徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

運命とな

2005-01-17 15:07:02 | News
Match.com Internationalは1月14日、20~39歳の独身男女各200人に恋愛や結婚についてネット調査した「第1回 Match.com 愛の調べ」の結果を発表した。
「自分を“負け犬”もしくは予備軍だと思う」と回答した30代女性は40%。負け犬になった理由トップは「出会いがなかったから」(37%)だった。現在、恋人や婚約者がいるのと答えたのは44%。いない人のうち81%が「恋人が欲しい」と回答した。「結婚したいとすごく思う」のは21%、「多少思う」は50%。結婚したい理由トップは、男性は「家族・子どもが欲しいから」(42%)、女性は「心の支えが欲しいから」(52%)だった。
結婚していない理由は、女性は「運命の人に出会わなかった」(37%)が2位以下を16ポイント引き離してトップ。2位は「興味の対象が合う人がいなかった」「相手を見つける機会がなかった」「性格の合う人がいなかった」が同率(21%)だった。男性は「相手を見つける機会がなかった」(30%)がトップで、2位は「運命の人に出会わなかった」(29%)となっている。
ネタ元

人間、出会いに負荷をかけると燃えます。2ちゃんねる風に言えば萌えます。
それを人は「運命」と呼ぶ。
だから上司・部下、学校の先生に嗚呼~人の妻♪といった立場や、看護婦さん、婦警さん(これ職業差別語?)といった制服に、人(男)は燃えるわけです。当事者はまた別の立場や制服も燃える。いや萌える。
もうひとつ、機会(出会い)の負荷というものもありましょう。例えば昔から遊女に入れ込む男なんてものはざらにいたわけで、これは現在で言えばフーゾク嬢。不倫でもいいが、今や男と女の安易な接点はいくらでもある。しかしこれはなかなか人に言えたものではありません。この「人に言えない関係」というのがまた「運命」と言えなくもない。後ろめたさ、一種の共犯関係。これも燃える。いや萌える。石田某は「不倫は文化だ」とあまりにストレートに公言したために、“ある層”からバッシングを受けたが(話題が古いよ)、本音はどうなんですかね、一般大衆的に。
ま、それと「結婚」は別物と言ってしまえばそれまでですが、そういう人の「運命」ってのは結局「青い鳥」に収まるしかないような気がするです。

今そこに運命の出会いがないのならば、そこで運命を嘆くのは無駄である。

てか仕事しろ、オレ。

フェアやってます

2005-01-15 20:33:45 | LB中洲通信2004~2010
現在、3月号猛烈制作中ですが、2005年1月15日(土)より1ヶ月間(予定)ジュンク堂書店 新宿店にてLB中洲通信バックナンバーフェア開催。普段目にすることも少ない稀少種の雑誌ですので、この機会に手に取ってみて下さい。かなり大きなスペースで行われるようなので、数年分のバックナンバーがどどーん揃う予定です。オレも出没しますか……。
ツー・スリー制作の中洲通信HPでも随時フェア情報もUPする……と思われます。皆様、よろしくです。
LB中洲通信インフォメーション

それを言っちゃお終いよ

2005-01-15 18:07:06 | News
昨年春から続けている歯の治療。
あまりに治療が一進一退なので、昨日、最近担当している女医がちょっとキレ気味に、「歯の掃除をすれば状態安定するならいくらでも掃除しますけど、アンタもしっかり身体休めなさいよ」みたいなことを言った。つまり普通ならばもう半年くらい様子を見るような状況なのに、「アンタの生活態度が良くないから、歯もよくなってない」と言う。
まあ確かに生活態度は良くないが、「いくらでも掃除する」発言に、オレもムッとする。
で、歯医者から帰ってきたらタイムリーなニュース。

水戸市宮町の水戸協同病院(津久井一院長)の耳鼻咽喉科の女性医師(28)が、自分のホームページ(HP)の「日記」で、患者について「二度と来るな」などと中傷する書き込みをしていたことが14日、分かった。昨年末、外部からの指摘で病院が気付き、HPを閉鎖させた。病院は「内容が不適切だった」として、女性医師から詳しい経緯を聴いた上、処分することを検討している。病院によると、女性医師はHPの「日記」に入院患者らについて、「あなたがこの世からいなくなってもなんとも思わないです。って言ってやりたい」「あんまりうるさいと…夜はヤクで寝かせちゃうよ」などと書き込んでいた。(時事通信)

