mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

大分県立美術館

2022-12-16 | 美術館
OPAMで開催中の
「大本山相国寺と金閣・銀閣の名宝」展へ
行ってきました。




3階の展示室Bとコレクション展示室での展示です。





そもそも歴史に疎いので、

私などは、
雪舟、利休、等伯、探幽、応挙に若冲まで見られるとはどういうこと?と、

しかも
金閣寺、銀閣寺と相国寺の関連は何?

と思いました。



写真はもちろん撮れませんので、

パンフレットによります。





京都の名刹「相国寺」は、
室町幕府三代将軍の足利義満が創建した寺院です。
1382年のことです。

ですので、最初の会場では、
14世紀の禅画、墨蹟に始まり、茶道具などの美術工芸品、雪舟の絵、利休の竹の花入、等伯の屏風まで、

安土桃山時代を経て、江戸時代初期までの

長い歴史の名品を見ることになります。



金閣寺、銀閣寺は、
相国寺の塔頭といって、別坊に当たります。

金閣寺を建てたのも足利義満なので納得です。
銀閣寺は100年近く下って8代将軍義政が建立しています。



次の展示室で目に飛び込んできたのが、
伊藤若冲の絵です。


若冲の絵は軽妙で見飽きません。

時代を超越した面白さです。

竹が踊っているような「竹図」には驚きました。
「群鶏蔬菜図押絵貼屏風」は見ても見ても面白かったです。
鶏の顔を探すと構図が見えてきます。

水墨画の名品が20点も展示されているので、
若冲が好きな人にはたまらないかもしれません。

相国寺第113世住職が、若冲の支援者であり、また親友であったことから数多くの作品が伝えられているということです。





また、
最後になりますが、
日田市出身の日本画家岩澤重夫の
「金閣寺客殿障壁画」も展示されています。

それは見事でした。

見逃すのは惜しい名品の数々でした。

年末から一部展示替えもあるようなので、
もう一度行きたいと思います。




これは、





この春に、京都に行った時に撮った相国寺です。





そんなすごい寺とも知らずでした。




お庭を眺め、
美術館へも行ってきました。

若冲の「葡萄」と「芭蕉」図はこの時見ました。





見る目が少し変わったかしらね。

いやいや、
長い歴史に思いを馳せてみても、
大いに知識不足なゆえ、猫に小判状態でしょうか。








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