ももすけの日記

きゃあと言ふ声あちこちで穴まどひ
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

先生の暴力

2005年08月29日 15時41分00秒 | 日記
駒大苫小牧の事件は一件落着してよかったけど、ぼくはどうも後味悪いんだ。

野球部の部長は先生ではない場合もあるし、詳しいことは知らないのだけれど、まぁ、指導者にはかわりがないと思って書いて見ます。

争点が10回叩いた、いや20回以上だ、とかに、まず笑ってしまった(悪かったかしら)

お父さんが学校に訴えるくらいだから余程のことと思うけれど、指導者が平手で叩いた、ホテルのスリッパで1回叩いたのは何故*(はてな)*
ご飯を3杯以上食べなかった、それ以外のことは新聞には理由として書いていなかった。練習態度が不真面目だとか、そんな理由はなかったのかしらん。

ぼくのおかあさんは小学校6年のときの担任の先生が、いつもいたずらする、それも卑怯なやり方の男の子に当時の革のスリッパで叩いていたのをいつまでも忘れることが出来ません。

衝撃的な場面でした。男の子の顔が腫れあがってきていたような記憶があります。

とても大きな男の先生が泣きながら「どうしてわからないんだー」と声を裏返して。

とってもいい先生だと思っていたので、そんな場面もショックでしたが、悪いやつをやっつけてくれている先生がよけいに好きになったのでした。

今の先生は保護者からのクレームが怖くてめったに叩いたり出来なくなりました。

ぼくは先生が真正面から非を正すのに叩くことが”暴力”だとは思いません。

本当の意図が伝わったとき、それこそが教育だと思うのです。
伝わるかどうか、そして、その意図が正しいものかどうかが問題だけれど。

おねいちゃんがぼそと言いました。
「その先生、その子が嫌いやったんちがう?」

そうやね、同じことしていても好きな子やったら許せたりして。。。
いかん、いかん、そんなんは教育じゃない*(注意)*



移ろい

2005年08月28日 10時49分00秒 | 日記
時が移ろっていく
ぼくが移ろうているのかもしれない

暑い暑いと言っていた夏も移ろうている
今年は秋が早いのかもしれない

合歓の花も2度咲いた
シュウカイドウもいつもより早く咲いて
また、次の準備をしている

毎日 同じことを繰り返し
毎年が過ぎていく

しかし時が過ぎるのではなく
ぼく自身が過ぎ去ろうとしているだけかもしれない

バッタの大群
毛虫退治

新たに植えた野ボタンは綺麗な花をさかせてくれているが
しかし、あのエロチックな蕾をつけていた
思い出の野ボタンとは違った

セイヨウニンジンボクというのを植えた
去年咲いていた酔芙蓉もモミジアオイも今年は蕾すらない

ピンクの百日紅はよく見るときれいだけれど
写真写りが悪い
空家のお隣の紅色の百日紅のほうが輝いている

やわらかい紫の八重の芙蓉が綺麗だ
小紫式部は緑から紫のグラデーション
薄紫になるかならないかくらいの色が好き

おかあさんがお仕事に出ていったら
ぼくはひとり
クイーンサイズのおかあさんのベッドで大の字だ

体長35cm 体重2・8kg  ももすけ*(ラブリー)*





しあわせの村

2005年08月26日 17時30分00秒 | 日記
神戸市にある子どもからお年寄りまで、障害のある方もだれでも楽しめるという総合福祉ゾーンです*(ハート)*

数年前におかあさんはテニスの合宿でここに来て、犬もたくさん来ていることに着目。

今年はぼくも連れて行ってもらいました*(ラブリー)*

馬事公苑がとても優雅な気分になります*(音符)*
クラブハウスの中はとても涼しくて、ガラス越しにお馬さんを練習しているのを見ることが出来ます。

そのなかでおかあさんたちが食事をしている間、レストランには入れませんが、すぐそばにぼくはいることができました。

今回はしませんでしたが、テニスコートやミニゴルフ場もあります。
ドッグランなんかもあるとうれしいなぁ、なんて期待していたのですが、そこまでは。。

そのかわりに夕方になると、あちこちからたくさんの犬がおさんぽにやってきていました*(ジョリー)**(ビー)**(イージー)**(コム)**(ファニー)**(ストロール)**(カインド)*

