みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

橋が見つめる風景

2012年11月29日 | 写真~風景・植物
 ずっとブログに載せたいなと思っていた先週の写真です。祖母は81歳ですが、いまだに元気です。元気で杖なしで歩けますが、それでも以前よりは歩く速さも遅くなりました。先日のある夕方、街中にお買い物に行きたいけど付き添ってほしいらしく、そして私も買いたいものがあったので一緒にお買い物してきました。なかなかこの年齢で、祖母(しかも元気な)と一緒に街へお買い物なんていうことも、素敵なことですね。この日も、夕焼けがとても綺麗で、見とれていました。祖母が用があるお店はこんな橋の近くにあります。たまたまカメラを持っていたので、この橋から夕焼けを!と思い、慌てて撮ってみました。



 なんと、昭和12年竣工の橋。歴史があるのです。沼津御用邸へ皇族の方たちが向かうときに通った橋なので、「御成橋」という名前がついています。



 このアーチが良い感じです。



 写真は撮っていませんが、戦争中の空襲のときに受けた弾痕も残っています。そのことは、亡くなったほうの祖母によく聞きました。空襲が起きたときは、この橋の下に逃げて助かったそうだ。私は、この橋に感謝しないといけません。そして、この近くにあった旧制中学に通っていた祖父のことも見ていたかもしれません。街の風景は変わっても、この橋から見える山や川や空の色は変わらないのかな?そんなことを考えると、なんだか壮大な歴史を感じます。

 グアム旅行記番外編やエア・フェスタ浜松の記事も、しつこいですが、もう少しだけ続きがあります(笑)そして温めているネタも、風化(?)しないうちに小出しにしていきたいと思います。