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■アムスはトラム天国
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アムステルダム中央駅、19時前の到着です。
前の記事に書いたように、第一印象は、とにかく『寒い!』
思えば、今回の旅でいちばん北に来ていました。日本だと、稚内とかと同じぐらいでしょうか。もっと北かな?
ホームを一通り見物して(うわさのコロッケ自販機でコロッケを買って)
改札を抜けて、市街地へ!
※アムステルダムのコロッケ自販機では、焼き立てコロッケが提供されてます、
というのは、自販機の裏に厨房があって、焼けたそばから補充していくからw
この詳細は後日の別記事で書きます。
コロッケ(オランダ語では『クロケット』とか『クロッケン』とかいいます、コロッケでも通じます)は
外カリッ、中じゅわっ、最高においしかった…
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おおお~、アムステルダムだ、本当に運河の街だ。
アムステルダムの『ダム』は日本語と意味が同じで、「せきとめる」とか「堤防」の意味だそうです。
「アムス川のダム」というのが由来、実際アムステルダムの街は、ほぼ干潟というか、水上にあるような雰囲気です。
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赤レンガの巨大なアムステルダム中央駅、日本の東京駅は、この駅を参考したとのこと。
そんな古いのかと思ったら、1889年の完成とのことで…(東京駅は1914年の完成とのことです)
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向かって右側の時計は、現在時刻を示しています。
左の針が、現在時刻を示していませんが、これは壊れているのではなく…w
風向きを表しているのだそうで。
※見ていたら、結構くるっくる回ってましたw
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正面から。
駅舎の正面は、川を挟んだ巨大な駅前広場になっていて、
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観光客や通勤客をかきわけて、トラムが走り回る!
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駅前は、東と西に二つのトラムターミナルがあり、ここを発着するトラムが次々駅前広場を通っていくのです。
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赤レンガをバックに。
動画で~(途中でカメラのシャッターを押したので、二分割されてしまいました)
アムステルダム中央駅の雰囲気
アムステルダム中央駅の雰囲気(2)
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次々でてきます、居て飽きない。
心配していた治安も、全く問題なさそうで、よかったです。というか、むしろ治安いいんじゃないか?雰囲気的に…
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時々現れる、この旧型?のトラムが、かわいいです。
旧型といいつつ、VVVFで低床で、しっかり主力なのがいいですね。
むかーし見たテレビで、この市電がでてまして、憧れていたのでした。
今LEDになっている、この巨大な行先表示も、幕でぐるぐる回してたと思います。
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新型がきて
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同時に発車したんですが、この先は単線。
合流の時どうするかな、と思ったら、手で合図、アナログw
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走り去っていきました。
よく見ると、側窓の配置が面白い。部分低床というやつでしょうか。
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もう一度アムステルダム中央駅。偉大ですね。
薄暗くなってきて、そろそろ警戒しなければならない時間であるにもかかわらず
ここで治安面の不安を感じることは、まったくありませんでした。
単純に慣れた、のもあるかもしれませんが…
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キリがないので、いったん宿に入ります。
★宿泊したホテル
A-Train Hotel
https://atrainhotel.nl/
駅前広場から川を挟んだ向かいにありますが、駅前広場が広すぎるので…徒歩5分といったところでしょうか。
といっても、人通りの多いところを歩きますし、『飾り窓』とは反対側になるので、
治安面はまったく問題なさそうでした。
どちらかというと高級ホテルがあるエリアに、ひっそり佇む小さいホテルといった感じ。
カウンターにはオーナーと思われるおじいさん、この方が“その道の方”でして…
フロントがどことなく、切符売り場を模したような雰囲気であったり
客車の座席のようなラウンジや、行先表示、世界各国の鉄道写真が飾ってあったりと
鉄道が、好きなんだな…という雰囲気が感じられました。
(内装はこんな感じ→https://atrainhotel.nl/pullman-lounge/)
また、息子さんと思われるおじさんも、とてもやさしい方で、なんと日本語堪能というサプライズ!
