きのうは北斎の作品を見ましたが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cd/9d378a113d3381c025dd3de893f02096.jpg?1725842529)
東海道五拾三次之内 原朝之冨士
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f1/14dd5b924015fd05ed12d5f3547e18ae.jpg?1725842529)
蒲原夜之雪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f1/03ee13fd10e4c8eada2e6779ac6f2ca8.jpg?1725842530)
舞坂今切真景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/18/1c9fa436e674b887d09cd31b7ed368d4.jpg?1725847393)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/76/f318752ae11c2e8d6f71a7493f00acbb.jpg?1725846167)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c1/3520bb721c7ef9914cd8df68420d6edc.jpg?1725846737)
東海道風景図絵 1851
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c4/c1eff6522fd135090dfbd567b3b06301.jpg?1725846737)
冨士見百図 1859
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f6/4f1ecbbc8d1ebf240bed572a92c5c2d2.jpg?1725849075)
名所江戸百景 八ッ見のはし 1856
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bf/5e040ceefaadbc20cffc6694cac0c89c.jpg?1725848660)
きょうは広重の作品を見ていきたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cd/9d378a113d3381c025dd3de893f02096.jpg?1725842529)
東海道五拾三次之内 原朝之冨士
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f1/14dd5b924015fd05ed12d5f3547e18ae.jpg?1725842529)
蒲原夜之雪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f1/03ee13fd10e4c8eada2e6779ac6f2ca8.jpg?1725842530)
舞坂今切真景
北斎が「冨嶽三十六景」を書き終えた後、
広重は「東海道五拾三次之内」を30代で描き始めています。
北斎は1760年、広重は1797年生まれです。
北斎は90の長寿でしたが、
広重は62歳でなくなっています。
【北斎の没後、
広重は「不二三十六景」「冨士三十六景」を制作、北斎の「脚色した風景」ではなく、
「見た風景そのまま」を描きました。
北斎を意識したことは間違いなく、対抗心もあったことでしょう。】
これは解説から導いた物で、
私の知識ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/18/1c9fa436e674b887d09cd31b7ed368d4.jpg?1725847393)
私が思うに、
対抗心はあったにせよ、シラミがわいても構わない北斎と、居住まいのきちんとした広重では、元々個性の違いを感じずにはいられません。
それは否応なく絵にも現れる物だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/76/f318752ae11c2e8d6f71a7493f00acbb.jpg?1725846167)
会場にはこの他にも、
北斎と広重を比べる物がありましたが、
それは絵の本質ではないと感じました。
もちろんそのように比べることに異議があるわけではなく、ただの感想です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c1/3520bb721c7ef9914cd8df68420d6edc.jpg?1725846737)
東海道風景図絵 1851
東海道の各宿場の風景を描いた版本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c4/c1eff6522fd135090dfbd567b3b06301.jpg?1725846737)
冨士見百図 1859
波の表現も北斎と広重では自ずと異なります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f6/4f1ecbbc8d1ebf240bed572a92c5c2d2.jpg?1725849075)
名所江戸百景 八ッ見のはし 1856
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bf/5e040ceefaadbc20cffc6694cac0c89c.jpg?1725848660)
安藤家に残されていた遺品のうち
袂落とし(財布)と煙草入れ
会場で撮影することができましたので、帰ってからじっくり作品の解説を見たりして、
好きな絵を載せることができました。
北斎と広重、
偉大な二人の絵師の、
数多くの作品を見ることができたのは幸せでした。
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