もちろん、医師も人間なのだから、という意見はわかる。医師にとって患者が我ままなのもわかる。しかし「それを言っちゃお終いよ」なのだ。「お終い」というのは人間関係の「お終い」を指す。そして彼女のキャリアの「お終い」を指すのかもしれない。
僕たちは、おそらく「それを言っちゃお終いよ」を乗り越えていかなければ、信頼関係が築けないのだ。
もちろんそれ以前に信頼関係を築くことができれば素晴らしいし、「それを言っちゃお終いよ」を言い合える信頼関係もあるだろう。しかしこの医師と患者には「それを言っちゃお終いよ」な関係しかなかったと見える。まあ愚痴ってのはそもそもそういうもんではある。……で、これは関西在住らしい別の医師のHPから(テレビにも露出しているそうだが)。

<社会人は大変だ。何せ責任感というのを背負わないといけない。教師、警官が痴漢したら直ぐに記事になる 医者も直ぐになる ヤンキー、乞食やヤクザはその程度では記事になりにくい なんか損やといっつも思う>

なんで<ヤンキー、乞食やヤクザ>を引き合いに出すのかわからないし(バカ正直な本音過ぎて本当はわからないでもないが)、損得の話ではないと思うのだが、この人たちはご自分の社会的責任や社会的地位をどう考えているのだろうか。
例えば目の前に、
「あなたがこの世からいなくなってもなんとも思わないです。って言ってやりたい」
「あんまりうるさいと…夜はヤクで寝かせちゃうよ」
「(医者は)なんか損やといっつも思う」
と思っている医者がいたとして、安心して身を任せられるだろうか。人間性を問われる怖い話ではある。

(追記)
「頭悪い」「来るな」HPで患者中傷 女性医師を解雇 水戸の病院
茨城県厚生農業協同組合連合会が運営する水戸協同病院に勤務する耳鼻咽喉科の女性医師(28)が自ら開設しているHPの日記に診療内容や手術の様子を書き込んで多数の患者を中傷したとして、同連合会は二十日、この女性医師を諭旨解雇処分にした。病院は今後、中傷された患者たちに直接会って謝罪する方針だ。(中略)同連合会は「患者の信頼を裏切る不適切な行為で、医師のモラルに反している」として解雇を決めた。退職金は支給せず「事実上の懲戒解雇」としている。
元ネタ

(さらに追記)
ある記事にトラックバックをしていただいた方のブログを読んだ。その方は「他人の日記って面白いか」という事で、ご自身のブログは“ブックレビュー”をテーマにしているのだけれども、それを読んでいて、ちょっと考えた。

ひとつは先日ニュースになった女医さんのことである。もうひとつはどこで見かけたか忘れてしまったが、「ブログのためにネタ探しをしている自分がいる」というあまりに正直な意見を書いている人がいた。
女医さんに関しては、やはりあれは愚痴というよりもネタだろう。それもブログだからこそのネタ(文章表現)だ。あの面白さ(過激さ)に対して僕らは、「あのようなストレスはどんな医者でも抱えている」というようなレベルで語るのではなく、「ブログだからこそ、あのような過激な表現で書かれてしまった」と解釈すべきじゃないかと思う。つまり、今となっては「口が滑った」と思うのだ。
もうひとつ、「ブログのためにネタ探しをしている自分がいる」という人。これも女医さんの「口が滑った」表現に近いのだけれども、「日記のためのネタ」を無理やり探そうとすれば、淡々とした日常の中の瑣末な出来事を拡大解釈して、無理やりな表現を生み出しやすい。そしてそれは過激に走りやすい。それも面白さを追求しようとすれば尚更だ。プロのライターさんや文章の上手な人というのはその辺のコントロールや表現が上手いわけです。
ま、その後に出てきた女医さんの関係者の「言い訳」は論外だと思いますが。
人に見せる日記ってのは難しいもんである。

