ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

ゴスペル

2005年12月14日 13時28分00秒 | 日記
はじめて聴くゴスペルは素晴らしかった*(音符)*

ニューヨークのハーレム地区で活動している本物の『ハーレム・ゴスペル・クワイヤ』のクリスマスコンサートに行ってきました。

コンサートでは大抵眠ってしまう時期があるおかあさん、ゴスペルではそんなことないじゃろ、って言われましたが、最初、例によって睡魔に襲われて意識をなくしていた時間があったのは本当のことです*(びっくり1)*

恥ずかしながら音楽にも、そして英語も理解できないおかあさん、ふと気づくと、メンバーの中で一番小柄(と言っても他が大きすぎる)の女性がノーマイクで歌っている。

はらはらと涙がこぼれてしかたがありませんでした*(涙)*

ああ、これは何・・・
この何か得体の知れない感動をもらいにコンサートに行きたいのだよね。

それからは眠ることもなく、会場の一体感にどっぷりとひたっていました。

「Come on! Stand up!」
もう最初のほうから立っている人もいたようですが、感極まってまわりも立ち上がっていました。

演出も上手いのだと思います。
でも、なによりも歌を歌う彼らが歌っているうちに本当の魂に触れているのが聴衆に伝わってくるのです。

前の席だったらぼくのおかあさんも舞台にかけあがっていたことでしょう*(ウインク)*
(安い席だったのです*(汗)*3階の後に近い、でも中央だったから会場全体が見渡せるし、音が上ってくるのでとてもグッドでしたよ)

それから、まだおまけがありました。
会場を出て、肥後橋の居酒屋さんに入って(カウンターだけ)隣が息子と同じくらい子だなぁ、と思っていました。
とてもハンサムだったので、ついにおかあさんは声をかけてしまいました*(ドキュン)*

やはり、ゴスペルを聴きにきていたそうです。
二人ずれの彼らはゴスペルを習っていて、来週に心斎橋でコンサートをするとのこと。
10歳も年上の彼女がいること。お父さんがもういないこと。
もう一人の彼のお姉さんはOSK(もうなくなってしまったけれど)にいて、やはり歌が好きなこと。

いやぁ、まだ、感激さめやらぬおかあさんです*(ツリー)*



異効果

2005年12月12日 16時49分00秒 | 日記
悲しいとき、明るい口調で話すとかえって悲しさが伝わり、怖い話を淡々とさらりと言ってのけると、よけいに恐怖感を与える。

それは人間の心に訴えるしたたかな方法。
犬はそれができないし、ぼくのおかあさんもどちらかというと単純なので、できないほうなのです。

でも、そういうことを知ることはとても好きです*(青ハート)*

きょうは朗読の勉強会でした。
男前の俳優の先生のお話はいつもとても楽しく、ためになります*(クール)*





消費者

2005年12月11日 12時29分00秒 | 日記
消費者は弱い立場だから保護されるんだね*(注意)*

耐震の計算が偽造されたマンションの住民には即刻の対処がされてよかったとは思います。
でも、他の事では遅いなぁ、と思うことよくあるのに。

で、マンションの住民には対処したのに、営業のホテルには何の保護もしない。
契約した業者間の責任だ、との見方。

それは公的な機関の監査を信じて契約したんでしょう*(びっくり1)*

それに、マンションの住民は他に生活の糧があるけれど、ホテルなどの営業者にとってはそれが生活の糧ではないのかしらん*(はてな)*

一般ユーザーがあまりにも過保護で、ということではない。
保護することは結構なこと。
でも、それは、いわゆる”業者”と呼ばれる立場だって同じだと思うんだ。

M電器のFF式ファンヒーターの事故も、事故に遭われた方はお気の毒と思うけど、それって20年も前の器具じゃない*(びっくり2)*

安全が一番、もちろん、それはそのとおりなんだけど、ぼくは何かヘンだと思っています。

もっとも、取り替え方が不完全だったなんていうのは言語道断だとは思うけど。。





木枯らしの夕べ

2005年12月08日 15時48分00秒 | 日記
食器棚以来、ぼくのおかあさんはちょっと体調をくずしていました。

まだ、思考力はないなぁ、と感じています。
ま、もっともいつもだってそれほどの思考力があるわけではありませんが。

何日も外に出ないで、そろりそろりと食器棚の整理なんかをしていました。

ある木枯らしの吹きすさぶ日の夕方、ピンポーン

ーー以前、屋根の葺き替えをさせていただいた○○ですが、この近くのアフターサービスに寄せてもらっています。あ、でも、もう建て替えされていますね。でも、ちょっとごあいさつだけでも~