まさかの3日目にして、オランダで、日本語でチェックインするという、珍プレー
宿泊費は1.6万円…さすがに安くはないですし、部屋もやや狭い
キャンセル一切不可!ということで、予約も慎重にしなければならないですが
不満ではないです。サービスも良かったですし。
もっと鉄道の話をしたかったのですが、割と忙しそうだったので、翌朝に…と思っていたら
チェックアウトのときはアルバイトと思われるおばさんがカウンターに立っていて、残念。。
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↑部屋の壁にも鉄道の絵。エレベーターの中も鉄道の絵。何ならトイレには、客車のドア…と、至れり尽くせり(何が?w
■夜のダム広場へ
いったんチェックインしましたが、まだ薄明るいですし
先ほどの駅前の雰囲気も、悪くなかったので
8時前ではありますが、歩いて観光名所のダム広場を目指しました。
駅から15分ぐらいの距離でしょうか。
通る道さえ間違えなければ、たぶん大丈夫でしょう。。
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さすがに薄暗くなりましたが、相変わらず不安なことはないです。
ただ、くさいですね、アムステルダム…
とくに『COFFE SHOP』がある路地などは、シンナーなのかなんなのか
甘ったるいにおいやら、鼻をつくにおいやら、様々なにおいが満ちていました…
※ガイドブックなどにも書かれているのですが、アムステルダムで『COFFE SHOP』は要注意です。
『Cafe』は日本と同じ、コーヒーやお茶を楽しめるお店ですが、『COFFE SHOP』はマリファナなどを吸うお店なのだそうで…
そんなのがメインストリートのちょっと裏などに、堂々とあったりしますから、驚きなのですが
そーんなに悪そうな人が出入りしている雰囲気は、なかったですね。
もっとも、道端で奇声を発しながら頭を振っているOL風お姉さんや、目が座って空を見ているおじさんなんかは見かけましたが
てくてく歩いて、ダム広場に到着です。人がとても多くて、にぎやか!
ダム広場の雰囲気
※動画中に録音されていますが、ベルギーやオランダの歩行者信号機は、リズムを刻んでいて面白いです
赤のときは、カチ、カチ、カチと時計の針のような音でカウントダウンをして
青の時はテテテテテテテテテ…と連打音を発します。
※また、かなりの数の信号が、押しボタン式でした。これも日本とは異なりますね。
そして、押しボタンは指でおすのではなく、こぶしで叩くのが『流儀』だとお見受けしましたw
夜8時過ぎですが、トラムは相変わらず、ばんばん走り抜けます。
ダム広場を往くトラム①
ダム広場を往くトラム②
ダム広場を往くトラム③
みてわかるとおり、とにかく人が多いのです。これまで旅してきた中で、たぶん一番にぎやか。
そんなダム広場ですが、ぐるっとトラムの線路がループ状に敷かれています。
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もうここを通る系統の運行は終わったのか?まったく電車が走る気配はありませんでした。
王宮をぐるっと回る、面白い構造なのです。
走る電車も見てみたかったですね~。
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広場には巨大なデパート
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デパートの隣は…なんだ?
普通のオフィスかもしれませんが、重厚で歴史あるデザイン
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こんなところのH&Mでお買い物してみたいものですなー
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ダム広場の隣の道もトラムが走ります。
したがって、さきほどのダム広場をぐるっと回る線路は、二つのとおりを連絡する役割も担っているのですね。
あれもデパートかな。
見てのとおり、9時前になって、かなり薄暗く、肌寒くなってきましたので
観光はおわりにして、晩飯を食べがてら、ホテルに戻りますが…
まったく、治安の面で、問題は感じませんでした。なんじゃい
むしろベルギーの、どの都市よりも平和じゃないか?と
ここだけ見た感想ですけどね。
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美しいところでしたよ、アムステルダム。
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ごみ収集車にあおられるトラムw
※思ったのですが、ガイドブックなどで盛んに、アムスは治安が悪い、軽犯罪が多い…と書かれているのは
日本だと「新宿の治安は、悪い」とか「東京の治安は、悪い」とかいうのと
同じじゃないですかね。
つまるところ、人が集まるところでは、犯罪も起こる。
そしてアムステルダム中央駅の場合、はじめてオランダに来た日本人が、まず降り立つところです。
となると、不慣れな日本人が、鞄から目を離したり、財布をポケットに入れていたり、紙袋広げて歩いてたり…
そら、狙われますよね。私がスリの立場なら、たぶん目を付けます(犯罪を奨励しているわけではないので、くれぐれも…)
そうして、被害に遭う方が、多いのではないでしょうか。
