>>2018ベネルクス旅行の目次はこちら
■灼熱の、インターシティ
どあつぅぅぅぅぅぅぅ…
あっつぃ…
見た目に薄汚れていたこのインターシティ、なんと、トイレ故障、クーラー故障という
満身創痍で走っておりました…
窓は全開でしたが、入ってくる風は微々たるもの…
とんでもない状況で走っているのでした。
大丈夫か、ドイツ鉄道よ…笑
コブレンツまでの1時間、灼熱の旅を楽しんだ?のでした。
終わり。
…ではあまりにも寂しいので、灼熱インターシティの車窓から(^^;
ケルン出発
↑車掌さんの『enjoy journey』のあとに、悪態をつく人の声が入っていますね…笑
それはそうと、ケルン駅から南へ行くのに、いったん北をぐる~っとまわりこんで走ります。
車両基地が全体的にカーブしているのが面白いですね。
ケルンからコブレンツ①
↑ライン川沿いを走ります。
コブレンツ鉄道博物館
↑コブレンツ駅の北側には、コブレンツ鉄道博物館があります。
土曜日の一部時間しか開館していないのですが、展示車両はこのように
車内から観察することができます。
肝心の博物館は、1分半ぐらいから映像にうつります。
コブレンツ到着時には薄暗くなってきていましたので、そそくさとホテルに入ります。
※片田舎の駅、ちょっとアーヘンに似た雰囲気を感じましたので…。
実際にはまったく治安に問題なさそうな、本当にただの片田舎でしたが。
ここではホテルに2泊しています。ホテル情報は末尾に記載。
■コブレンツを走る、古の特急
翌日、9/12(水)
あと旅行も2日間。楽しさから、寂しさに変わってくるころですね。
もったいないので、早起きします。
昨晩は、コブレンツ駅周辺をぶらぶらしましたが、
飲食店もほとんどなく、やや寂しいところでした(^^;
いや、あるにはあるんですけどね、意外と混んでいたりして。
そして、夜ふらふらしても、身の危険は感じなかったですね、あちらこちらに酔っ払いはいましたが。
安全な田舎町、コブレンツ駅の早朝風景から。
本日は、このコブレンツ駅から国際列車で、ルクセンブルクへと入ります。
が、その前に…
今日は、見たい列車が来るので、早起きしてホームに入ってきたのです。
早朝ですが、通勤列車が続々出発。
コブレンツは、ケルンからもフランクフルトからも1時間程度の距離で、
どちらへも通勤できる、ちょうどいい距離なんですね。
で、本日のお目当て
実は、この9月12日に、Düsseldorfからスイス方面へ、古の特急『TEE客車』を用いた
団体臨時列車が走るという情報をキャッチしていたのです。
この列車を運行しているのは、AKEという会社で、
どうやらラインゴルド編成を保有し、ドイツ各方面へ臨時列車を仕立てて走らせているのだそうです。
これも、オープン・アクセスならでは、ですね。
(HP:https://www.ake-eisenbahntouristik.de/)
※「Fahrpläne」というメニューをクリックすると、運行日と時刻表が表示されるのです。
コブレンツ駅7時33分…だったのですが、何やら20分ぐらい遅れて、やってきたのはこんな機関車
…あれ?
なんと、新型機関車がけん引しているじゃないですか…orz
本当なら、ラインゴルド色の機関車がけん引しているはずなのです。調子が悪かったのかな。
それとも、この会社は客車しか保有していない??