ちょっと、ぼくんちからは遠いので本当は泊まりたいのですが、犬はやはりダメ。

公共の施設ではペットも宿泊*(OK)*のところは無いのかなぁ。

これといって何をするでもなく、ただ温泉につかってのんびりもいいものです*(温泉)*

黒々とした松の森の上に盆のお月さんが上ってきたのがとても印象的でした。

100万ドルの夜景をちらちら眺めながらのドライブ。
お月さんはどこまでもどこまでも、ぼくたちについてきていました*(車)*



夏休み

2005年08月23日 22時39分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんはやはりぼくのこと、とても愛してくれているようです*(ハート3つ)*

夏休み2日目はぼくも山歩きに連れていってもらいました*(ラブリー)*

ぼくんちからすぐ近くに日本最古の国道と言われる「竹之内街道」というのがあります。
聖徳太子も通られた事でしょうし、江戸時代には「お伊勢参り」でありの行列のようだった、と看板に書いてありました*(クリップ)*

その途中に「万葉の森」というのがあって、いっぺん行ってみたいとおかあさんは思っていたのでした。

暑いかんかん照りでしたが「万葉の森」というくらいだからきっと木々がうっそうとして涼しそうだろうと。

しかし、どんどん歩いていくとどこがその「万葉の森」なのか*(はてな)*

とうとう二上山の雌岳のてっぺんまで。
大阪と奈良を隔てる山並みの一番低いあたりに2つの山がぽこんぽこんと並んでいるのです。

http://www2.odn.ne.jp/~cbd48690/nizyouzan.html

http://www2.odn.ne.jp/~cbd48690/ouzinohaka.html

どうですか、万葉の匂いがぷんぷんするでしょう~*(クローバー)*

マウンテンバイクのお兄さんにもすれ違ったし、わんちゃんを連れたおじさんにおやつをもらったり、途中いっぷくした木陰ではカナカナが鳴いていたり、かなりの年配のおばあさんも元気に歩いていました*(笑顔)*

頂上(といっても500Mくらいだけど)には日時計があって、ぐるりと360度の眺望*(山)*

一人、また一人とおそらくリタイア-した年配の男性たちが、めいめいばらばらの方向に向かった木陰で休んでいました。

めったに山歩きをしないおかあさんは、この暑い日中でも、こんなにたくさんの人がいることにびっくりしていました。

帰り道ではもう足に身が入ってきましたが、下につくと駐車場にあるログハウス風のレストランでカキ氷を食べてご機嫌でした。

なかなかみなさんちにお届けできないので「ももすけ掲示板」にところどころの写真を載せています。また、見てくださいね~*(ウインク)*




2005年08月21日 11時46分00秒 | 日記
8月16日(火)*(晴れ)*
お盆休み1日目です。

京都文化博物館で開催中の「遺された絵画展」
長野県上田にある戦没画学生美術館『無言館』からの出品です。

ちょうど前夜、NHKで『無言館』館主の窪島誠一郎さんが遺された絵のモデルは誰だろうと、ご遺族を訪ねたりする番組をやっていました。

窪島さんという方は作家水上勉の息子さんです。ふとしたきっかけで戦没画学生の作品を見て魂の叫びを感じたそうです。
彼らの作品をこのまま葬り去るのはとてもしのびないと美術館を設立されたとのこと。

「あと5分、10分この絵を描かせてくれ」

「自分は這いずってでもきっと還ってくる」

「兵隊は兄弟の中で僕一人で結構や」

戦争を経験しておられそうな年配の方々、涙ぐんでいられる方、中にはぐすんぐすんとしゃっくりあげて泣いている若い女性。

展覧会は歩調が人と同じに進んでゆくものなので”ぐすん、ぐすん”に閉口しつつ、ついにおかあさんもおおきなくしゃみをしてまわりからいっせいに*(はてな)*

それからハンカチをはなせませんでした*(涙)*
死んでしまった人の魂を感じる事ができるのは、今、生きているから。

おそらく、自分が死んでしまえば何も感じる事はできないでしょう。

そこから出町柳まで行って、加茂川の人ごみの中で「大」「妙」「法」の送り火を見ながら”魂”に思いを馳せていたのでありました*(キラキラ)*