徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

第6節 ほんの2、3分

2007-04-15 23:17:16 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
昼過ぎ、錦糸町に寄って皐月賞の馬券を買ってから武蔵小杉へ向かう。等々力競技場で川崎戦。

思えば清水は千葉戦の3得点、そして大分戦の2得点も同じような、わずか数分間のエアポケットの時間帯を作って得点していた。そのエアポケットに今度は清水が嵌まってしまったようだ。
同点、逆転されたほんの2、3分以外はかなり拮抗していた展開だったと思うが、あのような形の同点弾がなければ逆転もされなかっただろうという思いが強い。プレーヤーのコメントを読む限りでも、やはりあの瞬間だけは、千葉、大分相手にしてきたように、“魔の時間帯”を川崎に突かれて逆転されてしまったと見ているようだ。ミスはミスだが、こういうゲームは後に引きずらないことが大事だろう。タイミングが良いのか悪いのかわからないけれども、当事者の西部は代表合宿に初めて招集されてしまったが……。
岡ちゃんの初ゴール(ダイビングヘッド!)やフェルを中心とした前線での連携、児玉の魂のこもったスライディングなど前向きな見所も多かった。来週の対戦相手である鹿島がやっと初勝利を挙げて一息ついたのも好材料か(後ろ向きだけれども、スクランブル状態のチームは、どんなチームでも怖いので)。

それにしても川崎は「オレたちは強い」って“ネガティブ”なゲーフラをいつまで掲げ続けるのだろうか。強いことはもう十分すぎるほどわかっているんですけど……。

先週の柏戦よりはショックは少なかったが、それでも逆転負けで疲れて帰宅。
さ、仕事仕事。

2年経つ

2007-04-15 21:54:08 | Works
高田渡さんが亡くなって、明日4月16日でちょうど2年になる。
ということで、というか、ということだから、ということだろうけれども、CDJムック『高田渡読本』(音楽出版社)が送られてきた。どういう縁なのかよくわからないのだけれども(やはりご無沙汰のSさん経由なのだろうか)、大御所の皆さんに混じって、僭越ながら2年前に書いた拙文も収録して頂いているのでお奨めする次第である(バックナンバーを注文していただいてもいいですが)。
息子の漣さんはもちろん、中川五郎さん、田川律さんのようなお馴染みの渡語りの皆さんから、ギター職人の飯沼哲さん、風都市の石浦信三さんや渡さんの主治医でフォークシンガーの藤村直樹さんなどの話も収録されていて、かなり読みどころ多いです。

名曲列車

2007-04-15 21:16:40 | Works
金曜日。渋谷・百軒店街にある名曲喫茶ライオンの取材・撮影。
昭和元年オープンの老舗で、現在の建物は戦後に建てられたもの。それでも60年近く経っているので、とにかく雰囲気が素晴らしい。全盛期は昭和30年代のクラシックブームの頃。トイレや壁に残る落書きの数々が往時を偲ばせる。現在、地下と3階のフロアは消防法などのために使用されていないそうだが、それでも店内は結構広い。その広いフロアにびっしりと並ぶ座席は、わずかなボックス席を除いてすべて巨大なスピーカーに向かっている。その様は、まるで列車の中にいるような印象さえ受ける。貴重なスペースですな。画像は(C)湯川君。