みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

2012グアム旅行~3日目その4

2012年11月21日 | おでかけ
 フィッシュアイマリンパークとイルカウォッチング(その1その2その3)を楽しんだ後は、ホテルにn戻ってショッピングをしました。ショッピングについては、また別途記事にしますが、私たちが滞在したホテルの近くにはDFS(免税店)があったりして、買い物には便利です。

 そして・・・・そういえば初日でサンセットを見られなかったので・・・夕方は近くのビーチ(タモンビーチ)に歩いていきました。ホテルは海沿いではなかったですが、ビーチまで歩いて5分もかかりません♪プライベートビーチではないので、地元の人もいますが、ここももちろん日本人だらけ(笑)

 

 サンゴの欠片もありました。右のは、母親が「魚みたいの見つけた」というので撮ってみました。






 なかなか見たままの光景が上手く撮れません。


 

 あまりにも綺麗なので、靴を脱いで(ビーチサンダルは持っていなかったんだよねぇ・・・)裸足で海に入ってみました。サンゴのかけらなどを踏まないように気をつけて・・・。波は地元の海よりも静かです。さらに私の地元の海は、砂浜というものがないし、小さい頃は海水浴に行っていましたが、久しく海水浴には行ったことがないので、海に足だけでも入るのは久しぶりです。砂浜の感触がおもしろいですね。波がさーーっと引くと、なんだか足が吸い込まれそうで、少し怖い感触も(^^;。

 

 ビーチには地元の人が犬を連れていました。ワンコも海で泳いでいました。



 しばらくすると、ポツポツと雨が降ってきたので、太陽が沈むのを見るのは諦めてホテルに戻ることにしたのですが、正解でした。スコールが降ってきました!!!夜は買い物をするために外に出てみると、もっと強く振っていました。



 スコールを体験できたのもよかったです(笑)夜は雷も鳴っていました。ホテル内に食事できるところや、お店もあるので、外に出ないで夜はショッピングを楽しめましたから、スコールが降っても大丈夫でしたけどね♪
 
 そして、この次の日が帰国なので、夜はおみやげなどを荷造り。帰りたくないな~という気持ちと、早く帰って紅(犬)に会いたいな~という気持ちも・・・(笑)ということで、グアム旅行3日目は、グアムの海を満喫した1日となりました。

『のぼうの城』

2012年11月21日 | 映画(DVD含む)
 萬斎さん主演で映画化されるということで、文庫化されると同時に購入して原作小説は既に読んだのが一昨年の今頃のこと。その翌年(昨年)の公開を楽しみにしていましたが、忍城の水攻めが東日本大震災による津波を連想されるという理由で、公開延期。やっと今月初めに公開となりましたが、なんだかんだで忙しくてやっと鑑賞できました。

【あらすじ】のぼうの城 - goo 映画より引用。
 天下統一目前の豊臣秀吉が、北条勢を攻めようとしている頃。周囲を湖で囲まれ「浮き城」の異名をもち、人々が平穏に暮らす武州・忍城には、領民から“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親という城代がいた。やがて石田三成は、秀吉より預かった2万の兵を進め、忍城に迫ろうとする。武将に求められる資質を持たず、まさに“でくのぼう”のような長親は戦いを決意、たった500人の軍勢で迎え討とうとするが…。

 感想は、まず一言で、面白かった!!!
 
 原作を読んでいる時も、読んだ後も、映画を見る前も、そして見た直後の今でさえ、萬斎さんは“でくのぼう”というイメージではないんだよな~と思います。背が大きくてコミカルなら、この映画にも出ていたぐっさんでもいけたのかな?と思ったりもしたけれど、やはりあの雰囲気、存在感は野村萬斎でなければ作れなかったものでしょう。私は萬斎さんの狂言(能や狂言が好きなので)もとても好きで、何度も実際の舞台を見ていますが、あの飄々とした雰囲気が大好きで・・・。原作を読んだ時に、このために萬斎さんが演じるんだ!!と思った田楽シーンだけでなく、狂言のあの飄々とした雰囲気、時折みせる天然の本気が・・彼にしかできない役だと強く思いました。あの田楽シーンは、狂言師とか(能よりも狂言のほうがあれはぴったりかな?)歌舞伎の人にしか“ちゃんと”できないだろうなと思いました。あの鈴は、「三番叟だ!!」とも思いました。三番叟などの原型はああいう感じなんでしょうかね?やはり五穀豊穣を願う芸能が、能や狂言を生んだのでしょうね。

 原作を読んだ時に感じた“のぼう様像”と、萬斎演じる“のぼう様像”とは、まったく違うものがありますが、ほかに誰ができるだろうか?と考えると思い浮かばないのですよね・・・・。

 そして、萬斎のぼう様が飄々としていて不思議な人物な分、映画を引き締めていたのが、佐藤浩市演じる正木丹波でした。豪傑な和泉を演じたぐっさんも、やはり芸達者でしたが、佐藤浩市がいなかったら、もっと薄い映画になっていたかもしれませんね。

 対する豊臣側の武将たちは有名どころばかりですが、そのうちの一人のキャストを知った時に驚愕した石田三成役の上地雄輔ですが・・・私の中では満点とまではいきませんが、なかなかよかったかも。まったく期待していなかったから(爆)真面目な顔をしていれば、結構美形だし、これからも役者として、がんばってほしいなと思いました。
 秀吉役に市村さんは、よい男すぎるかもしれませんね(笑)そして市村さんは、また温泉に入っていた(笑)


 エンドロールの現在の忍城周辺の様子もよかった。機会があれば行ってみたいものです。

 私の住んでいるところは、北条氏の支城というものがいくつかありますが、小田原城攻めの際にたった2時間で落ちたといわれる城も近所(というほど近所では全くありませんが)にあるので・・・そんなことも考えると歴史は面白いなと思うのです。

 重厚で壮大な歴史物というよりも、エンターテイメント性が強い戦国映画という感じですが、面白い映画を見たな~という気分になりました。