やっと『カンフーハッスル』を観て来た(新宿東急)。
実は、さんざんテレビで流れていた「ありえねー」というこの映画のコピーがあまり好きではない。
“ありえないこと”を「ありえねー」と宣伝でコピーしてしまうのは作品を矮小化しかねない。チャウ・シンチーはなぜこのコピーを許したのだろう。事実、今日資料用に買った某インディー系の映画誌でも某自称映画評論家の「CG使いすぎ」なる頓珍漢な評を載せていた(弾みで買ってしまったが…)。この人もおそらく「ありえねー」と呟きながら冷笑したクチだろう。愛がないんである、愛が。愛がないなら適当なコメントなどせずに無視して欲しい。それも映画評論家のスタンスである。
で、感想。
映画が終わるまでに3回は確実に涙ぐんだ。そして、熱くなった。
トン・ジーホワ、チウ・チーリン、シン・ユーによるファーストファイトから鳥肌が立った。
さらに言えば『少林サッカー』でブルース・リー風のGKを演じていたチャン・クォックワンの悪漢ぶり、同じく『少林サッカー』でしょうもない踊りを披露していたジョン・バウ君が見事なまでのボケ役者に成長していたのには感動した(笑った)。
『カンフーハッスル』が確実にチャウ・シンチーの中で『少林サッカー』と連なり、“それが”進化していることが確認できた。そしてこの作品が今後チャウ・シンチーが製作するであろう、新たな香港クンフームーヴィーの大きな布石であると確信した。今だに「吹き替え版が…」「CGが多い…」「笑いが少ない…」とか言ってると大きな流れを見逃すと思うですよ。
さて、『カンフーハッスル』は“ありえない”のか。
ありえないと思う人にはありえない。
ありえると思う人にはありえる。
don't think,feel!
実は、さんざんテレビで流れていた「ありえねー」というこの映画のコピーがあまり好きではない。
“ありえないこと”を「ありえねー」と宣伝でコピーしてしまうのは作品を矮小化しかねない。チャウ・シンチーはなぜこのコピーを許したのだろう。事実、今日資料用に買った某インディー系の映画誌でも某自称映画評論家の「CG使いすぎ」なる頓珍漢な評を載せていた(弾みで買ってしまったが…)。この人もおそらく「ありえねー」と呟きながら冷笑したクチだろう。愛がないんである、愛が。愛がないなら適当なコメントなどせずに無視して欲しい。それも映画評論家のスタンスである。
で、感想。
映画が終わるまでに3回は確実に涙ぐんだ。そして、熱くなった。
トン・ジーホワ、チウ・チーリン、シン・ユーによるファーストファイトから鳥肌が立った。
さらに言えば『少林サッカー』でブルース・リー風のGKを演じていたチャン・クォックワンの悪漢ぶり、同じく『少林サッカー』でしょうもない踊りを披露していたジョン・バウ君が見事なまでのボケ役者に成長していたのには感動した(笑った)。
『カンフーハッスル』が確実にチャウ・シンチーの中で『少林サッカー』と連なり、“それが”進化していることが確認できた。そしてこの作品が今後チャウ・シンチーが製作するであろう、新たな香港クンフームーヴィーの大きな布石であると確信した。今だに「吹き替え版が…」「CGが多い…」「笑いが少ない…」とか言ってると大きな流れを見逃すと思うですよ。
さて、『カンフーハッスル』は“ありえない”のか。
ありえないと思う人にはありえない。
ありえると思う人にはありえる。
don't think,feel!