同じことが、フランクフルトや、ブリュッセルにも言えると思います。
今回歩いた感覚として、きちんと対策して、それなりの心構えをもっていれば
そんなに治安の悪いところでもないんじゃないかな、と。
そう思いながら、薄暮の大都会を、てくてく歩いた次第でありました。
“敵”は意外なところに潜んでいたのですが・・・
(意味深な余白)
■フリッツァー事件
※フリッツとは、ベルギー人やオランダ人の大好きな、フライドポテトのことです。
何を隠そう、フライドポテトは、ベルギー発祥の伝統料理なのだそうです。
おなかがすいたので、通り沿いのファストフード店へ。
店員『which size? you looks so hungry(にやにや)』
わし『yes, I'm hungry so... 』
近くの黒人『hungry? Large size recommend(的なこと)』
わし『OK! Large size with spicy sauce please!』
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近くの黒人&店員『You are challenger(爆笑wwwww)』
どうしてこうなったw
8ユーロかそこらだったので、ボられてはいません、むしろ安すぎるぐらいなんですが…
私、手がでかいので、あまり大きさをかんじないかもしれませんが…メガホンぐらいありますよ、これ
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わわわ…笑
これでも歩きながら、結構たべてきたんですが。。。
(気前がよかったのか、売れ残りをつっこまれたのか、最初はソースの上にもポテトが山盛りでした)
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ハイネケンよりでかいw
これ寝かせるために、3分の1ぐらい食べたんです、そうしないと置くこともできないので。
フロントのおじさんも爆笑w
ミスター・フリッツァーの称号をいただきましたw
これを、『からんだフリッツァー事件』と命名します。。。笑
おいしくいただきました。
三日目、完!
★2018ベネルクスの旅 各記事へのリンク★
(序)準備編~ドイツまで
(1)ドイツからベネルクス入国まで
(2)リエージュの吊り掛け電車達と、オランダ国境の街
(3)ベルギーを大移動、屋根のない博物館へ
(4)芸術の駅へ
(5)芸術の街からオランダへ
(6)オランダは自由の国(いろんな意味で)
(7)風車の村
(8)フリッツァー事件<本記事>
(9)アムステルダムで鉄道を見る
(10)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(散策編)
(11)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(鉄道博物館編)
(12)ドイツへ戻る。。。。
(13)コブレンツと、ルクセンブルク(前編:鉄道編)
(14)ルクセンブルク(後編:観光編)
(15)帰国日に、事件発生
■アムスはトラム天国
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アムステルダム中央駅、19時前の到着です。
前の記事に書いたように、第一印象は、とにかく『寒い!』
思えば、今回の旅でいちばん北に来ていました。日本だと、稚内とかと同じぐらいでしょうか。もっと北かな?
ホームを一通り見物して(うわさのコロッケ自販機でコロッケを買って)
改札を抜けて、市街地へ!
※アムステルダムのコロッケ自販機では、焼き立てコロッケが提供されてます、
というのは、自販機の裏に厨房があって、焼けたそばから補充していくからw
この詳細は後日の別記事で書きます。
コロッケ(オランダ語では『クロケット』とか『クロッケン』とかいいます、コロッケでも通じます)は
外カリッ、中じゅわっ、最高においしかった…
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おおお~、アムステルダムだ、本当に運河の街だ。
アムステルダムの『ダム』は日本語と意味が同じで、「せきとめる」とか「堤防」の意味だそうです。
「アムス川のダム」というのが由来、実際アムステルダムの街は、ほぼ干潟というか、水上にあるような雰囲気です。
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赤レンガの巨大なアムステルダム中央駅、日本の東京駅は、この駅を参考したとのこと。
そんな古いのかと思ったら、1889年の完成とのことで…(東京駅は1914年の完成とのことです)
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向かって右側の時計は、現在時刻を示しています。
左の針が、現在時刻を示していませんが、これは壊れているのではなく…w
風向きを表しているのだそうで。
※見ていたら、結構くるっくる回ってましたw
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正面から。
駅舎の正面は、川を挟んだ巨大な駅前広場になっていて、
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観光客や通勤客をかきわけて、トラムが走り回る!
