日曜日、夕方から出田さんと駅南で呑む。切羽詰まりながらも前向きな話ができた。まあ、初耳だったけれども、3.11の影響は人それぞれ、いろいろとあったんだなとか。
問題はその後起こった。
別れたのが21時頃だったので、もう少し呑んでいくかと入った酒場で原発絡みの話題で爺さんに絡まれたのだった。
それまで、これからフクシマへ作業に行くという青年たちと気持ちよく呑んでいたのだけれども、彼らを含めた数グループが去った後に店へ入ってきたこの爺さんはオレを若造と見定めて(いくつに見えたのかわからん…)、若造の語るデモが気に食わなくて、要するに「おまえも共犯者じゃないか」みたいなことを言い始めた。さらには逮捕者が出ないようなデモは駄目だとか、わけのわからないことを言う。しかし、デモが嫌いなわけではないらしい。
今、冷静になって考えてみれば、自分が「加担」してきたことを物凄く自覚しているこの爺さんは(細かいことは書けないが状況として、実際に「加担していた」とも言えるんだが)、今の若造のデモが「軽く」感じられて、「自分の後ろめたさ」をオレにも背負えと言っているように感じた。
後ろめたさなんて感じる必要ないのに、だ。
周辺で「食っていた」高齢者にはこういうタイプは少なくないのだと思う。
しかし、後ろめたさなんか感じる必要はない。
それは、要するに無批判の、そして無責任な総懺悔でしかないのだから。
ああ、この人には「自分」はあっても「個人」はないんだと思った。
勝手に自分だけが思い込んでる「失敗」をオレたちに押し付けんな、とは思ったが、別れ際に嫌がる爺さんの手を取って強引に握手してやった。
ということで全然「もう少し呑む」どころではなかったので、仕方なくネトカフェで女子ワールドカップ決勝の偉業をヲチ。
優勝決定の瞬間がちょうどナイトパックが終了する時間でラッキーだったな…。
問題はその後起こった。
別れたのが21時頃だったので、もう少し呑んでいくかと入った酒場で原発絡みの話題で爺さんに絡まれたのだった。
それまで、これからフクシマへ作業に行くという青年たちと気持ちよく呑んでいたのだけれども、彼らを含めた数グループが去った後に店へ入ってきたこの爺さんはオレを若造と見定めて(いくつに見えたのかわからん…)、若造の語るデモが気に食わなくて、要するに「おまえも共犯者じゃないか」みたいなことを言い始めた。さらには逮捕者が出ないようなデモは駄目だとか、わけのわからないことを言う。しかし、デモが嫌いなわけではないらしい。
今、冷静になって考えてみれば、自分が「加担」してきたことを物凄く自覚しているこの爺さんは(細かいことは書けないが状況として、実際に「加担していた」とも言えるんだが)、今の若造のデモが「軽く」感じられて、「自分の後ろめたさ」をオレにも背負えと言っているように感じた。
後ろめたさなんて感じる必要ないのに、だ。
周辺で「食っていた」高齢者にはこういうタイプは少なくないのだと思う。
しかし、後ろめたさなんか感じる必要はない。
それは、要するに無批判の、そして無責任な総懺悔でしかないのだから。
ああ、この人には「自分」はあっても「個人」はないんだと思った。
勝手に自分だけが思い込んでる「失敗」をオレたちに押し付けんな、とは思ったが、別れ際に嫌がる爺さんの手を取って強引に握手してやった。
ということで全然「もう少し呑む」どころではなかったので、仕方なくネトカフェで女子ワールドカップ決勝の偉業をヲチ。
優勝決定の瞬間がちょうどナイトパックが終了する時間でラッキーだったな…。