徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

順当

2007-04-01 00:38:48 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
常葉菊川の勝利を見届けてから、久しぶりに浦和へ向かう。

駒場スタジアムで大宮戦。
ナビスコカップで清水が苦しめられた柏、マリノスに連勝した大宮相手に、前半はほぼ完勝と言える内容。藤本の難しいパスを受けDFを股抜きして狭いところを狙った枝村、西澤からのパスをダイレクトで振り抜いたフェル。惜しみなく走った児玉も素晴らしかった。ただし失点する前後10分ほどの内容は、ここ3試合を思い起こさせる拙攻だったのはいただけない。いくら若いチームとは言っても、健太チルドレンとしては3年目なのだからもっと冷静さが欲しい。またその中で矢島はもちろん、枝村ももっと強引に打ってよかった場面がいくつもあった。ゴール前で信じられない横パスをした枝村は、もっと王様になっていい。

藤本主税「後半のあたまに攻撃が出来たのは2-0だったから。2-0になったら誰でもそうなる。3人一気に交代したのは、監督もそれくらい困っていたのでは。リスクを冒さないと。(中略)これでは本当にアマチュアサッカー」(J's GOAL 3月31日付け

ここ数ゲームにないぐらい自分たちの時間が多かったし、結果的には逃げ切ったとは言え、とても手放しに喜べるゲームではない。
ゲーム終了後にゴール裏に向かう途中、浩太が身振り手振りを交えながら西部たちに話しかけていた。この場面を見ていて、このチームはまだまだのびしろがあるとは思ったけれど。
次は水曜日にナビスコカップ、マリノス戦。

オシムが失点前に帰ったのは幸いか。