10月に放送された
『ダブルフェイス 潜入捜査編』が思いのほかよかったので、続編も楽しみにしていました。WOWOWで放送されていたとのことですが、昨夜地上波で放送されたので、こちらを鑑賞。度々書いていますが、私はオリジナルの香港映画『インファナル・アフェア』が大好きで・・・だからこそ、日本でリメイクのドラマを・・・というニュースを知った時はあまり期待していませんでしたので、潜入捜査編も忘れていて途中から見たのですが、これが面白くて!!(少なくともハリウッドのリメイク映画よりは何倍も良い!!)
見逃した分も、先日再放送がありましたので、そちらで鑑賞。変更点はあるものの、そこはドラマならではでよかったかな。
前回は警視正が殺されて・・・というシーンで終わり。そして、いよいよ偽装警察編です。展開を知っているだけに、切なくもあり、また日本版はどうなるのか?!というワクワク感も・・・。映画と大きく違ったのは、偽装警察側(香川演じる)の相手役の女性。作家志望というのは同じですが、なぜかヤクザの親分から近づくようにと言われて・・・女は女(蒼井優)で転がり込んでくるわ・・・(^^;でも、この彼女の存在は、これはこれでよかったかな~とも思います。少なくとも、少しはお互いを思っていたのかなというところはありましたし。彼女をヤクザ側の思惑通り薬漬けにさせたくないという気持ちとか、花束を買ってきたりという、ちょっとしたシーンがよかったのですが、その分最後のシーンの対比がね~・・・切ないわ~
話の本筋自体は、ほぼ原作どおり。偽装警官のほうが薬物取引現場でボスを殺し、潜入と接触するもばれる→エレベーター。
という流れは、ちょこっと違うようなところはありますが・・・流れは同じ。エレベーターの扉が開いて・・・の衝撃のシーンは、原作やハリウッド版未見の方にはかなり衝撃的だったと思います。彼の生き方は何だったんだろう・・・ああ、無間道・・・。そして残ったほうも・・・・。
善人になりたいけれど・・・のほうは原作のほうがより強いような気がしました。かつ無間地獄に堕ちているというか・・・
でも、原作にも続編(過去を描いた2は別として、事件前後を描いた3あたりのリメイクで?)もありそうな雰囲気。でないと、女性陣キャストの続きが・・・。
いずれにしても、改めて原作映画『インファナル・アフェア』の凄さというか出来の良さというものを実感しました。
そして、繰り返し申し上げます。ドラマやハリウッド版はご覧になっても、原作を未見の皆様・・・
『インファナル・アフェア』を絶対に見てください!!!
そして、西島さんはよかったなぁ・・・。というか映画の中のトニー・レオンの雰囲気に似ている。もちろん香川さんもよかった!(このようなことを書くのは失礼ですがイケメン度ではアンディ・ラウには劣りますが、演技はさすがなんだよね~)ヤクザっぽくない小日向さんもよかったし、和久井・蒼井の両女性陣もよかったですね~
全く期待していなかった日本リメイクドラマは、思いのほかよかったです!!!