ももすけの日記

きゃあと言ふ声あちこちで穴まどひ
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

きりぎりす

2009年07月26日 08時52分00秒 | 日記
毎朝、セミのなぎ声で起こされて、それからまた、そのあまりにうるさい声が子守唄のように、また眠ってしまうおかあさん、へんでしょう*(ウインク)*

へんといえば、まだ梅雨明けしていない大阪。暑中見舞いは梅雨明けから立秋の前日に書くと教わったような気がするのだけど、いつ梅雨明けになるのでしょうね。。

数日前の夜、めずらしく涼しかったのでクーラーもつけずにいたら虫の声が聞こえてきました。おや、きりぎりすが鳴いている*(びっくり1)*

虫の声、みんななんでもこおろぎにひっくるめて聞いていたおかあさんですが、きりぎりすの懐かしい声に思わず父のことを思い出していました。

キリーッス、チョン・・・
子どもの頃、竹の虫かごに入ったきりぎりすをしげしげとながめていました。
虫や花や自然のことは何でも父から教わって、お父さんってなんでも知っているんだなと思っていました。

それが、中学生のころになると、道であってもよその人みたいに知らん振り。友達が、今のひと、お父さんちがうの?とわざわざ聞いたりするのでしたが。

なつかしいきりぎりすの声を確認したくてネットで検索してみました。
ぼくのおかあさんが聞いていた声はどうやらニシキリギリスらしい。

ついでにこおろぎも聞いてみました。
虫の声もさまざま・・・
来月から朗読の練習会は太宰治の「きりぎりす」です。

  死ぬまで貧乏で、世の中の人みんなに嘲笑せられて、、
  誰もお嫁に行ってあげてお世話しようともしないでしょうから、、
  私が行って一生お仕えしようと思っていました


あ、洗濯機が終わったみたい*(汗)*
今日はおねいちゃんの三線の発表会というかコンサートの日なので、セミの声につられて、ぐっとそのまま起きたのでした。



<つづきです>
それからは涼しい日がなくて、きりぎりすの鳴き声は聞こえません。

多分、、ぼくんちの古い扇風機がキリーッス、チョンと鳴いていた。。


失敗

2009年07月15日 12時12分00秒 | 日記
写真家白川義員が大失敗したこと。
アルプスのあまりにもきれいな黎明に見とれていて、シャッターを切るのを忘れていたと。

ある水中写真家の失敗。
汚い東京湾にカニがいるのを発見して、千葉かどこかのきれいな海に放してやったこと。それは外敵を考えない自然界の法則を破った行為だったと。

そしておかあさん。。
エコのため、運動不足解消のため、以前買った自転車に乗りました。

小さなT字路で右折しようとして、左からの右折車とぶつかりそうになりました。
ぶつからなかったのですが、自分でこけてしまいました。

こんなことっって、やっぱり年なのね*(涙)*

何年か前、自転車どうしでぶつかって爪をはがしたことがあったので、自転車に乗るときはサンダルじゃなくって、ちゃんと靴をはいていました。

手と足をすりむいて、家に帰ってマキロンをスプレーしました。

こんな軽い傷、すぐに治ると思っていたのに、5日たってもまだだめ。
傷だって、年のせいで治りが遅い。

よく見ると、薬の消費期限2004年でした*(びっくり2)*
    

そうだ、ルーブルに行こう~!

2009年07月08日 12時10分00秒 | 日記
ときどき、何とはなしにうつ状態におちいるぼくのおかあさん(客観的に見れば、きっとぜいたくなうつ症状だと、ぼくは思う)

昨日、朝にザーッとスコールのような雨の後、うんざりするような蒸し暑さ。

え~い、こんなときは出かけよう。
そうだ、ルーブル美術館展に、と思い立って出かけました。

大阪国立国際美術館でのテーマは「子ども」
あの、ちょっと小憎らしい”嘆きの天使”にも会ってきました。

不思議に思うのは紀元前500年とか1200年とかがあって、あとは17,8世紀の絵画や彫刻。その間のは収集できていないということなのかしら。。

そして、紀元前のもののほうが圧倒的に迫ってくるものがありました。

もし、いつか、パリのルーブル美術館を訪れることがあれば(*(はてな)*)これで、子どものブースはパスしていいのだわ、と納得するおかあさん。

それから、併設というか、おまけのような形でちょいと入ってみた、やなぎみわさんの写真展、とてもインパクトがあって面白かったです。

地下鉄までの帰り道に堂島川沿いに古くからある喫茶店でコーヒーとミルフィーユで一息*(コーヒー)*

その夜、満月のお月さんは厚い雲にぼんやりとしていましたが、、、雲の向こうで逢いたい人に逢えてたらいいね*(星)*

夏至の日に続いて、七夕キャンドルナイト*(ワイン)*



なんだか腑に落ちないけど

2009年07月03日 00時22分00秒 | 日記
入梅してからの大阪はずっと良いお天気でしたが、ここ数日、やけに湿度が高くて体がべたべたして、やっぱり梅雨って嫌な季節だな、と思っていたら昨夜はすごい土砂降りで、ぼくはこわくておかあさんにくっついていました。

でも、今夜は涼しい風が吹いています*(風鈴)*
おととしの夏の終わり、風鈴をはずして、いつもならその辺にポイと置いて、翌年、また吊り下げるのに、こともあろうか、いい音聞かせてくれる風鈴、大切にしなくちゃとどこかに仕舞いました。

どこに仕舞ったかどうしても思い出せず、去年の夏、ぼくんちには風鈴がありませんでした。

今年、生協のカタログに「南部鉄風鈴」と載っていたので、注文、、、でも、要らない飾りはついているのに、風鈴本体が小さく、こちこちと余裕の無い音、失敗でした。

ま、風鈴くらいならいいのです。。。

2月に上海で買ってきた「白檀の観音さん」いつのまにか匂いがしなくなっています*(涙)*

どうせ「中国製」、白檀かどうだか、なんて最初から冗談には言っていたのでしたが、本当に匂いがしなくなるとショックです。

白檀の香料のスプレーでもふりかけてみようかしら、、
もしかしたら、木製ではなくて特殊な樹脂製かもしれない、木のざらつき感もない、、

折りしも、最近テレビで「お安くなりました!」と宣伝している家具やさんを見て、またまた、ソファがほしくなって覗きに行ったおかあさん。
奇しくも、L型総革張りソファと同等のお値段でした。。

落ち込んでいるおかあさんに
「自分できれいやなと思って買ったんやから白檀でも何でもええやんか」と言ってくれるおとうさんにほろり。。

せやなぁ。。
材質はなんであれ、仏さまに違いない。
ずっと前、西村公朝さんの仏像講座で粘土で作った。
形を作って魂を吹き込むと仏さま。

がっかりしちゃって、ごめんなさい、と観音さんのきれいなお顔に話かけるおかあさんであります。。