とにもかくにも、新型牽引機関車で残念ですが
後ろに続く客車は、正真正銘TEE客車
威風堂々、コブレンツ駅に到着しました。
朝陽が登り切っていないので、明るかったり暗かったりまーだらーではありますが…
こうして、目の前にかっちょいい列車が止まっているのは、うれしいものです。
いいですね~いいですね~
ロマンですよ。日本のクルーズ列車もいいですが、いつかこういった列車で
世界中を旅してみたいもんです。
ところで…
この列車、正規の時間より20分弱遅れてきて、
本来、後続のインターシティが到着する時間に被ってやってきてしまったのです。
おかげで、団体臨時列車と知らずに乗ろうとする客が続出、乗務員さんが対応に追われる事態になってしまったのでした(^^;
もっとも、後続のインターシティはしれっとホームが変えられていたようなのですが。
機関車は残念でしたが、全車TEE色の編成、なかなか見られるモノでもありませんし
旅行でイイものが見られました。満足です。
AKE Rheingold from Koblenz hbf
出発していきました。
食堂車や展望車も付いた、ラインゴルド全盛期を彷彿とさせる立派な編成です。
機関車がなぁ~
さて、発車を見届けましたが、私の乗る列車の時間も迫っています。
本日はここコブレンツから出発する、ルクセンブルク国鉄の国境列車に乗り
ルクセンブルクを目指すのです。
■未知の国、へのローカル列車
これまでの旅では、朝食をホテルでとっていましたが
今回はこのラインゴルドがあったので、朝食をお願いしていませんでした。
駅のパン屋でささっと調達し、列車に乗りこみます。
時間がなかったので、外観は撮りませんでしたが…
2階建電車3両+1階建連接電車5両という、面白い編成でやってきましたよ。まるで親子電車。
これは最後に載せますが。
朝食です。
ここ数日の滞在で、ヨーロッパの風習にもずいぶん慣れて、自分でサンドイッチの具が選べるようになりましたw
(指さし会話…this please…の繰り返しですがw)
本日の朝食は、ニシンの燻製サンドとサーモンサンド、あと
ラインゴルドが来る前に既に食べた、フランクフルトです。
パンがおいしいから、何食べても満足なのです。
コブレンツからルクセンブルクまで、ローカル列車で国境を越えます。約2時間。
ルクセンブルク国は、鉄道があまり発達しておらず…
フランス、ベルギー、ドイツのいずれからも、2時間~3時間程度かかってしまう、やや行きづらい国。
それゆえ、日本での知名度もイマイチなんですね。
本日の記事では、ルクセンブルクの観光部分は飛ばして
コブレンツ~ルクセンブルク~コブレンツの鉄道部分を書こうと思います。
観光編は、後編として公開。
コブレンツからは、ライン川の支流
モーゼル川に沿って走っていきます。
かなり美しい車窓風景で、二階建て車両なので、とても眺めがいい。
いいですね~
内陸河川ですが、かなり大きな船も通っています。
※と、後ろの車両から、がっちゃん、がっちゃん…と音がしてきて
何事か?と思ったら、車販のお兄さんでした。
なんと、東海道新幹線にもあるような車販のカートを、階段をどっかんどっかん運んできたのですw
ゼエゼエ言いながら、コーヒーはいらんかね…とw
そら、買うでしょうw
往路・復路とも買ってしまいましたよ。ずるいなぁw
でも、この景色を見ながら飲むコーヒーは、おいしいなぁ
1時間程度走ると、ドイツの古都トリールへ到着。
ここで、後ろの平屋5両を切り離して、二階建電車の3両編成となって、ルクセンブルクへと入ります。
乗車率は、それなりかな。
トリールから数駅走ると国境を越えて、ルクセンブルク国に入ります。
国境の駅⑥
ルクセンブルク国は、一人当たりGDPが世界一の超金持ち国家。
国境駅も、田舎の駅ではありますが、なんとな~くリッチな雰囲気が漂いますねw
ルクセンブルクの風景はこんな感じ。山の中ですが、大耕作地帯が広がっています。
そんなこんなで走ってルクセンブルク駅に到着です。
