日本平で鹿島戦。
第三者的に観れば、スリリングで面白いゲームだったと思う。
特に前半は見所が多かった。ミドルを強く意識し、アグレッシヴに攻撃を構成した内容は今季、健太が志向する攻撃の形が垣間見えたような気がする。一方の鹿島も鋭いカウンターと低い弾道の正確なクロスで清水ゴールを脅かす。ディフェンスでも互いに気持ちを全面に見せたプレイと騙し合いを見せた。前半から鹿島らしいプレイを繰り返していた岩政に対する青山のプレイは若かったとも言えるが、それを失うにはまだ早い。もっと闘え。
それにしても鹿島の2得点が良すぎた。1点目は柳沢の良質なポジショニングから、2点目は献身的に動き続けるマルキーニョスから柳沢への完璧なパス。まったく無駄のないウイイレのような美しいゴールだった。
オズワルド監督「ホントに清水は徹底されたチームで、まあプラスベンチの駒が多くいるチームに対して、まあ勝ったということは非常に我々にとって自信になる試合でもあるし、プラスそのやっぱり試合全体の質を考えればホントに厳しい試合ってことはもう予想してたことで(中略)選手たちが一番今の勝ったことの意味っていうのを実感してるんではないかなと」(Sの極み 4月21日付)
良くも悪くも鹿島は相変わらず鹿島だった。J唯一といえる、清水とはまったく正反対の“伝統”とベクトル。鹿島との戦いは互いのサッカー観の争いなのだと思う。やはり鹿島は、清水にとってその正しさを証明する、乗り越えるべき壁なのだろう。
兵働「今日は試合前に監督から、決めるところをしっかり決めれば勝てるからという話を受けて試合に臨んだ」(J's GOAL 4月21日付)
そういう意味で今日も紙一重の結果になってしまった。まあそれでもまったくネガる必要はないし、この日の前半に見せた闘いは今後に希望を持たせるものだったと思う。
オズワルド監督「何か新しいものに取り組むにあたって、勝つことによって積極的に取り組めるし、何をやるにしても積極的にいけるというところがある。(中略)勝つためにはこういうことを犠牲にしなければいけないし、やらなければいけないということを、彼らがわかったと思う」(J's GOAL 4月21日付)
これは清水にも言えることだろう。結果が出ないからといってチャレンジを止める必要はない。
昨日にまさる 今日よりも 明日はもっと 倖せに♪
ということで。
ただ、昨季から開幕戦にかけて日本平を揺るがすような手拍子を呼んだ矢島コールが、この日はすっかり影を潜めてしまった。サポーターやファンは矢島に柳沢のようなプレイは望んでいないだろう(ポジショニング除く)。一刻も早く昨季の一番輝いていた頃の爆走を取り戻して欲しいものだ。
健太「できない選手に期待するよりは、できる選手に今後期待はしていきたいなという風に思ってます」(Sの極み 4月21日付)
第三者的に観れば、スリリングで面白いゲームだったと思う。
特に前半は見所が多かった。ミドルを強く意識し、アグレッシヴに攻撃を構成した内容は今季、健太が志向する攻撃の形が垣間見えたような気がする。一方の鹿島も鋭いカウンターと低い弾道の正確なクロスで清水ゴールを脅かす。ディフェンスでも互いに気持ちを全面に見せたプレイと騙し合いを見せた。前半から鹿島らしいプレイを繰り返していた岩政に対する青山のプレイは若かったとも言えるが、それを失うにはまだ早い。もっと闘え。
それにしても鹿島の2得点が良すぎた。1点目は柳沢の良質なポジショニングから、2点目は献身的に動き続けるマルキーニョスから柳沢への完璧なパス。まったく無駄のないウイイレのような美しいゴールだった。
オズワルド監督「ホントに清水は徹底されたチームで、まあプラスベンチの駒が多くいるチームに対して、まあ勝ったということは非常に我々にとって自信になる試合でもあるし、プラスそのやっぱり試合全体の質を考えればホントに厳しい試合ってことはもう予想してたことで(中略)選手たちが一番今の勝ったことの意味っていうのを実感してるんではないかなと」(Sの極み 4月21日付)
良くも悪くも鹿島は相変わらず鹿島だった。J唯一といえる、清水とはまったく正反対の“伝統”とベクトル。鹿島との戦いは互いのサッカー観の争いなのだと思う。やはり鹿島は、清水にとってその正しさを証明する、乗り越えるべき壁なのだろう。
兵働「今日は試合前に監督から、決めるところをしっかり決めれば勝てるからという話を受けて試合に臨んだ」(J's GOAL 4月21日付)
そういう意味で今日も紙一重の結果になってしまった。まあそれでもまったくネガる必要はないし、この日の前半に見せた闘いは今後に希望を持たせるものだったと思う。
オズワルド監督「何か新しいものに取り組むにあたって、勝つことによって積極的に取り組めるし、何をやるにしても積極的にいけるというところがある。(中略)勝つためにはこういうことを犠牲にしなければいけないし、やらなければいけないということを、彼らがわかったと思う」(J's GOAL 4月21日付)
これは清水にも言えることだろう。結果が出ないからといってチャレンジを止める必要はない。
昨日にまさる 今日よりも 明日はもっと 倖せに♪
ということで。
ただ、昨季から開幕戦にかけて日本平を揺るがすような手拍子を呼んだ矢島コールが、この日はすっかり影を潜めてしまった。サポーターやファンは矢島に柳沢のようなプレイは望んでいないだろう(ポジショニング除く)。一刻も早く昨季の一番輝いていた頃の爆走を取り戻して欲しいものだ。
健太「できない選手に期待するよりは、できる選手に今後期待はしていきたいなという風に思ってます」(Sの極み 4月21日付)