何とか午前中に起き、もう何だかんだ言って1年以上通い続ける近所の歯医者へ(ブログのきっかけも歯痛日記だったりする)。歯医者から戻り、『不滅の男 エンケン対日本武道館』のビデオを観ながら取材のテーマをいくつか考える。
夕方、テアトル新宿の控え室で遠藤賢司さんの取材。湯浅学さんのインタビューによる2000年の特集(この号は完売)に続いてのご登場。特集テーマの「チルドレン」にちなんだ質問は軽くいなされるも、今回の映画の話から日本人、輸入文化、サッカー、宣言、郷ひろみの『男の子女の子』等などを熱く、そしてクールに語るエンケンさん。1時間30分ほど取材におつきあいしていただいた感想。むちゃくちゃ厳しい人な反面、もの凄く優しい人であった。豪快でいながら繊細というか。この振り幅の大きさがエンケンのスケールなんだな。
「本当は早い時期に歌うのをやめようと思っていたのだけれど、あと1年あと1年と思っているうちにここまで来てしまった。気がついてみたら、東京ワッショイで宇宙防衛軍なのだから、もうどんどん若返ってやっていくしかない」(松村雄策『岩石生活入門』「アダルト・メランコリーとチャイルドライク・ワンダーとパラノイア」より)
この原稿を読んだのはもう20数年前だけれども、その頃はガキで全然わかってなかったと思う。20数年経って、お話したエンケンさんは本当に若かった。どんどんどんどん若くなっていると思う。
11月号に掲載。
夕方、テアトル新宿の控え室で遠藤賢司さんの取材。湯浅学さんのインタビューによる2000年の特集(この号は完売)に続いてのご登場。特集テーマの「チルドレン」にちなんだ質問は軽くいなされるも、今回の映画の話から日本人、輸入文化、サッカー、宣言、郷ひろみの『男の子女の子』等などを熱く、そしてクールに語るエンケンさん。1時間30分ほど取材におつきあいしていただいた感想。むちゃくちゃ厳しい人な反面、もの凄く優しい人であった。豪快でいながら繊細というか。この振り幅の大きさがエンケンのスケールなんだな。
「本当は早い時期に歌うのをやめようと思っていたのだけれど、あと1年あと1年と思っているうちにここまで来てしまった。気がついてみたら、東京ワッショイで宇宙防衛軍なのだから、もうどんどん若返ってやっていくしかない」(松村雄策『岩石生活入門』「アダルト・メランコリーとチャイルドライク・ワンダーとパラノイア」より)
この原稿を読んだのはもう20数年前だけれども、その頃はガキで全然わかってなかったと思う。20数年経って、お話したエンケンさんは本当に若かった。どんどんどんどん若くなっていると思う。
11月号に掲載。