徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

時代は変わる/第20節浦和戦

2009-08-03 00:37:08 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
エダ「狙い通りではないけど、とりあえず枠には飛ばせて、ラッキーだった。(相手には)当たってない。GKが最初に倒れちゃったみたい」

エジミウソン「(相手の)ゴールシーンに関しては、味方に当たってコースが変わってという感じ」
(以上J'sGOAL 8月2日付

まあどっちでもいいんだが。
雨の埼スタで「浦和対清水」。
「時間というのは忘れるためにあるのかもしれない」と言ったのは橋本治だったが、時間、時代というのは何かが変わるためにある。そしてまた『仁義なき戦い 完結編』で天政会の大友勝利が言うように「牛の糞にも段々がある」。
かつてのチャンピオンチームである浦和レッズが過渡期に入ったとはいえ、健太は4年の歳月を積み重ねながらガンバ、鹿島、浦和というタイトルホルダーに肩を並べ、追い越しつつあると確信できたゲームだった(とはいえ闘莉王がピッチにいたらというシーンは何度かあったわけだが)。
時代は変わるわけですよ。The Times They Are A-Changin'なわけです。

何を思ったのか、啓太は「僕はそのサッカーが間違っていないと思っている」と口走っているが、それを言いたいのは健太と若き清水エスパルスなわけである。
啓太君、牛の糞にも段々があるんで。
結局、約2週間で同じ相手と3ゲームしながら、言い方は難しいが落としても構わないゲームに負けはしたものの、大事なところできっちり2連勝できたのは、まさに牛の糞のような積み重ねが効いたのだろうと思う。別に手の内を知ったところで、上位であろうが下位であろうが必死に結果を求めるホームチーム相手では膠着した展開にならざるを得ない。また消耗戦になる夏場の連戦では、特に健太と清水エスパルスが積み重ねてきたハードワークとぶ厚い選手層が効くのは当たり前なのだ。間違ってないのはこっちの話。
さすがに今年はタイトル獲らんと実にマズいのである。

フィンケ「そして、これから中断期間に入る。(中略)これが今日の試合のまとめではないだろうか」(J'sGOAL 8月2日付

めんどくさいので思いっきり中略しました。
これで夏の埼玉ツアーは終了。お互い運が良ければ、再戦は年末の天皇杯準決勝
その場にフィンケさんがいるかどうかはわからない。

2週間の中断を経て次は16日、アウスタで上位の新潟戦。ぶっちゃけ、今日の浦和戦以上に勝たなければならないゲームである。9月のナビスコ準決勝、FC東京戦まで負けられない戦いが続く。