バスキュールと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟に開設した宇宙と地上を双方向でつなぐスタジオ「KIBO宇宙放送局」のJ-SPARC事業共同実証活動に着手し、その一環で、2020年12月31日から2021年1月1日にかけて、第2回番組配信を実施する。
2020年8月、独自のISSと地上間の双方向ライブ番組配信システムを用いた「KIBO宇宙放送局」の初回技術実証に成功しており、今回の第2回番組配信は、「KIBO宇宙放送局」の定着・拡大に向けたJ-SPARC事業共同実証として実施する。
2回目の番組のテーマは、「宇宙の初日の出〜THE SPACE SUNRISE LIVE 2021〜」。新しい1年の幕開けを宇宙で迎える体験をみんなで共有することを通じて、宇宙への人々の関心・反応に関するデータを取得し、人々が宇宙に親しむ機会の創出及び定番化を目指し、本共同実証に取り組んでいく。
今回の事業共同実証の特徴は、宇宙メディア事業としての新たな技術実証・コンテンツ実証を、バスキュールとJAXAに加えて、バスキュール社の実証パートナーであるTwitter Japan、日本コカ・コーラ、ポケモンの3社と連携して実施すること。ビジネスモデルとしての成立性、事業展開の多様性(新たな事業分野からの参入)などを検証する。