(さらにさらに追記 2005年6月9日)
本文で登場した関西のアホ医師カルパッチョは2ちゃんでようやく晒され、本格的な祭りとなった。無防備すぎて自業自得ですな。

好きに歌うよ/新潟県中越地震義援金LIVE 好きに歌うよ

2005-01-15 16:57:50 | Music
西宮市内の災害復興住宅に一人で暮らしていた男性が、死亡から約一年八カ月後の昨年十一月、自宅で白骨化した状態で見つかっていたことが十三日、分かった。(中略)男性の死亡について、生活保護費を支給していた同市も、復興住宅を管理する兵庫県も全く気付かず、家賃滞納に伴う部屋の明け渡しの強制執行で判明した。仮設、復興住宅で、だれにもみとられずに亡くなる「独居死」のうち、発見までに最も時間がかかったケースという。
神戸新聞

というニュースを読んだその夜に、取材を兼ねて川崎・クラブチッタで明川哲也さんがイベント代表を務める「新潟県中越地震義援金LIVE 好きに歌うよ」へ行く。出演者がシブい。浜崎貴司、山口洋(HEATWAVE)、早川義夫、電撃ネットワーク、そしてTETSUYA率いるTHE FUNDO-MAN。正直お客さんの入りはもっと欲しかったところだが、ギュッと締まったイベントで、大手イベンターが手掛けた復興支援ライブよりはよかったんじゃないかな。客席にも“お目当てのミュージシャンだけ”というような雰囲気もなかったし、淡々と、でもメッセージはしっかり伝わるという……。
しかしこんな日に聴く山口洋の『満月の夕』は効きます。MCなしで一気に叫び続けた早川義夫も素晴らしい。これは3月号で改めてレポート。

(追記)
当日集まった義援金は10万円。金額がリアルだね~。
次回義援金ライブは、俵万智との朗読バトル(1月30日、高田馬場・喫茶店BEN'S CAFE/入場無料)。また3月8日、渋谷・ラママでの義援金ライブは<ある若手人気バンド>の出演があるという。誰?

孤立無援

2005-01-14 06:32:19 | News
「(コンプライアンス推進委に提出されたものは)守秘義務があるのでコメントできない。番組は、NHKの編集責任者が自主的な判断に基づいて編集した」(NHK広報)
毎日新聞

所謂「政治介入」が本当にあったのかはどうでもいい……ってことはないが、この際置いておく。

引っかかったのは、涙ながらに訴えたプロデューサーをNHKが「守らなかった」という点。プロデューサーの訴えが、仮に「政治的介入があったという雰囲気を感じた」といった程度の主観的なレベルであったとしても、まず仲間を守れよ、NHK。モノ作りをする上で、仮に間違っていたとしても、まず「外に向かって」仲間を守らない組織というのはおっかない。クールであることは大事だと思うけれども、そこまでドライでいいのか(ま、ドライというより、保身であったりするんだけれども)。宮崎学さんの「法と掟」ではないけれども、ちょっと考えてしまうね。

と書くのはNHKが組織として機能していた場合であって、体制批判をしたプロデューサーには別の意図があったのかもしれないけれども。
そんなこんなで、結局やっぱり21世紀もマスコミよりミニコミだと思うわけです。

#10 ルイス夫妻

2005-01-14 03:23:03 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「地獄の一家の隣に住むのは悪夢だった」ルイス夫妻

オズボーン家の隣人が、オズボーン一家との確執に耐え切れず、長年住み慣れた家を手放すことにした。LAにあるこの豪邸は、TV番組『The Osbournes』の舞台ともなった場所。隣りに住む夫妻は「地獄の一家の隣に住むのは悪夢だった」と話している。
悪夢のネタ元

●「地獄の一家」オジー・オズボーン家の2004年。
オズボーン一家、チャールズ皇太子から慰めの言葉(12月16日)
オジー、子供向けのミュージカルに出演?(12月14日)
オジー、真っ裸で強盗に挑む(11月24日)
オジー、ビートルズやストーンズをカヴァー(10月26日)
オジー・オズボーン、シャロン(夫人)に殺されていた!?(7月30日)
オジー、自伝映画にジョニー・デップを指名(6月24日)
ケリー・オズボーン、リハビリ施設を退院(6月7日)
オジー、エイリアン特命大使に選ばれる(3月23日)

