みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

模様替え

2005年09月16日 | 雑感~ひとりごと
テンプレートを変えてみました。
そしたら、改行のところが変になったりした(^^;
フォントの大きさを少し変えると、ちょうどよく表示された・・。
ブラウザによっても、ちょっと違ったりするし、いろいろだなぁ・・・。
とりあえず、このデザインでいってみようと思います。
読みにくかったら、フォントサイズを変えてみて下さい(^^;

そして、今日はだいぶ秋らしくなりました。
今度は風邪をひかないように気を付けましょう。
明日は東京です。明後日は稽古です。電車の中で覚えよう(?!)

茂山家 京極夏彦の妖怪大狂言

2005年09月15日 | 能・狂言
 長泉町文化会館ベルフォーレで行われた茂山家妖怪狂言へ行ってきました。隣町ですが、こぢんまりとして綺麗で良い感じのホールです。私は母と一緒に最前列ど真ん中で鑑賞。(余裕で選べました・・・)しかし、宣伝が足りないのか?ホール後方は空席ばかりでした・・・。まあ、、、能楽堂キャパに換算すると、満員になるレベルなんだけど、ちょっと残念。

 まずは茂山千之丞さんのお話。
狂言とは、何か、そして古典の『蚊相撲』について少し解説。とても面白く、そして人を惹きつけるお話でした。

『蚊相撲』
 蚊の「ぶーーー」という鳴き声と動きがアホっぽくて好きです(笑)だいたい、蚊の精という存在が笑えます。夏の夜、寝ている時に、耳元に「ぶーん」と来る嫌な存在ですからね(笑)扇に煽られて、よろよろになるところとか可愛いです。

蚊の精:茂山あきら 大名:茂山七五三 太郎冠者:茂山童司


新作『狐狗狸噺』
 京極さん作の新作です。仕事も金も未来もない太郎冠者を騙そうとするという話。
 狐、狗、狸のキャラがそれぞれぴったりです。茂さんの狐は可愛いです。丸石さんの狸はそのままです(失礼!!)あきらさんの狗は、絵本に出てきそうな風貌です。正体を明かした時の、耳やらしっぽやらが可愛いです。「しっぽを巻いて」逃げるは、文字通りしっぽを巻いて逃げていったりするのが面白いです。
それぞれの化け物キャラが特徴あって、ほのぼのして面白かったです。それぞれが騙し合いをしていたのですが、結局騙した奴は騙し甲斐のない人間。太郎冠者みたいな人は今にもいるので、化け物が人間をだませない世の中も、またちょっと寂しいなーと私も思いました・・・。

太郎冠者:茂山逸平 女:茂山茂 山犬:茂山あきら 出家:丸石やすし

新作『豆腐小僧』
 どうしても蛍原の豆腐小僧(by『妖怪大戦争』)の記憶が新しいですが、何にも悪さもせず、豆腐を持っているだけの妖怪豆腐小僧の話です。
千之丞さんの豆腐小僧可愛すぎます
千之丞さんに映画出て欲しかった!!と思ってしまいました(笑)きょとんとした目が可愛いです(^^)
 何にもしない妖怪よりも、怖い人間の上司の方が怖い・・・確かに(笑)豆腐を食べたい大名に豆腐をくれ、と言われるけど、必至で逃げる豆腐小僧!!そして、雨が降ってしまったから、笠と豆腐を取られてしまって逆転してしまい・・代わりに主になってと頼まれる豆腐小僧・・・面白かったです(^^)

豆腐小僧:茂山千之丞 大名:茂山千五郎 太郎冠者:茂山千三郎 次郎冠者:茂山茂

 『妖怪大戦争』以来、にわかに妖怪にはまっている私。その妖怪をネタにした狂言はとても楽しか ったです。年末のTSUBOMI狂言で「うーむ・・・」と思った茂山家の新作狂言でしたが、妖怪が主題だと、ほのぼの昔話のノリでとても楽しかったです(^^)今回は大満足でした!!!母も楽しんでくれて良かったです。また来てくださーい!!!と思いました。

