
爪蓮華です。
多年生の多肉植物で、
葉の先端の尖った形が獣類の爪に似ていることからついた名前です。
なんと、原産地は日本。
元々は日当たりの良い岩場や崖に自生するそうです。

そういえば、以前、蒲江のたかひら展望公園で、岩蓮華が崖に自生しているのを見つけたことがあるのですが、
爪蓮華を見ながらその光景を思い出しています。

一つ一つはこんなです。
母の月命日毎に来てくださるお坊さんが、
持ってきて下さいました。
花の好きな方で、いつも仏間の花の話題になります。
これはお寺の奥さんが「綺麗な花も咲く」と、
植木鉢にお家の庭から移してくださったようです。

この瓶に植えられた多肉植物(フェイク)の中に
爪蓮華もあります。
玄関に飾ってあったのを見てくださっていて、
これですよね、と言って、名前も教えてくれました。
息子とあまり歳のかわらないお坊さんで、
ハンサムだし、お経をあげる声もとても良いのですよ。
いただいてもう二週間近く経つので、
一つ一つが大きくなりました。
間引いて植え替え、増やすこともできます。
岩蓮華に花が咲いた時は美しさにびっくりしましたが、
この爪蓮華にはどんな花が咲くのでしょう。