大みそかに放送されたNHK「第55回紅白歌合戦」の視聴率が、関東地区で第1部30.8%、第2部39.3%となり、第2部は過去最低だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。(中略)一方、民放各局の同時間帯に放送した主な番組(関東地区)では、TBSの「K―1プレミアム2004人類史上最強王決定戦」が20.1%、フジテレビの「PRIDE男祭り」第2部が18.3%、日本テレビの「細木数子の大晦日スペシャル!!」が14.4%だった。
読売新聞
現在流れている「正月名物“正月のテレビ番組は似たり寄ったり”」というフジカラーのCMがある。それはホントなのか?
そんなの嘘だよ。全然似たり寄ったりじゃない。だからここ数年、年末年始番組は面白くないし、紅白歌合戦も最低視聴率を記録し続けるのだ。80年代のメディアの相対化は日本人のテレビの嗜好をデストロイし続けてきた。もう20年も前から“似たり寄ったり”は解体され続けてきたのだ。そもそも日本人は“テレビ”自体をそれほど見なくなっているのだろうけれど。
あえて言えば、もっと“似たり寄ったり”すべきなのだ。それが風物詩なのだから。
その代わりと言ってはナンだが、例えば昨日放送された「北の国から 遺言」「踊る大捜査線 レインボーブリッジを封鎖せよ」は視聴率を稼いだことだろう。これは局にしてみればどう考えても安全パイである。しかしこんな編成は春秋の改編期と変わらない。局は違うが「芸能人大感謝祭」でもやった方が余程華やかで正月らしいというものだ。
そんな時代に鬼の首を取ったように「紅白の視聴率が史上最低」と報道することに意味があるのか。ま、アンチNHKにとってはいいニュースか……。
Gカップ神輿、熱湯風呂のテレ朝「朝まで暴走 元たけし軍団スペシャル」。以前の放送と比較してポテンシャルは下がったらしいが、あまりにバカバカし過ぎて、2日にして今年最高の正月番組に決定。
読売新聞
現在流れている「正月名物“正月のテレビ番組は似たり寄ったり”」というフジカラーのCMがある。それはホントなのか?
そんなの嘘だよ。全然似たり寄ったりじゃない。だからここ数年、年末年始番組は面白くないし、紅白歌合戦も最低視聴率を記録し続けるのだ。80年代のメディアの相対化は日本人のテレビの嗜好をデストロイし続けてきた。もう20年も前から“似たり寄ったり”は解体され続けてきたのだ。そもそも日本人は“テレビ”自体をそれほど見なくなっているのだろうけれど。
あえて言えば、もっと“似たり寄ったり”すべきなのだ。それが風物詩なのだから。
その代わりと言ってはナンだが、例えば昨日放送された「北の国から 遺言」「踊る大捜査線 レインボーブリッジを封鎖せよ」は視聴率を稼いだことだろう。これは局にしてみればどう考えても安全パイである。しかしこんな編成は春秋の改編期と変わらない。局は違うが「芸能人大感謝祭」でもやった方が余程華やかで正月らしいというものだ。
そんな時代に鬼の首を取ったように「紅白の視聴率が史上最低」と報道することに意味があるのか。ま、アンチNHKにとってはいいニュースか……。
Gカップ神輿、熱湯風呂のテレ朝「朝まで暴走 元たけし軍団スペシャル」。以前の放送と比較してポテンシャルは下がったらしいが、あまりにバカバカし過ぎて、2日にして今年最高の正月番組に決定。