おさつのっぽ

2005年09月14日 | 美味しいもの
地元限定食品ネタで失礼します。
のっぽパンに「おさつ」味が出ました。早速頂きました。
「おいも」な味です(笑)秋な感じで美味しいです(^^)
クリームチーズ味は期間限定なのか、もう消えてしまいましたが、
秋は「おさつ」のっぽがマイブームになりそうです(笑)


11月『オペラ座の怪人』を見に、久々に海劇場へ行きます。
10月の上京時(囃子の会)では、はしご観劇が無理だったため、
11月歌舞伎座昼の部の後に夜の部を見ようという計画です。
しかし、最初に取った日は、お能のチケットを取っていた日(爆)
ダブルブッキングしてしまったーーーー(T−T)
でも幸いにも、こちらのチケットはお友達が引き取ってくれました。(感謝!)
で・・取り直し・・・というわけで、リハーサル見学会の日に行って来ます。
四季のリハーサル見学会は始めてです。楽しみです。
受付時間もあるし、見たいのが仁左衛門さんの『熊谷陣屋』だけなので(^^;幕見の予定。
うーん、、、1幕目がどのくらいの時間かかるのか不明ですが、
2時には熊谷が終わると見積もっていて、そこから地下鉄(一駅)で移動。
十分、間に合うと見込んでいます(笑)

水木版『妖怪大戦争』(マンガ)

2005年09月13日 | 本・マンガ
今、きっちりと体を治すためにも病院へ通っています。だいぶ良くなりました。
病院帰りに、『妖怪大戦争』のマンガを買ってきました。
映画『妖怪大戦争』感想はこちらからどうぞ。

映画とは少し話の展開が違います。
「小豆」はあまり活躍しません(笑)お笑い要素もあまりありません(笑)
ただ、おじいちゃんがおもしろいです!!
「男の子なら、聖剣とってこーい!」「ただしは戦へ行っただ」などなど(^^)
映画のような機怪のグロテスクさはなかったです。
栗山千明の役は、最初「猫娘」かと思いました(笑)
映画のような笑いはないものの、水木しげるの妖怪への愛が伝わってきます。
映画では出てこなかった境港市妖怪フォーラムでは、ご本人と、京極さんと荒俣さんが!!
宮部先生もそっくりでした(^^)

これは映画とセットでおすすめです。
小説(荒俣さんの)も読んでみようかしら?!

『ボーン・アイデンティティ』

2005年09月13日 | 映画(DVD含む)
 妹がマット・デイモン格好いいと騒いでいてDVDを買ってきた。(『ボーン・スプレマシー』とのセットボックス)彼は、良い役者だと思うけど(『グッド・ウィル・ハンティング』『レイン・メーカー』など)どうも、、、ジミー大西と似ているんだよな・・と思っている^^;妹は「かっこいい!!」と言っているので、それを言うと怒られる(笑)そして、はまっているので私も見て思い、2日に分けて鑑賞。
(自宅でDVD鑑賞ってあまり集中できないよね・・・^^;)

 主人公は記憶を失った工作員だけど、反射的に行動するのがめちゃくちゃ強い。あまりこういうアクションのイメージというのは彼には無かったけど意外と動ける。自分が分からない主人公が、銀行に預けたパスポートなどを頼りに、行動したり、なぜ追われているのか?という「謎」が面白かった。
 ただ、なんでヒロインはいきなり巻き込まれたうえに、いきなり恋に・・・?なぜ彼らが惹かれ合うのか、分からなかったな・・・(恋に理由はないが)
 アクションもミニクーパーのカーチェイスにはやや辟易。それよりも頭脳戦の方が面白かったです。

 またぼちぼち『ボーン・スプレマシー』も見てみようと思います。

『華の碑文』

2005年09月12日 | 本・マンガ
 杉本苑子全集から『華の碑文』がある2巻を借りて読みました。
学生時代に、世阿弥についての授業を取っていたのですが、その時テキストとして使った『風姿花伝』(岩波文庫)をペラペラめくっていたら、
杉本その子、『〜〜の華』なんてメモ書きがあって、「あ、その時、先生が薦めて下さった本だ!」と思い、やっと読みました(爆)
(3年越しに読みました・・・先生・・・・お許しを。)

