徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

つまらなさの克服/第24節 札幌戦

2012-09-02 02:19:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


スカパーで札幌戦
もう少しゴールチャンスは合ったと思うけれども結果は順当だった。内容についてはいろいろと注文をつける人もいるだろうけれども、ゲームなどというものは相対的で、要するに相手次第なわけで、つまらない展開を望む相手ならば概ねつまらなくなるものだ(事実、互いに競り合い、走り切った鳥栖戦は勝利共に、またそれ以上に“面白かった”わけだ)。前節しかり、今節の札幌しかり。もちろん彼ら(相手)は勝つためにその“つまらなさ”を選択しているわけで、その“つまらなさ”を克服するためには兎にも角にも勝つしかないわけである。勝てば、もしくは全力を出し切った上での完敗ならばその“つまらなさ”も味になるが、“つまらない”上に負けたときの敗北感といったらない。現状で、今の若いチーム(平均年齢23歳!)にそれを内容で圧倒するほどのゲームコントロールを望むのもまた酷な話なのだろうと思う。
それでも2点目の元紀のゴールは美しいものではありましたが。

シーズン前半の快調な滑り出し、中盤の地獄の未勝利ロードのあと、現在10節を残した後半戦で何より求められるのは結果でしかない。ここからはドローの勝ち点でさえも大きな意味を持つ(前半戦のドローとはまったく意味が違う)。リーグ戦と共に今週のミッドウィークに行われるFC東京とのナビスコカップ準決勝、週末の天皇杯と、これからはすべての戦いが「結果」に直結する“トーナメント”なのである。まあ、こんなことは毎年書いていることです。
アフシンの構想とは多少違うかもしれないけれども、この成長途上のチームも場合によってはウノセロでも堂々と勝つことができるチームに成長して欲しいと願うばかりである。堂々と勝つ――それは、結局結果の積み重ねしかないのだと思う。
残るリーグ戦で明らかに対戦までに上位に残っているであろうチームはホーム仙台戦のみで、残りはすべて同じ中位、下位チームとの対戦となる。今節の札幌戦同様、決して伸び伸びと実力を発揮させてくれるようなゲームになるはずがない。特に今シーズンはリーグ全体に勝ち点差が詰まっているため、1節ごとに状況が変わる。ましてや現在猛烈な勢いで残留争いをしている(巻き込まれそうになっている)新潟、ガンバ、川崎との11月シリーズは、札幌戦以上の泥仕合になる可能性もある。もはや覚悟して勝ち切ることを最優先すべきだと思う。
きっと結果が若い彼らを成長させてくれると信じている。

後半戦のシーズンチケットがようやく到着した。
アウエイのセレッソ戦とダービーのエコパは行けるか微妙なんだが、鹿島、川崎と関東アウエイが残っていることもあるので、残りはホーム、アウエイ全戦全力で臨みたい。

高架下にて

2012-09-02 00:55:25 | Music


木曜日は郵便局へ発送しに行った足で錦糸町の河内音頭を聴きに行く。
首都高の高架下というシチュエーションといい、聴衆を煽るようなライティングといい、なかなか味わい深いものであります。
やっぱし高円寺も聴きに行けば良かったかなあ…。

もう人をオーディエンスだけにしてしまうようなものにはあんまり興味を持てなくなっているのだよね。
もはや大人しく聴いてるぐらいなら弾け、叩け、踊れ、歌えと思うので。
そういう意味で高円寺の阿波踊りも錦糸町の河内音頭も支持ではありますが。

あの日と同じように/8.31首相官邸前抗議

2012-09-01 18:24:45 | News


昨夜の官邸前抗議。
この日は正門前ではなく国会図書館前に行こうと思っていたのだけれども、いつも通り霞ヶ関から外務省横の坂を登って行き交差点に差し掛かると、どうも規制が緩く、官邸前最後列に入りこめそうな雰囲気だったのでそのまま「官邸前」で並ぶことにした。その場の雰囲気としては、反原連が国会大包囲のために一旦主催を外れた7月27日の官邸前抗議に近い(他エリアと分散しているためか、参加者の密度も似たようなものだった)。アナウンスを聞いていると、最後列に着いてもやはりそのまま先頭まで行けるわけではなく、途中で迂回させられるとのことだったので、7月27日と同じように最後列のさらに後ろからコールし始める。
要するにこの位置は官邸前抗議の「呼び込み」と「送り出し」である。オレのコールは「再稼動反対」と「人事案撤回」のみ。
この辺りになるとPAのスピーチはおろかコールも聴こえないし、トラメガでコールを誘導する人もあまりいない。ということでコールで沸いているという雰囲気でもない。しかし多少はコールする気のある人たちもたむろしているので、むしろオレとしては都合がいい。トラメガを持たないかわりにデカい声を出せばいいだけの話である。ここはもはや生声エリアである。
あんまり声を出していたので、メガホンで誘導していた警備が途中からトラメガを使い出したけれども、関係なくコールを続ける。

抗議に来た実感というのは、結局は声を出す、プラカードを掲げるという実際の行動でしかその記憶を刻まない。せっかくこんなに「辺鄙なところ」に来ているんだから、やっぱし声を出して帰って欲しいんだよね。
昨日、一緒に声を上げてくれた人たちに感謝します。
できればスネアでもジャンベでもドラムさんが1、2人いてくれると助かったんだが…問答無用に盛り上がるドラム隊もいいと思うけれども、こういう状況のときは志あるドラムさんがコールを手助けしてくれると嬉しい。

夜風は割合涼しかったのに結局着替えのシャツを持って行って良かったぐらいに汗をかいてしまった。