雨の日には雨の中を

相田みつをさんの「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を」という言葉が好きで、ブログのタイトルに使っちゃいました

植物の名前

2008-03-05 | 植物
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〔年々株が小さくなる庭のクリスマスローズ〕

クリスマスローズは好きな花の1つです。花弁に斑点がない白花品種が好きで、この赤紫色のものと同じ年(10年くらい前)に植えたのですが、白花の株は今年花を着けませんでした。

わたしが実家を離れていた間、庭の隅でほったらかしにされていたから生長も悪くて、この赤紫のほうもやっと小さな花を2輪着けただけだったのです。この小さな花に向かって「これからはちゃんと手入れするからね」と話しかけてしまいました。

わたしは以前から春に咲くこの花を、なぜ“クリスマスローズ”というのか不思議でした。で、今日ネットで調べてみたのです。

すると本来クリスマスローズと呼ばれていたのは、12月のクリスマスのころに開花する品種だけで、日本の園芸店でよく見られるオリエンタス種はレンテンローズと呼ばれているそうです。でも日本ではどちらもクリスマスローズという名で売られているとのこと。それで納得しました。

数年前から魚の名前を正式名称で呼ぶようになったと記憶していますが、植物の名前もそうして欲しいなーと常日頃思っています。“金のなる木"とか“幸福の木"とか“初恋草"とか・・覚えやすい商品名をつけることも必要とは思いますが、植物名と商品名の両方を標記してほしいものです。

そして特にやめてほしいと思うのが、別の植物の名を近縁だったり見た目が似ている植物につけること。ぱっと思い浮かぶのでは、“プリムラ・マラコイデス"を“さくら草"として売っているのをよく見かけます。サクラソウはちゃんと他にあるのだから、そういう紛らわしいことはやめてほしいですね。