 世阿弥の生涯を弟の視線から描いた作品です。美少年の藤若(世阿弥)と弟の稚児勤めのところは、やはり結構ショッキングかな。でも、その相手であるパトロン義満の庇護があったからこそ、世阿弥が今日まで演じ続けられている能楽を大成できたのも事実。何事も、どんな側面において「光」と「闇」があるのだ、と思いました。
 世阿弥と能だけではなく、南北朝の対立も絡めていたのが面白かった。ただ、読んでいてこの人はどういう関係だったか?と忘れてしまうところもありました^^;

 能が今のように「伝統」芸能ではなく、新しい芸能として羽ばたいていく時は、どんな様子だったのか?垣間見たくなってしまいました。そして、彼の作った曲が今も演じ続けられている、人々に愛されている、ということを知ったら、どう思うのでしょうか?とも思いました。

と・・・思いながら、寝る前に『鞍馬天狗』のMDかけながら、次の稽古が近いので、覚えています〜。
ちなみに私の中の牛若・・・神木君(by大河)です(笑)

片づけと昔話

2005年09月11日 | 雑感~ひとりごと
最近、暇があり、やる気のある時は押入の片づけをしている。
そして、片づけをしていると見つけた物にノスタルジーを感じる事ってありませんか?
写真のはちまきとネクタイを見つけて、しばし思い出に浸っていました。
はちまきは高校受験の時に通っていた塾のはちまき。(夏期・冬季講座のみ着用・笑)
中3の夏休みに初めて「塾」という所に通ったのですが、
(それまでは一人で勉強して大丈夫なタイプだった・・・それまでは・・苦笑)
親が焦って、勝手に申込していたんですよ・・・。
なので、びくつきながら教室へ入り、典型的な予備校の先生(張り切り屋)が
「さあ、このはちまきを着けて集中だ!」って感じで、躊躇しながら着けたね(笑)
あの時は、かなり恥ずかしかったけど、今は良い思い出です。(良いネタでもある?)
(だから、今まで捨てなかったんだと思う・・・^^;)
塾も学校より楽しかったし、勉強も塾の方が分かりやすかった。

それで受かった希望の高校の制服の蝶ネクタイも出てきた。
トップ進学校ではないし、女子校だったけど、かなり楽しかった。
よく女ばかりだと怖くない?と言われるが、そんな事は全然なかった。
(中には変なのもいるけど、中学よりも平和だったし、いじめも全然なかった。)
高校の友達は今でも気兼ねなくつき合える友人たちばかり。
(ある意味、大学よりも、コアな人が多い・・・今も・・・^^:)
先生も、若くて格好いい先生なんていなかったけど、良い先生に巡り会えた。
(中には、嫌なのもいるけど・・・それはどこにでもいる。)
ここでの3年間という時間は、私にとってかけがえのない宝物。
ただ。。。授業中寝てばかりいたこととか、もっと勉強すればよかった、とか
いう類の後悔はあります・・・^^;
今、この蝶ネクタイをつけている後輩はいなくなり、
共学にもなり、ちょっと寂しい思いをしている私です。
(私だけでなく、友人も)

うなぎ・きもの・祖母

2005年09月11日 | 美味しいもの
朝一番で投票へ行ってきました。
いろいろ言いたいこともあるけど、ここでは政治的なことはパスします。(よろしく!)
隣町は町長、町会議員選もありトリプルで祭です。賑わってます。

昨晩、家族が鰻を食べに行くという。私はまだ体調に自信がなかったので、一人でうどんでも作って食べようとしていた。が、「一緒に行こうよ」と言われ、まあだいぶ良くなったし、薬飲めば大丈夫かという軽い気持ちで一緒に行きました。
祖父母の代から馴染みのお店で、私は「うな丼花」というメニューを頼む。いつもお昼時に寄ることがあればこのメニュー。小さいどんぶりにうなぎは一切れだけど、錦糸卵ものっていて、お吸い物付きで800円というかなり良心的な値段で私のお気に入りなんです。(女性のランチにはぴったりだと思う。)うなぎのたれはベットリ・・・というのではなくあっさりしているので好き。しかし昨日は、いつもはどんぶりのメニューなのに、特別に(?!)お重に入ってきて豪勢な気分(笑)
久しぶりに食べ物が美味しく感じられ、食が進みました。やっぱり、こういう風になったということは、良くなってきたことなのかな?で、食べたらなんだか元気が出てきました。やっぱり鰻は精がつきます!!!
ここのおばあちゃんが可愛くて素敵なんです。(若旦那も男前!・笑)
興味のある方はこちらからどうぞ!!沼津タウン情報「浜作」

