京都での梅雨明けは例年、祇園祭が終わらないと・・・ってカンジでしたが今年は祇園祭が始まって7月8日には梅雨明け宣言(例年より10日も早かったとか)
ウチの庭でセミの抜け殻がちょくちょく見られるようになったのは梅雨明けぐらいからだったかな?
キンモクセイ、サルスベリ、スイフヨウ、フジ、ナンテンなどの幹や葉っぱの裏に地上5~60㎝から目の高さぐらいまで・・・とか、シャガの葉っぱの裏にとか・・・
いつもの年より多いように思ったんで集めてみることにしました。
抜け殻の脇をつまんで離すとき結構しっかりと足がくっついてるんですよ、まるでふんばってくっついてるみたいに。
そんな時、うさこさんから届きました
今回のモチーフは「セミの抜け殻」
先生自ら採集してくださいました。
「エーッ」「イヤーッ」とか言いながら淡々と描いてました。
実は、その日の絵手紙のモチーフは「セミの抜け殻」と「水菓子」だったんですが、わんちゃんには「セミの抜け殻」が・・・っと、ピンときたんです。
ジャストタイミングでした
今のところ66個。
セミは同じセミのように思いました、集めた抜け殻を一つ一つ見てみると、全部同じでした、どうもクマゼミのようなんですが、庭で成虫をサッパリ見てないので断定できないでいると、クマゼミという決定的な見分け方法がこちらに
それじゃぁっと一つ一つお腹を見てみました、“でべそ”がありました
み~んなクマゼミでした。
中には抜け殻から白い糸のようなモノがひょろっと見えてます
その「クマゼミの抜け殻の白い糸の正体」は? こちらに
それからしばらくして散歩道でクマゼミに出合いました。
以前、撮ったのとちょっと違うんです、
↑↓2枚とも2011.7.22(am7:05~7:12)庭で撮影
頭の色が違うのとかは?
コレって羽化してからの時間差っということがまたまた解りました。
夏覆う小さな命の逞しさ。 (道草)
「羽化の時間」 原田勇男
早い時間から光の渦が
眩しくきらめいている夏の朝
補虫網や鳥モチを持った少年は
河原に向けて弾むようにダッシュする
蝶やトンボの空中遊泳に魅せられ
背丈より高い草をかき分けて進むと
低いミズキの葉がかすかに揺れている
茶褐色の殻を破って虫の白い裸身が覗いた
セミの羽化がはじまったのだ
だれに教えられたのでもないのに
セミは巧みに身を反らせ
ひと呼吸入れてゆっくりと這い出す
左右に離れた複眼と三つの単眼
初めての世界はどんなに見えるだろう
体液で羽のすみずみが伸び切るまで
抜け殻につかまってふるえるセミのいのち
その切ない羽化の時間を
少年は息をつめて観察した
ふと白い抜け殻の母をおもい
少年はあわててその映像を打ち消した
その日の獲物は何もなかったが
やわらかないのちのいぶきにふれたのだ
↑道草さんより・・・
ウチの庭で66個もクマゼミの抜け殻を見つけたのに、この夏は庭で、あんまり鳴いているのを聴いてないし、ましてや大人のクマゼミに出合ってないんですよ、どこへ飛んでいっちゃったんでしょうねぇ・・・
ウチの庭でセミの抜け殻がちょくちょく見られるようになったのは梅雨明けぐらいからだったかな?
キンモクセイ、サルスベリ、スイフヨウ、フジ、ナンテンなどの幹や葉っぱの裏に地上5~60㎝から目の高さぐらいまで・・・とか、シャガの葉っぱの裏にとか・・・
いつもの年より多いように思ったんで集めてみることにしました。
抜け殻の脇をつまんで離すとき結構しっかりと足がくっついてるんですよ、まるでふんばってくっついてるみたいに。
そんな時、うさこさんから届きました
今回のモチーフは「セミの抜け殻」
先生自ら採集してくださいました。
「エーッ」「イヤーッ」とか言いながら淡々と描いてました。
実は、その日の絵手紙のモチーフは「セミの抜け殻」と「水菓子」だったんですが、わんちゃんには「セミの抜け殻」が・・・っと、ピンときたんです。
ジャストタイミングでした
今のところ66個。
セミは同じセミのように思いました、集めた抜け殻を一つ一つ見てみると、全部同じでした、どうもクマゼミのようなんですが、庭で成虫をサッパリ見てないので断定できないでいると、クマゼミという決定的な見分け方法がこちらに
それじゃぁっと一つ一つお腹を見てみました、“でべそ”がありました
み~んなクマゼミでした。
中には抜け殻から白い糸のようなモノがひょろっと見えてます
その「クマゼミの抜け殻の白い糸の正体」は? こちらに
それからしばらくして散歩道でクマゼミに出合いました。
以前、撮ったのとちょっと違うんです、
↑↓2枚とも2011.7.22(am7:05~7:12)庭で撮影
頭の色が違うのとかは?
コレって羽化してからの時間差っということがまたまた解りました。
夏覆う小さな命の逞しさ。 (道草)
「羽化の時間」 原田勇男
早い時間から光の渦が
眩しくきらめいている夏の朝
補虫網や鳥モチを持った少年は
河原に向けて弾むようにダッシュする
蝶やトンボの空中遊泳に魅せられ
背丈より高い草をかき分けて進むと
低いミズキの葉がかすかに揺れている
茶褐色の殻を破って虫の白い裸身が覗いた
セミの羽化がはじまったのだ
だれに教えられたのでもないのに
セミは巧みに身を反らせ
ひと呼吸入れてゆっくりと這い出す
左右に離れた複眼と三つの単眼
初めての世界はどんなに見えるだろう
体液で羽のすみずみが伸び切るまで
抜け殻につかまってふるえるセミのいのち
その切ない羽化の時間を
少年は息をつめて観察した
ふと白い抜け殻の母をおもい
少年はあわててその映像を打ち消した
その日の獲物は何もなかったが
やわらかないのちのいぶきにふれたのだ
↑道草さんより・・・
ウチの庭で66個もクマゼミの抜け殻を見つけたのに、この夏は庭で、あんまり鳴いているのを聴いてないし、ましてや大人のクマゼミに出合ってないんですよ、どこへ飛んでいっちゃったんでしょうねぇ・・・