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駅前は、東と西に二つのトラムターミナルがあり、ここを発着するトラムが次々駅前広場を通っていくのです。
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赤レンガをバックに。
動画で~(途中でカメラのシャッターを押したので、二分割されてしまいました)
アムステルダム中央駅の雰囲気
アムステルダム中央駅の雰囲気(2)
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次々でてきます、居て飽きない。
心配していた治安も、全く問題なさそうで、よかったです。というか、むしろ治安いいんじゃないか?雰囲気的に…
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時々現れる、この旧型?のトラムが、かわいいです。
旧型といいつつ、VVVFで低床で、しっかり主力なのがいいですね。
むかーし見たテレビで、この市電がでてまして、憧れていたのでした。
今LEDになっている、この巨大な行先表示も、幕でぐるぐる回してたと思います。
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新型がきて
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同時に発車したんですが、この先は単線。
合流の時どうするかな、と思ったら、手で合図、アナログw
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走り去っていきました。
よく見ると、側窓の配置が面白い。部分低床というやつでしょうか。
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もう一度アムステルダム中央駅。偉大ですね。
薄暗くなってきて、そろそろ警戒しなければならない時間であるにもかかわらず
ここで治安面の不安を感じることは、まったくありませんでした。
単純に慣れた、のもあるかもしれませんが…
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キリがないので、いったん宿に入ります。
★宿泊したホテル
A-Train Hotel
https://atrainhotel.nl/
駅前広場から川を挟んだ向かいにありますが、駅前広場が広すぎるので…徒歩5分といったところでしょうか。
といっても、人通りの多いところを歩きますし、『飾り窓』とは反対側になるので、
治安面はまったく問題なさそうでした。
どちらかというと高級ホテルがあるエリアに、ひっそり佇む小さいホテルといった感じ。
カウンターにはオーナーと思われるおじいさん、この方が“その道の方”でして…
フロントがどことなく、切符売り場を模したような雰囲気であったり
客車の座席のようなラウンジや、行先表示、世界各国の鉄道写真が飾ってあったりと
鉄道が、好きなんだな…という雰囲気が感じられました。
(内装はこんな感じ→https://atrainhotel.nl/pullman-lounge/)
また、息子さんと思われるおじさんも、とてもやさしい方で、なんと日本語堪能というサプライズ!
まさかの3日目にして、オランダで、日本語でチェックインするという、珍プレー
宿泊費は1.6万円…さすがに安くはないですし、部屋もやや狭い
キャンセル一切不可!ということで、予約も慎重にしなければならないですが
不満ではないです。サービスも良かったですし。
もっと鉄道の話をしたかったのですが、割と忙しそうだったので、翌朝に…と思っていたら
チェックアウトのときはアルバイトと思われるおばさんがカウンターに立っていて、残念。。
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↑部屋の壁にも鉄道の絵。エレベーターの中も鉄道の絵。何ならトイレには、客車のドア…と、至れり尽くせり(何が?w
■夜のダム広場へ
いったんチェックインしましたが、まだ薄明るいですし
先ほどの駅前の雰囲気も、悪くなかったので
8時前ではありますが、歩いて観光名所のダム広場を目指しました。
駅から15分ぐらいの距離でしょうか。
通る道さえ間違えなければ、たぶん大丈夫でしょう。。
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さすがに薄暗くなりましたが、相変わらず不安なことはないです。
ただ、くさいですね、アムステルダム…
とくに『COFFE SHOP』がある路地などは、シンナーなのかなんなのか
甘ったるいにおいやら、鼻をつくにおいやら、様々なにおいが満ちていました…
※ガイドブックなどにも書かれているのですが、アムステルダムで『COFFE SHOP』は要注意です。
『Cafe』は日本と同じ、コーヒーやお茶を楽しめるお店ですが、『COFFE SHOP』はマリファナなどを吸うお店なのだそうで…
そんなのがメインストリートのちょっと裏などに、堂々とあったりしますから、驚きなのですが
そーんなに悪そうな人が出入りしている雰囲気は、なかったですね。
もっとも、道端で奇声を発しながら頭を振っているOL風お姉さんや、目が座って空を見ているおじさんなんかは見かけましたが
てくてく歩いて、ダム広場に到着です。人がとても多くて、にぎやか!
ダム広場の雰囲気
※動画中に録音されていますが、ベルギーやオランダの歩行者信号機は、リズムを刻んでいて面白いです
赤のときは、カチ、カチ、カチと時計の針のような音でカウントダウンをして
青の時はテテテテテテテテテ…と連打音を発します。
※また、かなりの数の信号が、押しボタン式でした。これも日本とは異なりますね。
そして、押しボタンは指でおすのではなく、こぶしで叩くのが『流儀』だとお見受けしましたw
夜8時過ぎですが、トラムは相変わらず、ばんばん走り抜けます。
ダム広場を往くトラム①
ダム広場を往くトラム②
ダム広場を往くトラム③
みてわかるとおり、とにかく人が多いのです。これまで旅してきた中で、たぶん一番にぎやか。
そんなダム広場ですが、ぐるっとトラムの線路がループ状に敷かれています。
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もうここを通る系統の運行は終わったのか?まったく電車が走る気配はありませんでした。
王宮をぐるっと回る、面白い構造なのです。
走る電車も見てみたかったですね~。
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広場には巨大なデパート
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デパートの隣は…なんだ?
