6月6日(水) のち
しっかりとした雨だが、大降りでもない。良い雨だった。
除草機を引っ張るには、こんな日は良いと、合羽を着て田んぼに入る。しかし、一回目の除草の後、8日も経ってしまっていた。発芽した草の生育は早く、もうしっかりと育ってしまっている。効果のほどは、期待できないと思う。いくらかは、草の密度を減らせるぐらいのものだろう。しかし、二回目の除草のまねごと位はやっておこうと、重い足を引きずるように、田んぼの中を歩く。
やはり、田んぼの中を、歩くと云うような作業で除草というのは、無理だ。しんどいから、ついつい後回しにしてしまう。それで、せっかくやっても、もう遅過ぎると云うタイミングになってしまう。これが、機械の運転と云うことで出来るなら、時間も短く、身体もきつくなくできる。そういうやり方にしてゆかなくては、駄目だと思う。いくら、安全な食べ物といっても、環境破壊にもならない農業といっても、普通の農業と比べ、極端に身体を使うような、しんどいようなやり方では、無理がある。慣行農業と比べて、二、三割少ないぐらいの収量を上げて、労働時間や、労働強度はそれほど変わらない、そのようなやり方、技術を作りださない限り、無農薬栽培、有機栽培は、広がって行かないだろう。
今年も草にびっしりと覆われ、二、三割の収量にしかならないだろう、秋を想像しながら、重いチェーンを引っ張り歩いた。