乗ってきた二階建電車がこちら。
CFLというのは、ルクセンブルク国鉄のこと。この電車が遥々ドイツまで乗り入れて走るんです。
ルクセンブルク国鉄です…と
なんとなくやる気なさげなのですが…
実は、9月末まで、ルクセンブルクとベルギーを結ぶ大幹線が置換工事中とのことで、全列車が運休!とのこと
感覚として、ルクセンブルク駅を発着する3分の2ぐらいの列車が、運休していたのでした。そんなことあるー?(知ってたけど笑)
一国の首都としてはやや寂しい…いや、閑散としているルクセンブルク駅
左の赤い看板に、運休、代行バスの案内が書かれています。通常よりも1時間~2時間程度余分にかかるそうで…。
ホントはもっと列車が行き来していて、ツリカケ電車も走っている…はずなんですが。
ちょっとタイミングが悪かったですね(^^;
この機関車はベルギーからの中古車かな。
フランス国鉄の列車も走っていました。
なお、ルクセンブルク駅は鉄道アクセスが悪い…と書きましたが、一応
パリからのTGVが乗り入れていたりはします。
もっとも、高速新線がないので、時間はかかっているみたいですが。
※ルクセンブルク国鉄では高速化工事を進めているそうで、今回の大規模運休も線路増強工事の一環とのことでした。
近い将来、ドイツやベルギーから高速列車が乗り入れる駅に変貌することがあるかもしれませんね。
ルクセンブルク駅です。
一国の首都駅にしては、やはり小ぶりですね。
駅構内には簡単なお土産屋さんと『OBERWEIS』が入店してました。オーベルワイズ、好きなんですよ~
逆方向から。
さて、観光のことは次記事に書くとして、夕方
名残惜しくも別れの時。ルクセンブルクを後にします。
Leave from Luxembourg (Last video of my "Benelux trip" in 2018)
先に書いておくと…
この旅で巡った様々な街、そのなかで
ルクセンブルク市はダントツの美しさ!と、独特な風景でした。時間かけても行く価値あり。
上の動画でも、トンネルを抜けると…
ふたたびトリールで増結し、コブレンツ駅に戻りました。
見てください、この編成
二階建+平屋のでこぼこ編成w
手前はCFL:ルクセンブルク国鉄で
奥は、ドイツの地域鉄道会社のようです。
つまり、どちらもドイツ鉄道の車両ではないw
そんなのがドイツとルクセンブルク唯一の国境列車を担っているのですから、不思議なもんですね。
(ドイツ鉄道がやる気ない、採算がとれない路線だから、というのもあるのかもしれませんが…)
もっとちゃんと撮っておけばよかったですが、撮りませんでした。
そのでこぼこっぷりは、下のyoutube動画でご確認ください。
RE 1 Deutsche Bahn Süwex und CFL Doppelstock gekoppelt von Koblenz nach Trier
…どこかあか抜けないルクセンブルク国鉄、大好きですw
★泊まったホテル
GHOTEL hotel & living Koblenz
GHOTEL hotel & living Koblenz
いわゆる、ビジネスホテルw
日本のホテルと比べても遜色ない、静粛性と快適性でした。
コブレンツの街自体もとても静かで落ち着いていて、治安もよさそうな感じ。
ただ、田舎町でありますので、観光地「ドイチュスエッグ」へ行かれる方、KDラインの遊覧船で来られる方
私のようにルクセンブルクに行かれる方以外は、素直にケルンやフランクフルトに泊まったほうが
少なくとも、おいしい食事には、ありつけます。
(あえて食事のことを書いたのは、徒歩圏内唯一?のドイツ料理店が、微妙だったから。。。)
サービスもよかったですが、味気ないというか…
これまで泊まってきたホテルに比べると、個性がないかな~
贅沢ですねw
★2018ベネルクスの旅 各記事へのリンク★
(序)準備編~ドイツまで
(1)ドイツからベネルクス入国まで
(2)リエージュの吊り掛け電車達と、オランダ国境の街
(3)ベルギーを大移動、屋根のない博物館へ
