忘れもの

きょうは久々にてんぷらを食べに行きました。
もちろん、ぼくはお留守番。
今、おかあさんが外でげらげら笑っているのです。
ぼくはみんなが帰ってくるのを玄関のドアの内側で待っているのですが、なかなかおうちに入ってきません。

てんぷらやさんでは帰りは誰が運転するかで協議したということです。
結局、おかあさんが運転することになって、内緒だけど半分くらいビールを飲んで、あとはウーロン茶にしたそうです。
てんぷらは外食に限ります。だって家では揚げてすぐはおかあさんは食べられないからです。
みんなの分を揚げてから食卓につくのですから。
るんるんで駐車場に戻ってきて、おかあさんが運転しました。２台しかない駐車場なので、しかも次の人か、それとも他の場所に入れるのか車が待っていました。道路に出て、おとうさんが助手席に乗るのは確認したのです。また、後から車が来ていて、その先の信号が青。
あわてて発車しました。
そこから約１５分くらい、後部座席のおねいちゃんは眠っているのか静かだなぁ、と思っていたそうです。
２日月くらいのお月さんがもう沈もうとしているところでした。こんなお月さんを前に見てから、もう１ヶ月経つんだなぁ、なんて考えておうちの前に停車しました。ガレージに入れるので先に降りなさいと後部座席のおねいちゃんを起こそうと振り返ったおかあさん！
あれ～、いない！溶けちゃった～
そんなわけない。
そうだ、あのとき、まだ車に乗っていなかったんだ！
慌てて携帯に電話をしました。機嫌のよくないときだったら、おねいちゃんから電話があったことでしょうが、おかあさんが電話したら、”アハハ、もう駅まで歩いてきたからバスで帰るよ”と明るい声。ほっ、よかった～

悲しいとき

やさしくなりたい
おおきな心になりたい

でも、ぼくの心はちっちゃいんだ
だれかに会いたくて
だれかに抱きしめられたくって

とぼとぼと夜の道を
ひとり
とぼとぼと

あまのじゃく

きのう、ぼくはおかあさんのことを”へそまがり”だと日記に書いた。
書いてからなんだか”あまのじゃく”のほうがぴったりするなぁ、とひっかかっている。
だって、なんとなく可愛いじゃない？”あまのじゃく”っていう言葉。
どっちだっておんなじようなもんだけど。。

教育大付属の児童殺傷事件で死刑の判決があった。被害に遭われた方や関係の方々の悲しみは部外者のぼくたちの想像にあまりあると思う。
犯人が死刑になっても罪をつぐなったとは考えられまい。まして報道されているような彼の態度を目の当たりにしては許すことなどできないと思う。
おねいちゃんがぽつりと言った。
「○子も人の事考えないで、自分のことばかりだもん。。。」
被告とされる彼の、ねじれねじれた心の中がなんとなくわかるのかしら。
責任能力はあるという。こんな人間がいるんだから用心しなくちゃいけない、という見方だけじゃぁ、あまりにもかなしい。

口紅

ぼくのおかあさんはお金持ちでは、決してないのにお買い物大好きなのです。
衝動買い、というのも非常に多いです。
口紅もいっぱいあるの。
今朝、あわてて、そこいらヘンにあるのを塗ったらぽろりと折れてしまいました。この暑さで溶けていたのかしら。
その口紅だって、買ってから長いこと使ってなくって、ついこの前、ふいと使ってみたら、うん、なかなかいいじゃない、って感じだったの。
それなのに折れてしまうと残念で、番号を確かめて、また同じ色のを買おう、なんて考えてるんですよ。
折れないで、いつでも使えるわ、という状態だと、そのまま使わないで古くなって片隅に転がしているだけだったような気がするんだけど。
これは、やはり、「へそまがり」なんでしょうね。

眠いのだけど・・・

このところ、旅行の写真をいじくっていたりして、また夜更かしがはじまったおかあさん。
晩御飯が終わると、急に睡魔がおそってきました。
もう、早く寝よう、でも、メールのチェックだけでもしとかなくっちゃ、とパソコンをあけたら、やっぱりCafeにまできてしまいました♪
おかあさんのヘタな写真を見てくださったり、スキャナーのこと、教えた下さったり、とってもうれしいです、ありがとう♪
今度の旅行はもちろん、おかあさんも行きたかったのですが、おねいちゃんがなんかを感じてくれたら、というおもいもありました。
でも、自然がなにかを教えてくれるというのは『駆け足』じゃ、だめなのですね。
いつも、いつも、おかあさんは駆け抜けていました。もっと、ゆっくり、ゆっくり、をこころして生活してみたいものだなぁ、ってつくづく思うのです。
時間には限りがあるけど、こころは無限だからです、なんてカッコいいこと書いちゃって～！
これだから、Cafeはやめられないんだわ～