土曜日。スカパーで甲府戦。
嫌な予感はしていたのだけれども後半40分に放ったタカのボレーシュートが後半の初シュートだった。
一進一退だった前半に伸二のビューティフルゴールと、ミス絡みの失点直後の前半終了間際に元紀の冷静なシュートが決まり勝ち越しを決めた。その後、後半にかけては相手が中2日の甲府だったのが信じられないような、一方的に圧倒される展開が続く。シーズン全体を考えれば、まだ決して順位表を気にする時期ではないとは思うけれども、すでに甲府の置かれているポジションはかなり危険な位置にある。前節アウエイで新潟に競り勝ち、中2日であってもその勢いでホームで清水を迎え撃つという、かなり高揚した状態だったのはよくわかる。テンションが上がった状態ならばむしろ短いスパンでの連戦の方が有利に働く場合もある。10人になった川崎のようなものである。
と言っても、概ね引き気味に体勢を整えながら相手の(ケアレス)ミスからサイドの裏を突いていくという甲府の攻めの形に苦しむ清水の姿は、川崎戦の後半以来何度も見た形ではある。さらに敬輔と辻尾の負傷交代がアフシンのプランにも影響を与えてしまった。まあ現状であの形で構えられてしまうと、相手が甲府であろうが、鹿島であろうが、川崎であろうが、苦しむ状況ではあるのだ。
そんな中でも何とか勝ち切って(逃げ切って)勝ち点を積み上げていくことがまず大事なのであって、内容は連戦の中で整えていくしかない。何てったって6月に続いて7月も地獄の連戦が続くのだ。連敗地獄や未勝利地獄が続いているのならともかく、結果以上に四の五の言う時間はない。こんなスケジューリングでは、どんな内容であろうとも、まず勝ち点3を積み上げることができたことをまず評価しなければならないと思う。
スタメン出場した大悟や途中交代で出場した浩太が復帰したのは勿論いいニュースだけれども、負傷者も出た中で、伸二やタカが7月、8月のハードな状況でどの程度使い続けることができるのか、清水というチームが上位に喰らいついていくことができるのかは、この消耗戦の季節に問われる。
勿論甲府をナメているわけではないが、また半年近く戦いは続くのだから甲府戦で燃焼しちゃったら困るのである。
今朝、なでしこの快挙を観たから言うわけではないが、あれはチームとしての完成度もあるけれども、トーナメントだからできる完全燃焼であって、リーグ戦で同じように常に全身全霊、完全燃焼、ハイレベルな内容で勝てというのは、ヤジに常に全力疾走しろ、兵働にもっと早く走れというようなものである。
まあ、何度も書いているけれども、こういう焦れるようなゲームもアフシンの言うとおり「エキサイティングなゲーム」なんだ。ゲームは自分から楽しんで観なきゃいけない。
J'sGOALの甲府番ライターもすっかりテンションの上がりまくったレポートを書いているが、まあ、その気持ちはわからなくもない。敗戦という事実を前にしながらも、彼らが追い込まれている状況を考えれば、結果も欲しかっただろうが、まず希望を読み取ることができる内容だったのだから(でも、このスケジュールで完全燃焼しちゃったらマズいと思うが…甲府こそ、何よりもまず結果だろうな)。
しかし彼のために改めて書いておくが、清水のシュート数の倍打とうが、何十本打とうが決まらなかったシュートはノーゴールである。そして運が良かった悪かったに関わらず健平は実力でビッグセーブを連発した。
決着は今月末のナビスコカップ予選第二戦で着ければいいのだ。
次節は中3日、13日にアウエイ仙台戦。
嫌な予感はしていたのだけれども後半40分に放ったタカのボレーシュートが後半の初シュートだった。
一進一退だった前半に伸二のビューティフルゴールと、ミス絡みの失点直後の前半終了間際に元紀の冷静なシュートが決まり勝ち越しを決めた。その後、後半にかけては相手が中2日の甲府だったのが信じられないような、一方的に圧倒される展開が続く。シーズン全体を考えれば、まだ決して順位表を気にする時期ではないとは思うけれども、すでに甲府の置かれているポジションはかなり危険な位置にある。前節アウエイで新潟に競り勝ち、中2日であってもその勢いでホームで清水を迎え撃つという、かなり高揚した状態だったのはよくわかる。テンションが上がった状態ならばむしろ短いスパンでの連戦の方が有利に働く場合もある。10人になった川崎のようなものである。
と言っても、概ね引き気味に体勢を整えながら相手の(ケアレス)ミスからサイドの裏を突いていくという甲府の攻めの形に苦しむ清水の姿は、川崎戦の後半以来何度も見た形ではある。さらに敬輔と辻尾の負傷交代がアフシンのプランにも影響を与えてしまった。まあ現状であの形で構えられてしまうと、相手が甲府であろうが、鹿島であろうが、川崎であろうが、苦しむ状況ではあるのだ。
そんな中でも何とか勝ち切って(逃げ切って)勝ち点を積み上げていくことがまず大事なのであって、内容は連戦の中で整えていくしかない。何てったって6月に続いて7月も地獄の連戦が続くのだ。連敗地獄や未勝利地獄が続いているのならともかく、結果以上に四の五の言う時間はない。こんなスケジューリングでは、どんな内容であろうとも、まず勝ち点3を積み上げることができたことをまず評価しなければならないと思う。
スタメン出場した大悟や途中交代で出場した浩太が復帰したのは勿論いいニュースだけれども、負傷者も出た中で、伸二やタカが7月、8月のハードな状況でどの程度使い続けることができるのか、清水というチームが上位に喰らいついていくことができるのかは、この消耗戦の季節に問われる。
勿論甲府をナメているわけではないが、また半年近く戦いは続くのだから甲府戦で燃焼しちゃったら困るのである。
今朝、なでしこの快挙を観たから言うわけではないが、あれはチームとしての完成度もあるけれども、トーナメントだからできる完全燃焼であって、リーグ戦で同じように常に全身全霊、完全燃焼、ハイレベルな内容で勝てというのは、ヤジに常に全力疾走しろ、兵働にもっと早く走れというようなものである。
まあ、何度も書いているけれども、こういう焦れるようなゲームもアフシンの言うとおり「エキサイティングなゲーム」なんだ。ゲームは自分から楽しんで観なきゃいけない。
J'sGOALの甲府番ライターもすっかりテンションの上がりまくったレポートを書いているが、まあ、その気持ちはわからなくもない。敗戦という事実を前にしながらも、彼らが追い込まれている状況を考えれば、結果も欲しかっただろうが、まず希望を読み取ることができる内容だったのだから(でも、このスケジュールで完全燃焼しちゃったらマズいと思うが…甲府こそ、何よりもまず結果だろうな)。
しかし彼のために改めて書いておくが、清水のシュート数の倍打とうが、何十本打とうが決まらなかったシュートはノーゴールである。そして運が良かった悪かったに関わらず健平は実力でビッグセーブを連発した。
決着は今月末のナビスコカップ予選第二戦で着ければいいのだ。
次節は中3日、13日にアウエイ仙台戦。