徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

アダルト・メランコリーとチャイルドライク・ワンダーとパラノイア

2005-09-10 01:53:08 | LB中洲通信2004~2010
何とか午前中に起き、もう何だかんだ言って1年以上通い続ける近所の歯医者へ(ブログのきっかけも歯痛日記だったりする)。歯医者から戻り、『不滅の男 エンケン対日本武道館』のビデオを観ながら取材のテーマをいくつか考える。

夕方、テアトル新宿の控え室で遠藤賢司さんの取材。湯浅学さんのインタビューによる2000年の特集(この号は完売)に続いてのご登場。特集テーマの「チルドレン」にちなんだ質問は軽くいなされるも、今回の映画の話から日本人、輸入文化、サッカー、宣言、郷ひろみの『男の子女の子』等などを熱く、そしてクールに語るエンケンさん。1時間30分ほど取材におつきあいしていただいた感想。むちゃくちゃ厳しい人な反面、もの凄く優しい人であった。豪快でいながら繊細というか。この振り幅の大きさがエンケンのスケールなんだな。

「本当は早い時期に歌うのをやめようと思っていたのだけれど、あと1年あと1年と思っているうちにここまで来てしまった。気がついてみたら、東京ワッショイで宇宙防衛軍なのだから、もうどんどん若返ってやっていくしかない」(松村雄策『岩石生活入門』「アダルト・メランコリーとチャイルドライク・ワンダーとパラノイア」より)
この原稿を読んだのはもう20数年前だけれども、その頃はガキで全然わかってなかったと思う。20数年経って、お話したエンケンさんは本当に若かった。どんどんどんどん若くなっていると思う。
11月号に掲載。

整理(9月8日)

2005-09-10 00:51:20 | LB中洲通信2004~2010
珍しく午前中から事務所。この日は事務所のレイアウトも変えて在庫整理。

整理・掃除の合間に京橋へ『不滅の男 エンケン対日本武道館』の試写……と思ったら、ここ、何回行っても道に迷っちゃうのである。ということで間に合わず、10分遅れ。翌日はエンケンさんの取材なので仕方がないのでビデオをお借りする。またSさんからもリリース間近の『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』のサンプルも頂く。総収録時間が5時間以上。むちゃくちゃ充実した3枚組BOX(しかし観るのも1日かかりそ)。Sさんによると9月号に登場して頂いたエディ藩さんも掲載誌は喜んでいただけた模様。SIONさん特集の10月号に混じって9月号の注文もまだまだ来ているようだし、ライブ会場で扱ってもらおうかな……と。結局試写が終わるまでいろいろと話す。

神楽坂へ戻ると、整理はほぼ終了。生まれ変わったマイオフィス。ということで神楽坂へ行く回数も増える……か。その後、入江、袴田さんと早稲田のとんちゃんで打ち上げ。そしてライブの終わったGATE ONEで締め(始発までほとんど寝ていたが)。