(4)芸術の駅へ
(5)芸術の街からオランダへ
(6)オランダは自由の国(いろんな意味で)
(7)風車の村
(8)フリッツァー事件
(9)アムステルダムで鉄道を見る
(10)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(散策編)
(11)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(鉄道博物館編)
(12)ドイツへ戻る。。。。
(13)コブレンツと、ルクセンブルク(前編:鉄道編)<本記事>
(14)ルクセンブルク(後編:観光編)
(15)帰国日に、事件発生
■灼熱の、インターシティ
どあつぅぅぅぅぅぅぅ…
あっつぃ…
見た目に薄汚れていたこのインターシティ、なんと、トイレ故障、クーラー故障という
満身創痍で走っておりました…
窓は全開でしたが、入ってくる風は微々たるもの…
とんでもない状況で走っているのでした。
大丈夫か、ドイツ鉄道よ…笑
コブレンツまでの1時間、灼熱の旅を楽しんだ?のでした。
終わり。
…ではあまりにも寂しいので、灼熱インターシティの車窓から(^^;
ケルン出発
↑車掌さんの『enjoy journey』のあとに、悪態をつく人の声が入っていますね…笑
それはそうと、ケルン駅から南へ行くのに、いったん北をぐる~っとまわりこんで走ります。
車両基地が全体的にカーブしているのが面白いですね。
ケルンからコブレンツ①
↑ライン川沿いを走ります。
コブレンツ鉄道博物館
↑コブレンツ駅の北側には、コブレンツ鉄道博物館があります。
土曜日の一部時間しか開館していないのですが、展示車両はこのように
車内から観察することができます。
肝心の博物館は、1分半ぐらいから映像にうつります。
コブレンツ到着時には薄暗くなってきていましたので、そそくさとホテルに入ります。
※片田舎の駅、ちょっとアーヘンに似た雰囲気を感じましたので…。
実際にはまったく治安に問題なさそうな、本当にただの片田舎でしたが。
ここではホテルに2泊しています。ホテル情報は末尾に記載。
■コブレンツを走る、古の特急
翌日、9/12(水)
あと旅行も2日間。楽しさから、寂しさに変わってくるころですね。
もったいないので、早起きします。
昨晩は、コブレンツ駅周辺をぶらぶらしましたが、
飲食店もほとんどなく、やや寂しいところでした(^^;
いや、あるにはあるんですけどね、意外と混んでいたりして。
そして、夜ふらふらしても、身の危険は感じなかったですね、あちらこちらに酔っ払いはいましたが。
安全な田舎町、コブレンツ駅の早朝風景から。
本日は、このコブレンツ駅から国際列車で、ルクセンブルクへと入ります。
が、その前に…
今日は、見たい列車が来るので、早起きしてホームに入ってきたのです。
早朝ですが、通勤列車が続々出発。
コブレンツは、ケルンからもフランクフルトからも1時間程度の距離で、
どちらへも通勤できる、ちょうどいい距離なんですね。
で、本日のお目当て
実は、この9月12日に、Düsseldorfからスイス方面へ、古の特急『TEE客車』を用いた
団体臨時列車が走るという情報をキャッチしていたのです。
この列車を運行しているのは、AKEという会社で、
どうやらラインゴルド編成を保有し、ドイツ各方面へ臨時列車を仕立てて走らせているのだそうです。
これも、オープン・アクセスならでは、ですね。
(HP:https://www.ake-eisenbahntouristik.de/)
※「Fahrpläne」というメニューをクリックすると、運行日と時刻表が表示されるのです。
コブレンツ駅7時33分…だったのですが、何やら20分ぐらい遅れて、やってきたのはこんな機関車
…あれ?
なんと、新型機関車がけん引しているじゃないですか…orz
本当なら、ラインゴルド色の機関車がけん引しているはずなのです。調子が悪かったのかな。
それとも、この会社は客車しか保有していない??
