毎日出歩いていると、ゆっくり新聞を読むこともないのですが、今日は何も予定ないのでゆっくりと。
(良いお天気でベランダにお布団を干しました。あれ、黄砂のような汚れが、もう!)
『日曜に想う』
日本の野生動物は増えている?
半世紀近く野生動物を撮り続けている写真家の話がおもしろい。
別荘やペンションが並ぶ区域の車道、路面をペロペロなめるサル、道に撒かれた凍結防止剤の塩分を取っているそう。
クマが人を襲ったり、イノシシやシカが農地を荒らしたりというニュースを聞くたびに、人間が彼らの環境をこわしてしまったからだ、と心を痛めているのですが、違う側面もあるということらしいです。
自然は傷つけられるだけでなく、退いたり進んだりしながら柔軟にしたたかに態勢を変えていく。たとえば、日本の大部分の森林は人工林だが、人が薪用に伐採しなくなり下生えがのびのびと生育し、動物にとっては楽園となる。
今、日本社会では人口が減り、少子高齢化が進む。今度は人が退き、動物が前に出てきているというわけだ、と。
この動物写真家、宮崎学さんの本「森の探偵」を読んでみたいと思います。
その次に、すてきなイラストの全面広告記事がありました。 ちょっと、よれよれ(苦笑)
建築後、アフターサービスもきめ細かでなくて(文書や冊子などは送ってきますが)不満はありますが、なんといっても、今の時期、暖かい家でありがたいと思っています。ルックス(ルックスに弱いですから)に惚れて建てたのでしたが、こういう広告をだすハウスメーカーの家に住むことに少し誇りを感じます。
あと、読書欄では「仙人と呼ばれた男」。熊谷守一という画家、初めて知りました。”変わりもので周りから敬遠されていた青木繁が、守一には心を開いていた、とある、青木のほうは知っていた(教科書に載っていたような)けど。今、東京で没後40年回顧展をやっているそうです。大阪ででもあれば見たいと思います。
もうひとつ、「不死身の特攻兵・軍神はなぜ上官に反抗したか」がおもしろそう。佐々木友次という兵隊さん、9回特攻を命じられ、ちゃんと敵を攻撃して、また帰ってくるを繰り返したのだそうです。へええ、そんなことが出来たんだ?!ちなみに、この方、2016年92歳で亡くなられたそうです。
それから「宙の名前」という本も図書館で予約しました。