普通のオフィスかもしれませんが、重厚で歴史あるデザイン
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こんなところのH&Mでお買い物してみたいものですなー
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ダム広場の隣の道もトラムが走ります。
したがって、さきほどのダム広場をぐるっと回る線路は、二つのとおりを連絡する役割も担っているのですね。
あれもデパートかな。
見てのとおり、9時前になって、かなり薄暗く、肌寒くなってきましたので
観光はおわりにして、晩飯を食べがてら、ホテルに戻りますが…
まったく、治安の面で、問題は感じませんでした。なんじゃい
むしろベルギーの、どの都市よりも平和じゃないか?と
ここだけ見た感想ですけどね。
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美しいところでしたよ、アムステルダム。
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ごみ収集車にあおられるトラムw
※思ったのですが、ガイドブックなどで盛んに、アムスは治安が悪い、軽犯罪が多い…と書かれているのは
日本だと「新宿の治安は、悪い」とか「東京の治安は、悪い」とかいうのと
同じじゃないですかね。
つまるところ、人が集まるところでは、犯罪も起こる。
そしてアムステルダム中央駅の場合、はじめてオランダに来た日本人が、まず降り立つところです。
となると、不慣れな日本人が、鞄から目を離したり、財布をポケットに入れていたり、紙袋広げて歩いてたり…
そら、狙われますよね。私がスリの立場なら、たぶん目を付けます(犯罪を奨励しているわけではないので、くれぐれも…)
そうして、被害に遭う方が、多いのではないでしょうか。
同じことが、フランクフルトや、ブリュッセルにも言えると思います。
今回歩いた感覚として、きちんと対策して、それなりの心構えをもっていれば
そんなに治安の悪いところでもないんじゃないかな、と。
そう思いながら、薄暮の大都会を、てくてく歩いた次第でありました。
“敵”は意外なところに潜んでいたのですが・・・
(意味深な余白)
■フリッツァー事件
※フリッツとは、ベルギー人やオランダ人の大好きな、フライドポテトのことです。
何を隠そう、フライドポテトは、ベルギー発祥の伝統料理なのだそうです。
おなかがすいたので、通り沿いのファストフード店へ。
店員『which size? you looks so hungry(にやにや)』
わし『yes, I'm hungry so... 』
近くの黒人『hungry? Large size recommend(的なこと)』
わし『OK! Large size with spicy sauce please!』
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近くの黒人&店員『You are challenger(爆笑wwwww)』
どうしてこうなったw
8ユーロかそこらだったので、ボられてはいません、むしろ安すぎるぐらいなんですが…
私、手がでかいので、あまり大きさをかんじないかもしれませんが…メガホンぐらいありますよ、これ
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わわわ…笑
これでも歩きながら、結構たべてきたんですが。。。
(気前がよかったのか、売れ残りをつっこまれたのか、最初はソースの上にもポテトが山盛りでした)
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ハイネケンよりでかいw
これ寝かせるために、3分の1ぐらい食べたんです、そうしないと置くこともできないので。
フロントのおじさんも爆笑w
ミスター・フリッツァーの称号をいただきましたw
これを、『からんだフリッツァー事件』と命名します。。。笑
おいしくいただきました。
三日目、完!
★2018ベネルクスの旅 各記事へのリンク★
(序)準備編~ドイツまで
(1)ドイツからベネルクス入国まで
(2)リエージュの吊り掛け電車達と、オランダ国境の街
(3)ベルギーを大移動、屋根のない博物館へ
(4)芸術の駅へ
(5)芸術の街からオランダへ
(6)オランダは自由の国(いろんな意味で)
(7)風車の村
(8)フリッツァー事件<本記事>
(9)アムステルダムで鉄道を見る
(10)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(散策編)
(11)ユトレヒトで、もっと鉄道を見る(鉄道博物館編)
(12)ドイツへ戻る。。。。
(13)コブレンツと、ルクセンブルク(前編:鉄道編)
(14)ルクセンブルク(後編:観光編)
(15)帰国日に、事件発生
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