本日18時から経団連前で抗議が行われる。彼らは原発を“経済”の観点で熱狂的に擁護する集団である。
原発のビジネスサイクルを「それでも金は回り続ける」という近視眼的で、自転車操業的な資本主義で語るのならば、それもまた確かに経済なのだろう。車輪が回転し続ける限り、その自転車は走り続けるし、一応は、倒れない。
しかし、もはや自転車の車輪は止まっているのではないだろうか。その自転車がすでに壊れていることは、3.11以降、誰の目にも明らかになってしまったのではないだろうか。いくら「回り始めれば」経済として成立すると言い張っても、その自転車操業の行き先は、後の世代に解決しようがない負の遺産を押し付けることでしかない。
しかし、これは10万年後の未来の話でも、100年後の未来の話でも、2030年代の未来の話というわけではない。
オレだってまだ米倉よりはもう少し長く生きる予定の“未来のジジイ”である。まだ生まれてもいない“未来の世代”も大事だが、オレたちだって、それぞれに、それぞれの未来を生きる。勿論その延長線上に、先送りされ、負の遺産を押し付けられていく未来の世代がある(言ってみれば80歳の爺婆さんから10代、20代のガキんちょまで、誰もが負の遺産を押し付けられ続けている、かつての“未来の世代”なのだけれども)。
そんな未来を生きる人間に対して、経団連を中心とする一部の人間が、所詮現状維持しか提示できない“未来”や根拠のない“可能性”を、自転車操業でしかない“自己都合の経済”で糊塗しようなんてのは虫が良過ぎる。経済と言われたら首根っこを掴まれたような気持ちになる人もいるのだろうけれども、彼らが口にする経済という名の恫喝(都合のいい弱者利用)はあまりにも酷い。
それとは違う未来や可能性、そして“経済”を選択したいと思っているのならば経団連前で声を挙げた方がいい。
9.25緊急!経団連会館前抗議
【日時】9/25(火)18:00~20:00 予定
【場所】経団連会館前(大手町駅c2b出口でてすぐ)
【呼びかけ】首都圏反原発連合
<9月18日、経団連、経済同友会、日本商工会議所のトップが都内で合同記者会見を行い、政府が閣議決定しようとしていた、2030年代に原発ゼロを目指す方針に反対の立場を示しました。(中略)原発をやめることが果たして本当に経済を停滞させることになるのか、原発を続けることの方が経済にとって悪影響なのではないか、という視点も大きく抜け落ちており、「頭ごなしの脱原発反対」と言わざるを得ない様相を呈しています。
首都圏反原発連合は、こうした経済界の動きに対して、9月25日(火)、経団連会館前にて抗議行動を行います。
できる限り多くの方々にご参集いただき、経団連会館を包囲する勢いで、巨大な圧力をかけましょう!>
原発のビジネスサイクルを「それでも金は回り続ける」という近視眼的で、自転車操業的な資本主義で語るのならば、それもまた確かに経済なのだろう。車輪が回転し続ける限り、その自転車は走り続けるし、一応は、倒れない。
しかし、もはや自転車の車輪は止まっているのではないだろうか。その自転車がすでに壊れていることは、3.11以降、誰の目にも明らかになってしまったのではないだろうか。いくら「回り始めれば」経済として成立すると言い張っても、その自転車操業の行き先は、後の世代に解決しようがない負の遺産を押し付けることでしかない。
しかし、これは10万年後の未来の話でも、100年後の未来の話でも、2030年代の未来の話というわけではない。
オレだってまだ米倉よりはもう少し長く生きる予定の“未来のジジイ”である。まだ生まれてもいない“未来の世代”も大事だが、オレたちだって、それぞれに、それぞれの未来を生きる。勿論その延長線上に、先送りされ、負の遺産を押し付けられていく未来の世代がある(言ってみれば80歳の爺婆さんから10代、20代のガキんちょまで、誰もが負の遺産を押し付けられ続けている、かつての“未来の世代”なのだけれども)。
そんな未来を生きる人間に対して、経団連を中心とする一部の人間が、所詮現状維持しか提示できない“未来”や根拠のない“可能性”を、自転車操業でしかない“自己都合の経済”で糊塗しようなんてのは虫が良過ぎる。経済と言われたら首根っこを掴まれたような気持ちになる人もいるのだろうけれども、彼らが口にする経済という名の恫喝(都合のいい弱者利用)はあまりにも酷い。
それとは違う未来や可能性、そして“経済”を選択したいと思っているのならば経団連前で声を挙げた方がいい。
9.25緊急!経団連会館前抗議
【日時】9/25(火)18:00~20:00 予定
【場所】経団連会館前(大手町駅c2b出口でてすぐ)
【呼びかけ】首都圏反原発連合
<9月18日、経団連、経済同友会、日本商工会議所のトップが都内で合同記者会見を行い、政府が閣議決定しようとしていた、2030年代に原発ゼロを目指す方針に反対の立場を示しました。(中略)原発をやめることが果たして本当に経済を停滞させることになるのか、原発を続けることの方が経済にとって悪影響なのではないか、という視点も大きく抜け落ちており、「頭ごなしの脱原発反対」と言わざるを得ない様相を呈しています。
首都圏反原発連合は、こうした経済界の動きに対して、9月25日(火)、経団連会館前にて抗議行動を行います。
できる限り多くの方々にご参集いただき、経団連会館を包囲する勢いで、巨大な圧力をかけましょう!>