そして、リサイクル着物ショップを覗いたら、素敵な帯や羽織がありました。手持ちがなかったので、その場では買わなかったが、欲しいなー。
もう少し涼しくなったら、なるべく着物を着たいと思っています。(私は羽織が好きなんで、合わせるのも楽しみ。)
やっぱり少しでも、綺麗に動けるようになりたいです。本で読んでも、やっぱり実践してみないことには慣れないと思うのです。お茶も習いたい・・・(と言い続けて何年になるんだろう、自分・・・)
そして、祖母(同居している)は、私にとって大きなお手本。アクティブに何でも挑戦して、畑仕事から何でもこなしている。自分で藍染めをした布で浴衣を作った時は、本当にすごいと思った。私はまめな部分もあればずぼらな部分もあるので、見習いたい。なるべく、いろいろなことを教わりたいと思っている。今74だが、すごい元気。「呆ける暇なんて私にはない」らしい。

『義経』決戦・壇ノ浦

2005年09月10日 | テレビ
日曜日の放送の時には、具合が悪くて見られなかった『義経』壇ノ浦の戦い。
今日、遊びに来た友達と一緒に再放送を見ていました。
お目当てはもちろん!!阿部寛の平知盛!!
配役を知った時から、かなり期待していたんですけど、期待通りでした。
NHKのHPに阿部ちゃんのインタビューがあったのでどうぞ!!
NHK『義経』公式HP・阿部寛インタビュー

まず最初にツッコミさせてください(笑)
弁慶の投げた岩石が発砲スチロールに見えたのは私だけですか?!
当たっても痛くないよ、あの質感(笑)友達と大笑いしていました・・・。
そして、あんなに重いものを船に積んでも平気なの?!
しかも投げ込まれた方の船がダメージないし・・・^^;

八艘飛びで、キャプテン翼の空中戦を思い出しました(笑)
五条大橋以来の衝撃(笑撃?!)でした。
スローモーションというのは分かっています。分かっていますが、滞空時間が長く感じられたので、アニメ『キャプテン翼』の翼君のオーバーヘッドを思い出しました。(^^;(ものすごいジャンプ力と滞空時間の長さ。)まあ、こういう突っ込みどころ満載なところもけなしているわけでなく楽しいんです。

さて、肝心の今週の主役知盛ですが、格好良かったです!!
義経に戦いを挑む時の口上、一騎打ち、そして碇を巻き付けての入水。
「見るべきものは、すべて見た」と潔く死んでいく姿は壮絶!
一騎打ちでは、私も友達も完璧に阿部ちゃん知盛の肩を持っていました(笑)
だって・・・格好いいし、知盛の方が強く見えるんだもん(^^;
安徳天皇と共に入水する平家の女性達もまた哀れ。
驕れる平家も、滅び行く姿に哀れみを感じ、能などの題材になるのは、
やはり日本人が「滅びの美学」が好きだからでしょうか?!

これからは、義経が追われる身となる。
これもまた「滅びの美学」でしょうか?!
今週で楽しみの一つだった阿部・知盛がいなくなり寂しいです・・・

久々岡さんネタ

2005年09月07日 | 雑感~ひとりごと
今日もおとなしくしていた。明日からはまた活動再開予定。
まだ食欲は出ない。昼はうどん、夜もうどん。
早く美味しいものが食べたいけど、そのような気分になれない。
やはり、食事ができるというのは元気な証拠だと思った。
そんな中、テレビを見たら、『グランド・ホテル』というミュージカルの会見が。
司会のライブドアの例の広報がメインで報道されていたけど<所詮ワイドショー。
私の中のメインはそりゃ、麗しの岡幸二郎
舞台の扮装だったからかっこよすぎ!!!
びばりさんしかアップで取り上げられていなかったけど、
岡さんは背が高く何気に後方センターに陣取っていたので目立った(笑)
あまりにもかっこよすぎたので、血圧上がりました。(普段は低血圧)
ちょっと、元気になりました。
岡さん、大澄賢也とWキャストなんだー。
しかも若くて美男、だけどホテル内でこそ泥を働くほどに落ちぶれた役(^^;
おひげな男爵が素敵です。(思わずラウルな岡さんを妄想・・・・)

