徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

まだ通過点/第23節磐田戦

2009-08-25 20:50:26 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日。
アウスタで清水対磐田戦。
この日は一応取材で入ったので、開場前にアウスタに到着し広報のUさんに挨拶。この人、とても興味深いキャリアの持ち主だった(詳しくは自力で調べて下さい)。2006年からエスパルスに入社されているので、「Uさん、いい時に入社しましたよね」って言ったら何かピンと来てなかったみたいだけど、現在の躍進はその年から(正確には前年の年末から)始まっているんだから、いろんな意味で広報のし甲斐もあると思うんだけどな。オカだけじゃなくて「青山と岩下、藤本も代表に……」というのはまったく同意です。記者席には座らずいつも通り自分の席で観る。

ということで、この日の圧勝は躍進のひとつの到達点。特に圧巻だったのがイチから始まるエダの2点目で、このパスワークの美しさは圧倒的で、ウイイレ的でさえあった。今季のベストゴールのひとつとも言えるだろう。


プレーヤーもほとんどミスのないパフォーマンスを見せた。特に右サイドのイチと兵働、岩下(1ゴール2アシスト!)が素晴らしかった。岩下の視野の広さと抜け目のなさはもっとマスコミに特筆されていいものだと思う。

メインもバックも、そしてゴール裏も、ゲーム後にあんなに人が残っていた記憶はないけれども、それだけ内容も含めて、特別な勝利だったということだろう。勝ちロコでエダやテルだけじゃなくて健太まで出てきたんだもの。静岡の民の、この盛り上がりが9月2日のFC東京戦でも続くことを祈る。
Uさんも広報のし甲斐があるんじゃないかと思う。


ただし、これはまだ通過点。オレたちのチームはまだまだ、こんなもんじゃない……と証明するために次は30日、等々力で2位の川崎と決戦。

健太「貪欲にがっついて行くこと。(引き分けでも良しとせず)勝って2位を取るんだという、突き抜ける気持ちで行かないと。これは自分自身にも言い聞かせてるんだけどね(笑)」(Sの極み 8月25日付)。

静岡に戻って白木と朝まで酒。久しぶりに幸多路にも寄る。この間行ったらおでん街全体が閉まっていたから地震の影響かと思ってお母さんに訊いてみたら、まったく影響はなかったと言う。何なんだ、地震に強い静岡。

そういえば、白木は始発に乗るまで終始身体が傾いていたような気がする…まだまだショックが足りんよ、ジュビロ。