宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、10月12日に打上げに失敗したイプシロンロケット6号機について、第2段ロケットの姿勢制御装置への燃料供給がうまくいかなかったことが原因と特定したと発表した。
現在開発が進められているイプシロンロケットの後継機のイプシロンSロケットやH3ロケットの開発には現時点では大きな影響はないとしている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、10月12日に打上げに失敗したイプシロンロケット6号機について、第2段ロケットの姿勢制御装置への燃料供給がうまくいかなかったことが原因と特定したと発表した。
現在開発が進められているイプシロンロケットの後継機のイプシロンSロケットやH3ロケットの開発には現時点では大きな影響はないとしている。
アイスペースは、月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げについて、最短で2022年11月9日から15日の期間に設定したと発表した。最終的な打ち上げ日時は、打ち上げの約10日前に決定する予定。
HAKUTO-Rは、米国フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地からスペースX社の「ファルコン9」ロケットで打ち上げられる。
打ち上げ後は、東京・日本橋にあるアイスペースのミッションコントロールセンター(管制室)で運用が行われ、ランダーの状態監視やコマンド(指令)・データの送受信などが実施される。
今回のミッション1では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の4者共同で開発された変形型月面探査ロボット「SORA-Q(ソラキュー)」を含む7個のペイロードが月面へ輸送される。