とにもかくにも、新型牽引機関車で残念ですが
後ろに続く客車は、正真正銘TEE客車
威風堂々、コブレンツ駅に到着しました。
朝陽が登り切っていないので、明るかったり暗かったりまーだらーではありますが…
こうして、目の前にかっちょいい列車が止まっているのは、うれしいものです。
いいですね~いいですね~
ロマンですよ。日本のクルーズ列車もいいですが、いつかこういった列車で
世界中を旅してみたいもんです。
ところで…
この列車、正規の時間より20分弱遅れてきて、
本来、後続のインターシティが到着する時間に被ってやってきてしまったのです。
おかげで、団体臨時列車と知らずに乗ろうとする客が続出、乗務員さんが対応に追われる事態になってしまったのでした(^^;
もっとも、後続のインターシティはしれっとホームが変えられていたようなのですが。
機関車は残念でしたが、全車TEE色の編成、なかなか見られるモノでもありませんし
旅行でイイものが見られました。満足です。
AKE Rheingold from Koblenz hbf
出発していきました。
食堂車や展望車も付いた、ラインゴルド全盛期を彷彿とさせる立派な編成です。
機関車がなぁ~
さて、発車を見届けましたが、私の乗る列車の時間も迫っています。
本日はここコブレンツから出発する、ルクセンブルク国鉄の国境列車に乗り
ルクセンブルクを目指すのです。
■未知の国、へのローカル列車
これまでの旅では、朝食をホテルでとっていましたが
今回はこのラインゴルドがあったので、朝食をお願いしていませんでした。
駅のパン屋でささっと調達し、列車に乗りこみます。
時間がなかったので、外観は撮りませんでしたが…
2階建電車3両+1階建連接電車5両という、面白い編成でやってきましたよ。まるで親子電車。
これは最後に載せますが。
朝食です。
ここ数日の滞在で、ヨーロッパの風習にもずいぶん慣れて、自分でサンドイッチの具が選べるようになりましたw
(指さし会話…this please…の繰り返しですがw)
本日の朝食は、ニシンの燻製サンドとサーモンサンド、あと
ラインゴルドが来る前に既に食べた、フランクフルトです。
パンがおいしいから、何食べても満足なのです。
コブレンツからルクセンブルクまで、ローカル列車で国境を越えます。約2時間。
ルクセンブルク国は、鉄道があまり発達しておらず…
フランス、ベルギー、ドイツのいずれからも、2時間~3時間程度かかってしまう、やや行きづらい国。
それゆえ、日本での知名度もイマイチなんですね。
本日の記事では、ルクセンブルクの観光部分は飛ばして
コブレンツ~ルクセンブルク~コブレンツの鉄道部分を書こうと思います。
観光編は、後編として公開。
コブレンツからは、ライン川の支流
モーゼル川に沿って走っていきます。
かなり美しい車窓風景で、二階建て車両なので、とても眺めがいい。
いいですね~
内陸河川ですが、かなり大きな船も通っています。
※と、後ろの車両から、がっちゃん、がっちゃん…と音がしてきて
何事か?と思ったら、車販のお兄さんでした。
なんと、東海道新幹線にもあるような車販のカートを、階段をどっかんどっかん運んできたのですw
ゼエゼエ言いながら、コーヒーはいらんかね…とw
そら、買うでしょうw
往路・復路とも買ってしまいましたよ。ずるいなぁw
でも、この景色を見ながら飲むコーヒーは、おいしいなぁ
1時間程度走ると、ドイツの古都トリールへ到着。
ここで、後ろの平屋5両を切り離して、二階建電車の3両編成となって、ルクセンブルクへと入ります。
乗車率は、それなりかな。
トリールから数駅走ると国境を越えて、ルクセンブルク国に入ります。
国境の駅⑥
ルクセンブルク国は、一人当たりGDPが世界一の超金持ち国家。
国境駅も、田舎の駅ではありますが、なんとな~くリッチな雰囲気が漂いますねw
ルクセンブルクの風景はこんな感じ。山の中ですが、大耕作地帯が広がっています。
そんなこんなで走ってルクセンブルク駅に到着です。
乗ってきた二階建電車がこちら。
CFLというのは、ルクセンブルク国鉄のこと。この電車が遥々ドイツまで乗り入れて走るんです。
ルクセンブルク国鉄です…と
なんとなくやる気なさげなのですが…
実は、9月末まで、ルクセンブルクとベルギーを結ぶ大幹線が置換工事中とのことで、全列車が運休!とのこと
感覚として、ルクセンブルク駅を発着する3分の2ぐらいの列車が、運休していたのでした。そんなことあるー?(知ってたけど笑)