11月、オジー家に侵入し4億円相当の宝石を盗もうとした強盗に素っ裸で向かっていたオジー。犯人は取り逃がしてしまったが、この後のコメントが最高。
「誰も傷つかなかったことを神に感謝してる。(強盗であれ)誰であれ怪我なんかして欲しくないからな」

オジーは、一家のプライベートライフを追った人気番組『オズボーンズ』で家族をこう評する。
「自分の人生より愛している短気野郎ども」。
この人は天使なんじゃないかと思う。ワイルドで、タフで、クレイジーで……ま、平時の天使か。

2/2 JIROKICHI・本田竹広2DAYS

2005-01-12 03:42:02 | Music
高円寺JIROKICHIで本田竹広2DAYS2日目。ワールドミュージック・ビッグバンド、the pureライブ。安定感もあり、抜群に熱い。若い、ノリのいいお姉ちゃんもいたりして、客席も盛り上がる。文句なしにライブはいいのだ、ライブは。さて、今年は新たな展開があってもいいと思うのだが。

#9 兵庫県警 機動隊警部補(45)

2005-01-11 07:25:55 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「今夜、2人で神戸の街をピンクに染めへんか」機動隊の警部補(45)

女性同僚にセクハラ行為をしたとして、兵庫県警は7日、機動隊の警部補(45)を停職1カ月に、厚生課の警部補(57)を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にした。
県警監察官室によると、機動隊の警部補は2001年12月ごろから03年12月ごろまでの間、勤務していた署の女性警察官4人に携帯電話で「今夜、2人で神戸の街をピンクに染めへんか」とメールを送ったり、カラオケでデュエットを強要したりするなどの行為を繰り返した。
時事通信

しかし警部補45歳というのが、それほどオヤジに思えないのはオレが30代だからなのだが、オレも45歳になったらこんな“洒落”(たぶん警部補、半分マジ)を口にするのだろうか。空恐ろしい。

「今夜、2人で神戸の街をピンクに染めへんか」
「今夜、2人で横浜の街をピンクに染めへんか」
「今夜、2人で函館の街をピンクに染めへんか」
「今夜、2人で長崎の街をピンクに染めへんか」
さすがに日本開港5都市。ここまでは洒落になっているかも。
「今夜、2人で新潟の街をピンクに染めへんか」
それどころじゃない。
「今夜、2人で下田の街をピンクに染めへんか」
情緒あるかも。
「今夜、2人で円山町をピンクに染めへんか」
「今夜、2人で錦糸町をピンクに染めへんか」
そのまんまだ。というか開き直った方が洒落になるか。

もうすぐ阪神大震災から10年…時々ピンクにもなるのかもしれない。

1/2 JIROKICHI・本田竹広2DAYS

2005-01-11 03:49:23 | Music
高円寺JIROKICHIで本田竹広2DAYSの一日目。今夜は御馴染み本田珠也、米木康志との本竹トリオ。今夏に開催される紀尾井ホールへの道も、ここからスタート。「星影のステラ Stella By Starlight」で始まり、「さくらさくら」「赤い靴」など新作『ふるさと』からの選曲を中心に、休憩を挟んで2時間30分、全10曲。中入り後の「黒いオルフェ Black Orphe」が良かった。このトリオの高揚感は凄まじい。
今晩はTHE PURE。こちらも楽しみ。

優勝

2005-01-11 03:05:17 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
サッカーの第83回全国高校選手権は10日、東京・国立競技場で決勝戦が行われ、鹿児島実業(鹿児島)が市立船橋(千葉)をPK戦の末に破り、9年ぶり2度目の優勝を飾った。
スポナビ
鹿児島実業キャプテンのDF岩下敬輔君は今季清水に加入することが決定している。
めでたい。本当に優勝おめでとう。
しかし、こんなに静岡県代表がどうでもよかった高校選手権もない。他県の代表の優勝でこれほど嬉しいことはない。もちろん岩下君、そして同じく加入が決定している滝川二高(兵庫)の岡崎君が今大会に出場していたということもある。藤枝東の中心プレーヤーに清水にとって遺恨を生むような進路決定をしていただいたということもある。清水はそれどころではない、という状況もあった……しかし今はもうどうでもいい。
ジュビロ磐田が、ジェフ千葉から村井、茶野というレギュラー級2人を(強奪という名の)獲得を事実上決めている中、今週にはキャンプをスタートさせるはずの健太エスパルスは、移籍の発表ばかりで一向に“即戦力”の補強をせずにいる。そんなストレスのたまる状況で、久々に明るい話題。
キタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!!