以下関連記事リンク
・sanspo.com芸能 グランドホテル会見記事
・ZAKZAK
・niftyシアターフォーラム

いまいちな体調

2005年09月06日 | 雑感~ひとりごと
先月に体調を崩して以来、どうもパッとしない。
やっと良くなった思ったら、日曜夜夕食後にまた体調が悪くなった。
お腹にさしこむ痛みに、冷や汗も出て、貧血状態になったバタンとなりました^^;
おばあちゃんが心配して「救急車呼ぶ?」というような騒ぎになりましたが、
1時間苦しんで、トイレに行ったら、だいぶ良くなったので、(汚くてごめんなさい!)
夜間救急センターに連れていってもらい、薬をもらい、事なきを得ました。
昨日、今日と続けてかかりつけのお医者さんに行ってきました。
薬と静養の結果、だいぶ良くなりました。
また様子を見て、お医者さんに通うことになりそうです。
暫く、うどんで過ごします。

で、苦しんでいた私に向けての母の一言。(in夜間病院の帰りの車中)
「まあ、陣痛もあんな程度だから大丈夫。」
嫁入り前の娘に向かって、何を励ましたのかは分かりませんが・・・(^^;
さすが、3人の子供を産んだ母は偉大です(爆)
苦しかったけど、二十歳過ぎて罹った麻疹や胃痙攣に比べれば大したこと無い。
(一昨年に罹ったはしかは38度以上の熱が一週間以上続いたんです・・
そりゃ、もうね。。。死ぬかと思いましたよ・苦笑)

というわけで、苦しんでいた時に放送していた『義経』阿部寛の知盛の最期は・・
土曜日の再放送でじっくりと見ることにしよう・・・・(^^:

台風もまた接近です。怖いですね。気を付けましょう!

『襲名十八代』

2005年09月06日 | 本・マンガ
ーこれは勘三郎からの恋文である。

 という副題の本。もちろん勘三郎さんの本です。内容は、いつもの通り、あの語り口そのままが活字になった感じで、幅広い交友関係とか歌舞伎のことなど、今までの本と被るところもありますけど、相変わらず、面白くて、一気に読んでしまいました。そして、歌舞伎に対する熱い思いを感じることができます。
 勘三郎さんのお芝居はとても好きだけど、でも・・・あまり過剰な笑いには走って欲しくない、と思っています・・・・。

 個人的に面白かったのは、仁左衛門さんがアリゾナにある勘三郎さんの別荘を訪れた時に、気球に乗ったということ。(たぶん、私に何かで読んだ。会報?)以前、高い所とかが好きと仰っていましたけど、本当に、高い所がお好きなようでして、ニコニコだったそうです。
 私は、高い所がとにかく嫌いなので、想像できませんね^^;
 

『天使と悪魔』

2005年09月04日 | 本・マンガ
『ダ・ヴィンチ・コード』の作者ダン・ブラウンの著作。訳者も同じ越前さんという方です。
 主人公はダビンチと同じくロバート・ラングドン。このダビンチが面白かったし、図書館でたまたま目にしたので手に取り、「同じ作者じゃ、面白そうだなと思い借りてきました。主人公が同じなのでてっきり、続編かと思っていたけど、ダビンチの前の作品でした。

 やっぱりインディ・ジョーンズみたいです(笑)展開はダビンチとかなり同じですけど、面白く読むことができました。
 殺人事件→ラングドン巻き込まれる→被害者の身内女性と共に行動というパターン。科学と宗教がテーマで、この作品もキリスト教に関する知識とか面白かった。
 そして、ローマ法王選出のコンクラーベが絡んでくるのですが、つい最近話題になったことなので、そのニュースを思い出しながら読んでました。(それでなきゃ、コンクラーベとか枢機卿という言葉も知らなかっただろうな。)フリーメイソンという言葉も何となく聞いたことがあった。(大学のアメリカ史の授業?)イルミナティは聞いたこと無いけど、やはりまた出てきました秘密結社!!こちらはガリレオなど科学者たちが入っていたといわれている。ガリレオはご存知の通り、地動説を唱え、教会から迫害されていたのですけれど、そのガリレオのことについても面白かったです。
 