一国の首都としてはやや寂しい…いや、閑散としているルクセンブルク駅
左の赤い看板に、運休、代行バスの案内が書かれています。通常よりも1時間~2時間程度余分にかかるそうで…。
ホントはもっと列車が行き来していて、ツリカケ電車も走っている…はずなんですが。
ちょっとタイミングが悪かったですね(^^;
この機関車はベルギーからの中古車かな。
フランス国鉄の列車も走っていました。
なお、ルクセンブルク駅は鉄道アクセスが悪い…と書きましたが、一応
パリからのTGVが乗り入れていたりはします。
もっとも、高速新線がないので、時間はかかっているみたいですが。
※ルクセンブルク国鉄では高速化工事を進めているそうで、今回の大規模運休も線路増強工事の一環とのことでした。
近い将来、ドイツやベルギーから高速列車が乗り入れる駅に変貌することがあるかもしれませんね。
ルクセンブルク駅です。
一国の首都駅にしては、やはり小ぶりですね。
駅構内には簡単なお土産屋さんと『OBERWEIS』が入店してました。オーベルワイズ、好きなんですよ~
逆方向から。
さて、観光のことは次記事に書くとして、夕方
名残惜しくも別れの時。ルクセンブルクを後にします。
Leave from Luxembourg (Last video of my "Benelux trip" in 2018)
先に書いておくと…
この旅で巡った様々な街、そのなかで
ルクセンブルク市はダントツの美しさ!と、独特な風景でした。時間かけても行く価値あり。
上の動画でも、トンネルを抜けると…
ふたたびトリールで増結し、コブレンツ駅に戻りました。
見てください、この編成
二階建+平屋のでこぼこ編成w
手前はCFL:ルクセンブルク国鉄で
奥は、ドイツの地域鉄道会社のようです。
つまり、どちらもドイツ鉄道の車両ではないw
そんなのがドイツとルクセンブルク唯一の国境列車を担っているのですから、不思議なもんですね。
(ドイツ鉄道がやる気ない、採算がとれない路線だから、というのもあるのかもしれませんが…)
もっとちゃんと撮っておけばよかったですが、撮りませんでした。
そのでこぼこっぷりは、下のyoutube動画でご確認ください。
RE 1 Deutsche Bahn Süwex und CFL Doppelstock gekoppelt von Koblenz nach Trier
…どこかあか抜けないルクセンブルク国鉄、大好きですw
★泊まったホテル
GHOTEL hotel & living Koblenz
GHOTEL hotel & living Koblenz
いわゆる、ビジネスホテルw
日本のホテルと比べても遜色ない、静粛性と快適性でした。
コブレンツの街自体もとても静かで落ち着いていて、治安もよさそうな感じ。
ただ、田舎町でありますので、観光地「ドイチュスエッグ」へ行かれる方、KDラインの遊覧船で来られる方
私のようにルクセンブルクに行かれる方以外は、素直にケルンやフランクフルトに泊まったほうが
少なくとも、おいしい食事には、ありつけます。
(あえて食事のことを書いたのは、徒歩圏内唯一?のドイツ料理店が、微妙だったから。。。)
サービスもよかったですが、味気ないというか…
これまで泊まってきたホテルに比べると、個性がないかな~
贅沢ですねw
★2018ベネルクスの旅 各記事へのリンク★
(序)準備編~ドイツまで
(1)ドイツからベネルクス入国まで
(2)リエージュの吊り掛け電車達と、オランダ国境の街
(3)ベルギーを大移動、屋根のない博物館へ
(4)芸術の駅へ
(5)芸術の街からオランダへ
(6)オランダは自由の国(いろんな意味で)
(7)風車の村
(8)フリッツァー事件
(9)アムステルダムで鉄道を見る
(10)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(散策編)
(11)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(鉄道博物館編)
(12)ドイツへ戻る。。。。
(13)コブレンツと、ルクセンブルク(前編:鉄道編)<本記事>
(14)ルクセンブルク(後編:観光編)
(15)帰国日に、事件発生
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