ーあら、ごめんなさい。ちょっと今、用事していますので

ーーちょっとだけ、おめにかかれませんかぁ~

ー・・・じゃ、ちょっとお待ちください

ドアを開けると勝手に門扉を開けて、訪問者はドアの外にもう立っていました。

ひどい風で、おかあさんは思わず
ーわっすごい風、、どうぞ、お入りください

ぼくはもううれしくって、かの訪問者の足元にまとわりついて愛想をふりまいていました*(ラブリー)*

建て替えの時期やハウスメーカーの名前で
ーーいやぁ、それはもう用は無いですね。でも、もし何かありましたら

と言ってパンフレットと名刺を手渡しました。

ーーいやぁ、でも、今日うかがったお宅でこうして玄関まで入れてもらったのはこちらだけです。最後のお宅でお目にかかれて。どうもありがとうございました。

もう外は真っ暗だったし、思わずどうぞ、と入れてしまったことを内心後悔していたおかあさんでしたが、なんだかとてもいいことをしたような気になってしまったということです*(青ハート)*







食器棚☆

2005年12月07日 15時38分00秒 | 日記
燃える粗大ゴミの日の翌日、おかあさんはおとうさんにお願いして、お店のワゴン車で出かけました。

ちゃんとサイズの下調べもして、今のが120cmだからあと30cm大きくなって、高さも、もう何10cmくらいか高いけどちゃんと置けるわ、とおとうさんに伝えていたのですが、車に乗りませんでした*(バツ)*

だから、ちゃんと計っておけ、って言っただろ、と忙しいおとうさんはどなっていました*(爆弾)*

そんなにおこるんだったらもういいわ、と一瞬思ったおかあさんでしたが、いや、いや、それはダメ。

どうしても持って帰らなければ新しいのを買うしかないのですから。。

どっちが得か計算できるおとうさんはおこりながらも、片道20kmの道のりを引き返してトラックを借りてきました*(ダッシュ)*

その間、食器棚の中の食器を片付け、それから、庭の水仙(もう蕾がかなり大きく膨らんでいます)を引っこ抜きにかかりました。が、すごく深くに植わっていて、おまけに密集。

もらって帰って、ぼくんちを水仙畑にしようと思っていたのです*(庭)*

いつもお世話になっているお向かいのおばさんが大きなショベルを持ってきて手伝ってくれましたが全部はとても無理。
3分の1くらいであきらめました*(涙)*

更地にして売ってしまうので、なにもかも解体業者さんがあとはやってくれるのだそうです。

お向かいのおばさんは蘭の鉢を1つもらってくれました。
それから遠慮がちに、転がっていたレンガやブロックもちょっといいかしら、と言うので、どうぞどうぞとあげました。

後で聞くと、娘の1人が自分ちの邪魔になったレンガを持ってきていた、ですって。
町によっては不用品の引取りにもお金がかかるようで、解体する家に置いておけばひっくるめて処分してくれるから、ですって。
もう、笑ってしまいました。

まぁ、無事(*(はてな)*)食器棚はぼくんちの台所にやってきたわけですが、老夫婦にとってはこれが最後の仕事になるなぁ、とぼくは思いました。

食器棚ってとても重いのです。
おかあさんは手伝って担いでいるような恰好をしていましたが、実際はほんの少ししか力を入れていませんでした。
それでも、翌日は腕や足に身が入ってしまいました。

古い食器棚にはいろいろガラクタが入っていました。
大きくなった分、たくさん入るのですが、使い勝手がいいように、思い切って捨てようと決心したものの、ちょっと置いておこうとか、まだまだ、片付けは終わりそうにありません。