いくつかアポと仕事の段取りを済ませて、夕方に静岡へ向かう。
予選リーグ突破のためにはもう負けられないだけではなく、勝たなければいけないゲームだった(四六時中「ゼッタイニマケラレナイシアイ」と呪文のように繰り返す某テレビ局のコピーとは違う)。先日の大分戦がそれまでの煮え切らない内容に光明が差してきたようなゲームだったので期待していた。
しかし勝てなかった。
オレも終わった瞬間はそれなりに気分が荒んだけれども、ゴール裏でサポーターから煽られた何人かのプレーヤーはゴール裏を睨み付けていた(スタンドからだいぶ離れた場所から挨拶していた)。2ちゃん情報によると岡ちゃんは泣いていたそうだ(確かにかなり凹んでいた)。これまで2回対戦して勝てなかった相手に対して思うところは誰もが同じだったと思うのだが……荒み具合で“想い”はわかるというものだ。野次も睨み返しも涙も否定はしない。ただ今日は結果だけが大事だったので、さすがに笑って拍手はする気だけになれなかったけれども。それがエンタテインメントに対する正しい態度じゃないか。
しかし奇跡はまだ起こるかもしれない。
勝ち点、得失点としては低レベルな争いを続けるグループBではもはや1位でしか予選突破の可能性は(ほぼ)ない。そこで星勘定だ。予選リーグ残り2戦の相手は現在首位の大宮。あくまでも清水の2連勝が前提なのだが、横浜と柏の対戦でどちらかが2連勝、もしくは1勝1分しない限りは、4クラブ(もしくは3クラブ)が勝ち点8で並ぶ可能性がある。2引き分けしてくれたら夢は広がりんぐ、である。ま、現在最下位で、勝ち点2しかないクラブが言うことではないのだが、とにかく清水が目指すのは大量得点による2連勝で、勝ち点8である。そして今度こそ、引き分けでも終わりだ。
ということでサポーター、ファンが夢見る願望と妄想のエンタテインメントは首の皮一枚残ったわけだが、問題はエンタテインメントするべき健太エスパルスが次の対戦・大宮2連戦の段階で、本当に(“チャンス”を与える、という形の)“テスト”が終わっているのかどうか。もちろんチームとして清水が成長し続けていることを信じて疑うことはないが、もはや、少なくとも、本当に、勝負のゲームでリスキーなテストは観たくないものだ。
西澤「ちょっと面白いプレーもできるようになってきた手応えもあるし、(中略)監督にも言われたけど「あとはフィニッシュだけだ」と、ホントその通りだと思うし。(中略)そのフィニッシュとラストパスの精度はちょっと……そこだけ、もうちょっと練習して頑張りたいと思います」(Sの極み 4月11日付)
もう少し、あと少しなのはよくわかるんだけどね。まあこういう試行錯誤を観続けるのも醍醐味って言えばそうなんだけど。15日の川崎戦ももちろん行く。
帰りのバスの中で大福を自棄食い。今日は実家で仕事することにした。
予選リーグ突破のためにはもう負けられないだけではなく、勝たなければいけないゲームだった(四六時中「ゼッタイニマケラレナイシアイ」と呪文のように繰り返す某テレビ局のコピーとは違う)。先日の大分戦がそれまでの煮え切らない内容に光明が差してきたようなゲームだったので期待していた。
しかし勝てなかった。
オレも終わった瞬間はそれなりに気分が荒んだけれども、ゴール裏でサポーターから煽られた何人かのプレーヤーはゴール裏を睨み付けていた(スタンドからだいぶ離れた場所から挨拶していた)。2ちゃん情報によると岡ちゃんは泣いていたそうだ(確かにかなり凹んでいた)。これまで2回対戦して勝てなかった相手に対して思うところは誰もが同じだったと思うのだが……荒み具合で“想い”はわかるというものだ。野次も睨み返しも涙も否定はしない。ただ今日は結果だけが大事だったので、さすがに笑って拍手はする気だけになれなかったけれども。それがエンタテインメントに対する正しい態度じゃないか。
しかし奇跡はまだ起こるかもしれない。
勝ち点、得失点としては低レベルな争いを続けるグループBではもはや1位でしか予選突破の可能性は(ほぼ)ない。そこで星勘定だ。予選リーグ残り2戦の相手は現在首位の大宮。あくまでも清水の2連勝が前提なのだが、横浜と柏の対戦でどちらかが2連勝、もしくは1勝1分しない限りは、4クラブ(もしくは3クラブ)が勝ち点8で並ぶ可能性がある。2引き分けしてくれたら夢は広がりんぐ、である。ま、現在最下位で、勝ち点2しかないクラブが言うことではないのだが、とにかく清水が目指すのは大量得点による2連勝で、勝ち点8である。そして今度こそ、引き分けでも終わりだ。
ということでサポーター、ファンが夢見る願望と妄想のエンタテインメントは首の皮一枚残ったわけだが、問題はエンタテインメントするべき健太エスパルスが次の対戦・大宮2連戦の段階で、本当に(“チャンス”を与える、という形の)“テスト”が終わっているのかどうか。もちろんチームとして清水が成長し続けていることを信じて疑うことはないが、もはや、少なくとも、本当に、勝負のゲームでリスキーなテストは観たくないものだ。
西澤「ちょっと面白いプレーもできるようになってきた手応えもあるし、(中略)監督にも言われたけど「あとはフィニッシュだけだ」と、ホントその通りだと思うし。(中略)そのフィニッシュとラストパスの精度はちょっと……そこだけ、もうちょっと練習して頑張りたいと思います」(Sの極み 4月11日付)
もう少し、あと少しなのはよくわかるんだけどね。まあこういう試行錯誤を観続けるのも醍醐味って言えばそうなんだけど。15日の川崎戦ももちろん行く。
帰りのバスの中で大福を自棄食い。今日は実家で仕事することにした。