鹿実の応援席に清水サポーターが太鼓を持って乗り込んだらしい。
サポーターはそんなに追い詰められているのか。

おそらく追い詰められ…て…んのか…なァ。

へんな人たち

2005-01-10 06:38:53 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
ネットサポーターさん実態調査 調査結果報告
http://sankouchou.com/enqcross/result1.html

<特に清水の72%が10年以上というのは随分と執念深い思い入れの深い期間です。>(「執念深い」の部分に訂正線入る)
<元祖ダービー磐田と清水については、清水は相当意識しているようですが磐田さんはそうでもない模様( ´∀`)。>

本心はどこにもない。しかし悪意だけは充分ある。それは相当気持ち悪いことだ。

送付

2005-01-08 04:11:01 | LB中洲通信2004~2010
ツースリーの仕事初めに顔を出し、挨拶。今日事務所に届いた2月号を受け取ると、五反田へ写真返却経由で全日空ホテル。フリーアナウンサーで、競馬実況界の大御所・杉本清さん取材。名実況者で名アナウンサーということは、名インタビュアーでもあるわけで、ちょっとプレッシャーがかかる。しかし流石、というか当たり前なのだけれども、そんな緊張は見逃して頂いたようで、今回の特集テーマを伝えると、その後は流れるようにツボを押さえたお話を聞けた。3月号。
(2月号の取材協力者、定期購読の皆様にはこれから送付す)

高田馬場で古本購入。高田渡さん知った添田唖蝉坊の自伝『唖蝉坊流生記』(刀水書房)、80年代、ピーター・ガブリエルの曲で知ったスティーヴ・ビコの発言集『俺は書きたいことを書く』(現代企画室)、そして目次を見ただけで自虐的になれそうで買ってしまった『リヴという<革命>』(インパクト出版会)。

新年一発目

2005-01-06 18:20:02 | LB中洲通信2004~2010
新年一発目。
北千住駅前の丸井にあるTHEATRE1010(せんじゅ、と読む)で、「勝ちっぷり、負けっぷり」をテーマに、シナリオライターの市川森一さん取材。「ウルトラセブン」から「傷だらけの天使」「寂しいのはお前だけじゃない」など60年代から70年代に手掛けられた名作テレビドラマの話題を中心に「敗者の生き様」で話をまとめて頂いた。また、市川さんはここで館長も勤められている。地域密着型劇場から現在進めている“シナリオ・アーカイブ”の話まで、テレビとドラマの「現在」を含めて1時間少々お話を伺う。中洲通信3月号(2月初旬発売)。
同劇場では現在、近藤正臣&岡本健一による「劇場の神様-極付丹下左膳」を上演中(この公演、袴田さんに聞いてたんだった…)。

カメラマン湯川君と大道芸人兼臨時(湯川君の)カメアシのmagical tom君と食事。北千住駅前で別れて、なぜか駅前で2時間くらいアポ等、各所に電話連絡。すっかり身体が冷えた…。

#8 関根昭義・NHK放送総局長

2005-01-05 23:19:56 | 暴言・失言・珍言備忘録
★「今回の紅白に文句をつける人がいたら目のつけどころがおかしいのでしょう」関根昭義(NHK放送総局長)

もの凄い独善的なコメントだが、関根氏は「NHK紅白歌合戦」終了後の局内打ち上げでこう挨拶したという。なんだそれ。一方、こんな今更な意見もある。「紅白が絶対的な地位を占める時代ではなくなった」(山田良明・フジテレビ編成制作局長)いやしかし、そもそも3日に「北の国から」ブチ抜き再放送するようなやる気なさも、それはそれで「時代」だ。「紅白が絶対的な地位を占める時代ではない」と同時に、正月にとって「テレビ」が絶対的な地位を占める時代でもない。コンテンツ色、ソフト色を強める民放のプログラムの素っ気なさは地上波デジタルの布石か。きっとそうだと思う。