 読みながら、科学と宗教の対立についても考えてみた。
一神教の国ではない日本人にはあまりピンとこない問題かもしれない。(私もですけど。)でも、私は地球に生命があること、そして人間(全体も個人も)の誕生もとても神懸かりに近い数字(確率)で生まれてきたものだと思っています。そして、重要な鍵を握る人物の、マスコミに向けた言葉は納得できる。(ネタばれになりそうだから、まだ言えません。)

こちらもダビンチに続いて映画化されるみたい。楽しみです。『ダ・ヴィンチ・コード』映画はトム・ハンクス主演ですが、ネット検索したらイアン・マッケランも出演するそうです。指輪物語シリーズでガンダルフ役の人。被害者の役だろうか・・・?!と密かに期待。

二代目松緑の『達陀』(DVD)

2005年09月03日 | 歌舞伎
 図書館にあったので、借りてきました。
昨年3月の歌舞伎座で菊五郎さんの僧・集慶、菊之助さんの青衣の女人で見ました。とても面白かったお坊さんダンスというイメージ(笑)だったので借りました。このDVDは昭和45年、NHKスタジオで収録されたもの。(割と、こういう形で残っている映像って多そう・・・)

 僧は二代目松緑、青衣の女人は菊五郎さんでした。松緑さんは、私は映像で見るたびに、生で拝見したかったと強く思う役者さん。勧進帳の弁慶なんか、すごく格好いい。そして、何より口跡が素敵。今、改めて見ると、團十郎さんと吉右衛門さんに似ているなーと思ってしまう。(叔父・甥の関係ですよね、忘れがちだけど。目が似ている・・^^;)
 菊五郎さんは、若い!細い!綺麗!!情報なかったら分からなかったと思う・・^^;

 スタジオ撮影の利点と言いましょうか、回想場面の二人の踊りが印象的です。そして、僧侶の一人で三代目を追贈された初代辰之助さんもご出演(ややこしい・・・)この方も私は生で拝見したかったと思う役者さん。

東大寺二月堂のお水取りをテーマとしたこの舞踊はやっぱ面白いですね。お経を読む松緑さんの声は渋すぎ!!(謡を謡ったら素敵そう!!と妄想・・^^:群舞は私も思わず踊りたくなってしまいます(笑)

歌舞伎名作DVD、また借りてきたいと思います。

世界ふしぎ発見・パリ花の都とオペラ座の怪人

2005年09月03日 | テレビ
番組の様子はこちらから<公式HP>
今週の世界ふしぎ発見はパリ・オペラ座特集でした。(たぶんDVDの発売に合わせているんだろうな・・という匂いは感じました・笑)

 オペラ座ってすごい贅を尽くした建て物ですね。シャガールの絵の天井とか正面からの写真とかは見たことあるけど、豪華すぎる!
 クエスチョンは2問正解しました。オペラ座で作られている食べ物・・・蜂蜜なんですけど、小道具さんが屋上で飼っているそうで、ちゃんと売られています。これは、前に人から教えていただいた話なのですぐに分かりました(笑)なので、私が回答者だったら絶対に「スーパーひとし君」出してました(笑)おっと、今は金・銀・銅のひとし君人形でしたね(^^;
宙乗りのことも、なんとなくそうかなと感じました。(みんな宙づりとか言うけど、宙づりっていうとさ・・・事故とか起きたみたいなイメージなんだよね・・・)
 地下の水脈のことも、よく本で読んではいたけど、実際映像で見たのは初めて。そういえば、昔(江戸)大阪で劇場を作る時も水が大変だったらしい。パリの地下道・・・どうしてもジャン・バルジャンを思い出します(^^;
 機会があれば行ってみたいパリ。

 床山さんや衣装さんの仕事の様子も写りましたが、やっぱり歌舞伎を思い出しました。芝居・音楽的要素・豪華な衣装やセット・・・歌舞伎座にも怪人みたいな、何か特別な存在を感じるときいたことがります。
 歌舞伎座は蜂蜜じゃなくて、おじさんが一階ロビーで人形焼きを作ってますが(笑)