』

2010年04月21日 | 映画(DVD含む)
 昨年末公開された『のだめカンタービレ最終楽章前編』を見てからずっと楽しみにしていた後編を見てきました。

【あらすじ】のだめカンタービレ 最終楽章 後編 - goo 映画より引用。
離れ離れに暮らすことになった、のだめと千秋。千秋には孫Ruiとの共演話が持ちかけられる。一方のだめはピアノレッスンに励むが、コンクールの許可がなかなか下りず、焦りを感じはじめる。清良の出場するコンクールを訪れたのだめは、ピアノ部門で「ラヴェル ピアノ協奏曲」に心奪われる。この曲こそ千秋と演奏する曲だとのだめは夢見るが、実は千秋がRuiと共演する演目でもあった。千秋とRuiの演奏は大成功を収め、のだめはショックを受ける。失意ののだめに、シュトレーゼマンが共演話を持ちかける。客席の千秋を前にしてのだめの「ショパン ピアノ協奏曲」が始まる……。

 マンガも好きですが、やはり音楽を楽しめるという点が実写の良いところでしょうか。個人的に映画の中の音楽を楽しめたのは前編ですが、後編は音楽というよりも(もちろん楽しめましたが)のだめと千秋の関係がより濃く描かれていました。原作でも二人のすれ違いにやきもきしたりするけど、でもなんだかんだいっても俺様千秋様がのだめのためにピアノの練習に付き合ったり、ご飯を作ってあげたり、のだめのことを今まで以上に想っている姿にキュンキュン&ウルウル。えーと・・・わたくしの場合、玉木宏の千秋にキュンキュンなんですがね(笑)特に二人でこたつの場面は・・・うらやま・・・(笑)
 のだめと千秋の関係だけでなく、ずっと離れていてもお互い信頼して励ましあっていた峰君と清良の二人もよかったですね♪あ、久しぶりに真澄ちゃんを楽しめたのももちろん良かったです(笑)そして、何でミルヒーは竹中直人なんだろう・・・と何度も思ってしまいますが(苦笑)、シュトレーゼマンとのだめの初共演のショパンピアノ協奏曲第一番は圧倒的でした♪

 「きちんと正面から音楽に向き合え。」と何度も言われ続けてきたのだめちゃん。千秋といつかピアノ協奏曲を演奏するということを夢見てがんばっているのだけれど、近づいたと思えば遠ざかって・・・。演奏面でもそうですが、千秋とのだめの二人は日本にいたときよりも成長したし、これからも・・・なんでしょうね。エンディングは想像通りハッピーエンドだけど、エンドではない気分になるエンディングでした。

 コミックはラスト3冊くらい未読ですので、比較はできませんが、やっぱり省略部分とかあったのかな?あとでチェックしないといけませんね。
 あと、私は子供のころ、結構長くピアノを習っていました。(その割にはうまくないですけどねー。)もっとやっておけばよかった・・・と思いました。たまにはインテリアになっているピアノを弾いてみようかな。もう楽譜はパッと読めないけど・・・。


 最後に、映画の感想とはちょっと離れますが・・・。のだめのピアノの音を当てているピアニストのランランさんがちょっと気になって動画(ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番)を見てみましたが・・・。音はとても綺麗だし、すごい演奏ですが、ある意味、なんというかのだめとはまた別のフリーダムな世界を感じました(笑)だから、のだめの音を弾いてるのかな?!